軽井沢へ会社を移転しましたら、
よく「涼しくてうらやましいですね・」と言われますが、
現実は、「計画停電」時の体験と対策、予算面、業務の特殊性などが要因となっています。
移転の理由としては
仕事柄、ユーザー様のデータなどをお預かりする事も多いわけですし、
何より、「停電」や災害によるサーバー保守が大きな課題となったからです。
そして、我々のビジネスは
店舗設備、製造設備、貯蔵設備なども不要ですから、
通信環境が整備されたところであれば、どこでも仕事ができるという特性もあるわけです。
市街地の真ん中ですと、事務所の家賃も高いですね、
今回の移転で家賃、駐車場などの事務所経費は30%ほど軽減化する事が出来ました。
これまでは、周りが、住宅地でしたので、
緊急用の「発電機」のエンジン音も大きくて近隣の皆さんに頭を下げて回りました。
今回から、3時間程度対応できるUPS(無停電装置)を用意して緊急対応をはかっています。
近くに、新人のスタッフが住居を用意したので、これで対応は何とか一安心。
以前の高崎市内の事務所の場所を探す時には、
通信環境も今ほど整備されていなかったので、リモートメンテナンスのために
「光ファイバー」の速度の速いところを苦労して探して決めたわけですが、
ここ数年で、通信環境もだいぶ整備されましたね。
軽井沢は光の敷設が遅れていましたが、
現在の場所は事前に速度を確認して決めました。この辺は専門家がいるので助かります。
むしろ、今迄よりもレスポンスが上がったように感じられます。
ここ数年、我々はサーバー不要の「クラウド化」に取り組んできました。
ようやく、開発作業も完了しましたので、
タイミング的にも実務稼働を開始するには最適な時期であったと感じています。
その為、今度の事務所には、
自社業務管理と受信メール用のサーバー、自社で開発し運用している営業管理のためのグループウェア用の一般的なサーバーが2台あるだけです。
グループウェアは、そのほか出張先でスケジュール管理用に使用するため、一般的なASPの「サイボウズ」なども運用中。
それ以外の重要なデータは外部データセンターや別の場所でも管理できるようになりました。
この事により、データセキュリティの見地からも強化がはかれたと思いますし、
機材などの費用負担も軽減されたことになります。
引っ越し作業は、全員で協力してコストを掛けないように頑張りました。
まさに、「シンプル、イズ、ベスト」といったところです。
ところで、
全てが改善されたかというと、そんなうまいわけにもいきません。
当然、付随する問題もあるわけです。
通勤時間、高速道路代金、ガソリン代などの問題です。
毎日、4名の人間が車で通勤していますが、
まず、通勤時間は、現状、車で高崎から約65㌔を通勤する私の条件が最も悪くなっています。
それ以外のスタッフについて、SA君は自宅が県境にちかく車で20分ほども短縮、
後の2名は自宅がインターに近いため、ほとんど変わらず。といったところです。
しかし、朝、高崎市の郊外から中心部に入る交通渋滞から解放された事で、通勤ストレスが無くなったとの事です。
高速料金は、片道で600円(通勤割引)です。
それに私の通勤用のガソリン代が増加する事になりそうです。
しかし、これまで掛っていたスタッフ全員の「駐車場代金(15000円/月)」は不要となりました。
KA君は、最近プリウスに乗り換えましたので、少しは燃料代も軽減されそうです。
申し遅れましたが、
私の家内も会社を手伝っていますので、今迄よりも起床時間が一時間以上も早まり、
朝食の準備が大変ですし、家事の時間がないと嘆いています、
確かに、家内が最大の被害者となっているような気もします。
あとは、私が現地に住まいを移転すれば、
通勤時間短縮、ガソリン代の削減、高速道路料金などのコストが下がり、
執筆活動や業務処理もスピードアップされ、家内も快適な生活となるはずです。
古い友人などの協力もあり、家賃も安く、
仕事に適したオフィスをすぐに用意出来た事は、我々にとって本当にラッキーでした。
==================================
差し引きすると、
結果としては、涼しく、快適に仕事ができるようになりましたので、
スタッフの全員の見解では、マイナス要因はないようです。
私も、同感です。
ベンチャービジネス、ド真ん中
「貧乏会社」の大震災からの移転大作戦。
経営者の苦労の現実が
来週の『ガイアの夜明け』で放映されることになりました。
よく「涼しくてうらやましいですね・」と言われますが、
