この時期になりますと、朝晩は氷点下ですからゴルフは群馬へ出かけます。
群馬と云ってもクルマで高速を使い30分ほどのゴルフ場ですから近いものです。
たった30分の距離なのに、群馬は紅葉の真っ盛り。
軽井沢では家の周りの樹々の葉はほとんど落葉しており、すでに冬景色。
海抜高低差約700メートルを車で一気に降りていくわけです。
夏も冬も遊ぶことには事欠かない軽井沢です。
友人などは、「軽井沢は寒くて大変だろう。」と云いますが
永年住んでいると、冬の凛とした冷気が好きになります。
自分が最初に軽井沢に別荘を建てたのは、若干20歳代後半の頃でした。
隣の町に自宅があるのに、なぜ隣町の軽井沢に住むのとよく聞かれましたが、
田舎の地元に住んでいると、色々と騒がしくて軽井沢の森の中に一人で住んでいました。
休みの日には昼間はゴルフ、夕方からゲレンデに出てナイタースキー、
平日も、仕事が済んだら夜にはプリンスホテルのゲレンデでスキー
一年中、本当に仕事もゴルフも一生懸命遊びまくっていましたが、
バブル崩壊で、一転地にまみれた人生。
その後いろいろありまして、今日があるわけです。
振り返れば、人生のほとんどを軽井沢で過ごしてきたわけです。
ですから、別荘の住民とは異なる郷土愛みたいな意識もありますね。
あの頃、真冬の軽井沢の山の中に一人で住んで、
趣味でいじっていたパソコンから今日の生業が派生したわけです。
夜になると、万平ホテルのクラシックバーへ出かけては賄い飯を食べながら
楽しく過ごしていました名物バーテンダーとは40年以上の付き合いとなって
今でも、ほぼ毎週ゴルフに出かけています。
彼も今では退職して自分で洒落たバーを開業。
何人も座れない小さなバーなので、夏の繁忙期は座れません。
これから冬が来たら、またまた店に出かけて昔を懐かしみながら時を過ごします。
その昔、ジョンレノンが愛した万平ホテルのバーテンダー
彼がつくる、ジョンレノン直伝のジンジャエールは素晴らしい。
毎週のゴルフを楽しみながら、酌み交わすバーボンの味。
店の名前は、『バー 小澤』、軽井沢の駅の近くの小さな洒落たバー
今年も、軽井沢の冬のシーズンが始まりました。