青森県には、津軽平野、下北半島、そして、今回の災害で被災した八戸市周辺まで、
当社の灯油配送管理システム「雪ん子」の使用ユーザー様がたくさんいらっしゃいます。
当社の、ベテランSEスタッフである、A君とS君は、
今回、被災地でもある八戸市の石油販売業者の皆さんの配送協業化システム構築のため、
現地へ長期出張しておりましたが、
ようやく、無事に構築作業を終了させ、先週末、現地より帰還致しました。
現地企業の皆さんは、災害発生以前から、
ASP、クラウド、などによるデータ保守に関心を持っていらっしゃいましたが、
今回の災害により、さらにその必要性と効果を感じられたようです。
我々にとっては、
まだまだ、岩手、宮城などの三陸地方からの構築要請や、
原発事故で苦しむ、福島県の有力企業から今年の冬の消費者に向けての石油製品の供給体制に関する課題解決手法の模索検討など、
今回の災害発生から派生した課題に対する対応作業も残っており、
私とスタッフのハードな業務スケジュールは今後も続きそうです。
今回の災害で、人々のライフラインを支える、
石油製品の「受注、配送システム」に関する注目度も高まっているように感じられます。
特に、携帯電話からのメール受注システムについは、
災害発生時にも有効であったという意見が多いため、
『雪ん子』の携帯電話によるWEB受注システムをさらに強化するための開発作業が続いています。
今回の災害発生時には、被災地だけでなく、
関東甲信越地方における石油製品の流通までが混乱した事はご承知の通りですが、
ガソリンスタンドに列をなした車だけでなく、
まだ、雪も降っていた季節でしたから、
停電によりホームエネルギーの中核となるべき「灯油」の注文も殺到しており、
配送不能に陥った地域がたくさんありました。
全国的な展開をはかる有力広域ディラーなどでも、
「雪ん子」を駆使して「灯油受注・配送管理体制」を構築し稼働させているわけですが、
各地で、携帯電話からのWEB受注データが殺到し、配送体制が需要に応じられなくなり、
当社が管理する「WEB受注」を停止してほしいという要請がくるような事態まで発生していたという現実がありました。
灯油のWEB受注データは、
万全を期して別に設置した某所データセンターのサーバーで受信していたわけですが、
現地から届く、テレビの映像では、
「ガソリンがない、灯油が届かない」という被災者の声、
そして、消費者から殺到している「灯油注文データ」を参照すると、まるで悲鳴のようにも感じられました。
物理的に配送が不能な状況が発生したとしても、「それは我々の責任ではない。」
と割り切れるほど甘い状況ではない現実とシステム屋としての使命感。
「なんとか、しなくては・・・・・、」
そして、「計画停電」。
必死の対応で、なんとか乗り切りましたが、
今後、いつ再び発生するかも知れない大災害を考えると、今できる事は停電からの回避、
東京電力エリアからの脱出。それから、次の手段を考えよう。
そして、サポートセンターの移転。
零細企業の我々にとって、
全国各地のホームエネルギーとしての灯油供給と配送体制を死守するなんて事は、
正直言って、手に余る、大き過ぎる課題であるとも感じました。
一介のシステム屋が制作したシステムが、
人々のライフラインを支えているとしたら、システムの位置づけを含めて、
さらに、認識を改め、頑張らなくてはなりません。
それにしても、「人・モノ・金」が足りなくて、
いまでも「開発貧乏」の状況が続いています。
東北地方の現地に行くにも、
高速道路料金の安い日曜日に車で移動していましたが、
それも最近では、日曜日の千円も無くなり移動経費も掛ります。
厳しい状況が続きますが、
『がんばろう! ニッポン!』
最近では、
私が「がんばろう!」というと、二歳の孫が『ニッポン!!』と元気に可愛い声で応えてくれます。
孫娘の声を励みに、これからも頑張りましょう。
当社の灯油配送管理システム「雪ん子」の使用ユーザー様がたくさんいらっしゃいます。
当社の、ベテランSEスタッフである、A君とS君は、
今回、被災地でもある八戸市の石油販売業者の皆さんの配送協業化システム構築のため、
現地へ長期出張しておりましたが、
ようやく、無事に構築作業を終了させ、先週末、現地より帰還致しました。
現地企業の皆さんは、災害発生以前から、
ASP、クラウド、などによるデータ保守に関心を持っていらっしゃいましたが、
今回の災害により、さらにその必要性と効果を感じられたようです。
我々にとっては、
まだまだ、岩手、宮城などの三陸地方からの構築要請や、
原発事故で苦しむ、福島県の有力企業から今年の冬の消費者に向けての石油製品の供給体制に関する課題解決手法の模索検討など、
今回の災害発生から派生した課題に対する対応作業も残っており、
私とスタッフのハードな業務スケジュールは今後も続きそうです。
今回の災害で、人々のライフラインを支える、
石油製品の「受注、配送システム」に関する注目度も高まっているように感じられます。
特に、携帯電話からのメール受注システムについは、
災害発生時にも有効であったという意見が多いため、
『雪ん子』の携帯電話によるWEB受注システムをさらに強化するための開発作業が続いています。
今回の災害発生時には、被災地だけでなく、
関東甲信越地方における石油製品の流通までが混乱した事はご承知の通りですが、
ガソリンスタンドに列をなした車だけでなく、
まだ、雪も降っていた季節でしたから、
停電によりホームエネルギーの中核となるべき「灯油」の注文も殺到しており、
配送不能に陥った地域がたくさんありました。
全国的な展開をはかる有力広域ディラーなどでも、
「雪ん子」を駆使して「灯油受注・配送管理体制」を構築し稼働させているわけですが、
各地で、携帯電話からのWEB受注データが殺到し、配送体制が需要に応じられなくなり、
当社が管理する「WEB受注」を停止してほしいという要請がくるような事態まで発生していたという現実がありました。
灯油のWEB受注データは、
万全を期して別に設置した某所データセンターのサーバーで受信していたわけですが、
現地から届く、テレビの映像では、
「ガソリンがない、灯油が届かない」という被災者の声、
そして、消費者から殺到している「灯油注文データ」を参照すると、まるで悲鳴のようにも感じられました。
物理的に配送が不能な状況が発生したとしても、「それは我々の責任ではない。」
と割り切れるほど甘い状況ではない現実とシステム屋としての使命感。
「なんとか、しなくては・・・・・、」
そして、「計画停電」。
必死の対応で、なんとか乗り切りましたが、
今後、いつ再び発生するかも知れない大災害を考えると、今できる事は停電からの回避、
東京電力エリアからの脱出。それから、次の手段を考えよう。
そして、サポートセンターの移転。
零細企業の我々にとって、
全国各地のホームエネルギーとしての灯油供給と配送体制を死守するなんて事は、
正直言って、手に余る、大き過ぎる課題であるとも感じました。
一介のシステム屋が制作したシステムが、
人々のライフラインを支えているとしたら、システムの位置づけを含めて、
さらに、認識を改め、頑張らなくてはなりません。
それにしても、「人・モノ・金」が足りなくて、
いまでも「開発貧乏」の状況が続いています。
東北地方の現地に行くにも、
高速道路料金の安い日曜日に車で移動していましたが、
それも最近では、日曜日の千円も無くなり移動経費も掛ります。
厳しい状況が続きますが、
『がんばろう! ニッポン!』
最近では、
私が「がんばろう!」というと、二歳の孫が『ニッポン!!』と元気に可愛い声で応えてくれます。
孫娘の声を励みに、これからも頑張りましょう。
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