今年も、灯油ビジネスのシーズンがスタートです。
今年は、暖冬の予報もありますから、販売数量についての懸念がありそうです。
適正な値取りをして安定収益を確保することがポイントとなります。
ここ数年、配送コストに関する消費者の認知度の高まりもあり
安定してきた配送灯油ビジネスですから、店頭現金売りとは一線を画したスタンスで行くことがポイントです。
どうも、是までのＳＳ業界は店頭販売に固執してきた販売業者が多いため、
ホームセンターなどの異業種の販売価格を意識し過ぎていたという課題があるわけですが、
ここ数年、圧倒的に配送灯油の需要が増えており、異業種による低価格を気にする必要はないと思います。
圧倒的に、配送体制を構築し消費者ニーズに対応できる業者が優位な環境が整ったといえます。
ここしばらく、全国各地の灯油配送センターなどを巡回してわかったことですが、
消費者は価格よりも安定した供給体制を求めていると云う事。
同時に、配送センターで成功しているケースはそのこと（消費者による安定供給に対する安心感）に対して
大きな自信を持つようなってきたと云う事だと思います。
特に、ＳＳの次世代ビジネスの突破口となる通年の「宅配ビジネス」の展開の模索が注目されます。
企業特性や地域性を鑑みた多様な取り組みがスタートしておりますので、
ＳＳ業界が時代の変化に本格的に対応をスタートさせています。
これから始まる、ＳＳ業界における新たな業態開発の情報については、
別稿にてご紹介させていただくことになる予定ですが、
現状では、「守秘契約」もありますから、システム開発も含めて非公開となっています。
ＳＳ業界の未来を拓く、新たな業態開発に関しては
私もＳＳ業界の皆様と、より具体的な形で取り組んでいく所存です。
業界人であれば、誰でも、話題にしたり、セミナーなどで御高説を述べていらっしゃる方もいるわけですが、
我々は、実際に現場で具現化しながら検証を繰り返しながら、ビジネスモデルを構築していくといった手法で取り組んでまいります。
言葉の上だけでなく、机上の論理だけでなく、
実務検証とシステムとしての具現化、さらに構築が中心となりますから大変です。
今年が、スタートです。
御期待ください！！