団塊の世代が今年で定年延長の65歳を迎えることで、「シニア向け商戦」が活発化しているようです。
本格的な「高齢化社会」を迎え、いろいろな業種で消費動向がどんなふうに動くのか興味があります。
かく云う私も、団塊世代のど真ん中ですが、幸いなのか不幸なのかわかりませんが、
まだまだ仕事に追いかけまわされなくてはならない立場です。
身のまわりの同級生や仲間は本当にいろいろです。
大企業の退職者や公務員は悠々自適でも、
一般企業の退職者のほうが圧倒的に多いわけですから悲喜こもごもといったところです。
まだ仕事ができる能力があっても、放り出されてしまうという感じの人もいます。
朝、起きて、ワイシャツを着てネクタイを閉めようとしてハッとして気が付くとか、
大企業で活躍していた仲間が社会へでて仕事が無くて、「死に場所を探しているような人生・・・・」なんて言われると、ドキッとしてしまう事もありました。
開業医や弁護士などの個人事業者は、定年がありませんから、今までと変わらずですが、
時代の流れの中で、今後も変わりなく働くことになりそうです。(本人はリタイアしたくとも・)
医者は高齢者医療費負担の影響で患者減、弁護士も人数が増えて今までとは違うようです。
私の友人の弁護士なども立場上、若手の「イソ弁(居候・いそうろう)」を何人も抱えて苦労しています。
考えてみると、経済的な余裕があっても、問題は『生きがい』だと思いますね。
時代の変化は、今年あたりからいろいろ面で顕著となってくる気配です。
産業構造自体が変化しており、
パナソニック、ソニー、シャープ、NECなど、これまで日本をリードしてきた超大手優良企業の決算報告などのニュース報道を見て、驚いているのは私だけではないはずです。
地方には、一万人以下の市町村がたくさんありますが、
一万人のリストラなんて、家族を入れたら4万人程度の一つの町が全員失業者になるというようなことなのでしょう。
恐ろしい事態です。
退職金が出て、その使い道がどうなるのか・?
豊かな、老後の人生が送れる人と、仕事を探して頑張らなくてはならない人と人生いろいろです。
私のように、仕事をしなくてはならない人もたくさんいるわけですが、なすべき仕事があるだけありがたいと思います。
「高齢化」でヒトの大移動が始まるということも予想されているようです。
私の老後はまだ先になりそうですから、
第二の人生は「各駅停車で・」、なんて悠々自適の人生が送れるように頑張りましょう。
旅行会社などでは、退職した団塊の世代が豪華客船で行く海外クルーズなんて、今の私にとっては夢のような販売企画を立てているようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120205-00000066-san-bus_all
石油業界ビジネスにはどのような影響を及ぼすことになるのでしょうか・・
色々と気になるニュースです。