ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

仕入の「パイプの太さ」が問われます。

2012年02月22日 16時20分07秒 | Weblog

いくらか寒さも和らぎ道路の雪が消えてきました。
春遠からじ・・・、といった陽気の軽井沢です。

暑さ寒さも彼岸まで・ ボチボチ春が来ますね、

最近新しくしたパソコンは、テレビも映りますので、画面をシャットダウンして
仕事をしながら衆議院予算委員会を聞きながら仕事をしています。

例年、今頃になると灯油市況は「投げ物」が出て崩てくれるものですが、
本年は、元売り在庫も減少しており、玉がタイトな現象が発生しています。
このようなシーズンは、スポット手当を中心に依存する販売業者にとって不利な環境が発生します。

この辺が、ガソリンと灯油の違うところです。
仕入に関する「パイプの太さ」が明暗を分けてきます。

仕入先との通常の付き合い方が明暗を分けるということになります。

昔の灯油ビジネスのプロは、
いつでも饅頭の皮だけ食べさせられて、中身の薄い商売を強いられている供給先と
たまには、
「饅頭を二つに割って食べるような気配りが必要だ。」なんて言ってました。

シーズン最後には、ともに利益を出して、「また来年もよろしく。」といったところでしょうか。
今年は、シーズン終盤にきてさらなる値上げですから例年とは動きが違うようですね。

それにしても、
今年の灯油ビジネスは、配送コストに対する消費者の認識の高まりもあり久し振りに活況を呈しました。

今後、原発の停止により灯油に対する注目度は高まるはずです。
受注から、配送業務の省力化による販売システムの強化と「仕入のパイプ強化」が今後の課題となりそうです。