現実は、「計画停電」時の体験と対策、予算面、業務の特殊性などが要因となっています。
移転の理由としては
仕事柄、ユーザー様のデータなどをお預かりする事も多いわけですし、
何より、「停電」や災害によるサーバー保守が大きな課題となったからです。
そして、我々のビジネスは
店舗設備、製造設備、貯蔵設備なども不要ですから、
通信環境が整備されたところであれば、どこでも仕事ができるという特性もあるわけです。
市街地の真ん中ですと、事務所の家賃も高いですね、
今回の移転で家賃、駐車場などの事務所経費は30%ほど軽減化する事が出来ました。
これまでは、周りが、住宅地でしたので、
緊急用の「発電機」のエンジン音も大きくて近隣の皆さんに頭を下げて回りました。
今回から、3時間程度対応できるUPS(無停電装置)を用意して緊急対応をはかっています。
近くに、新人のスタッフが住居を用意したので、これで対応は何とか一安心。
以前の高崎市内の事務所の場所を探す時には、
通信環境も今ほど整備されていなかったので、リモートメンテナンスのために
「光ファイバー」の速度の速いところを苦労して探して決めたわけですが、
ここ数年で、通信環境もだいぶ整備されましたね。
軽井沢は光の敷設が遅れていましたが、
現在の場所は事前に速度を確認して決めました。この辺は専門家がいるので助かります。
むしろ、今迄よりもレスポンスが上がったように感じられます。
ここ数年、我々はサーバー不要の「クラウド化」に取り組んできました。
ようやく、開発作業も完了しましたので、
タイミング的にも実務稼働を開始するには最適な時期であったと感じています。
その為、今度の事務所には、
自社業務管理と受信メール用のサーバー、自社で開発し運用している営業管理のためのグループウェア用の一般的なサーバーが2台あるだけです。
グループウェアは、そのほか出張先でスケジュール管理用に使用するため、一般的なASPの「サイボウズ」なども運用中。
それ以外の重要なデータは外部データセンターや別の場所でも管理できるようになりました。
この事により、データセキュリティの見地からも強化がはかれたと思いますし、
機材などの費用負担も軽減されたことになります。
引っ越し作業は、全員で協力してコストを掛けないように頑張りました。
まさに、「シンプル、イズ、ベスト」といったところです。
ところで、
全てが改善されたかというと、そんなうまいわけにもいきません。
当然、付随する問題もあるわけです。
通勤時間、高速道路代金、ガソリン代などの問題です。
毎日、4名の人間が車で通勤していますが、
まず、通勤時間は、現状、車で高崎から約65㌔を通勤する私の条件が最も悪くなっています。
それ以外のスタッフについて、SA君は自宅が県境にちかく車で20分ほども短縮、
後の2名は自宅がインターに近いため、ほとんど変わらず。といったところです。
しかし、朝、高崎市の郊外から中心部に入る交通渋滞から解放された事で、通勤ストレスが無くなったとの事です。
高速料金は、片道で600円(通勤割引)です。
それに私の通勤用のガソリン代が増加する事になりそうです。
しかし、これまで掛っていたスタッフ全員の「駐車場代金(15000円/月)」は不要となりました。
KA君は、最近プリウスに乗り換えましたので、少しは燃料代も軽減されそうです。
申し遅れましたが、
私の家内も会社を手伝っていますので、今迄よりも起床時間が一時間以上も早まり、
朝食の準備が大変ですし、家事の時間がないと嘆いています、
確かに、家内が最大の被害者となっているような気もします。
あとは、私が現地に住まいを移転すれば、
通勤時間短縮、ガソリン代の削減、高速道路料金などのコストが下がり、
執筆活動や業務処理もスピードアップされ、家内も快適な生活となるはずです。
古い友人などの協力もあり、家賃も安く、
仕事に適したオフィスをすぐに用意出来た事は、我々にとって本当にラッキーでした。
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差し引きすると、
結果としては、涼しく、快適に仕事ができるようになりましたので、
スタッフの全員の見解では、マイナス要因はないようです。
私も、同感です。
ベンチャービジネス、ド真ん中
「貧乏会社」の大震災からの移転大作戦。
経営者の苦労の現実が
来週の『ガイアの夜明け』で放映されることになりました。
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