ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

JRとJHのビジネス展開

2010年12月13日 16時07分34秒 | Weblog
昨日は雲ひとつない晴天でしたが、本日は雨です。

昨日、高崎駅の東口の駅の中に「イ―サイト高崎」というレストラン・食品街がオープンしました。
ヤマダ電機本社のLAVIと隣接の駅の中の展開です。
LAVIのレストラン街と競う形で、当面の集客力は凄い事になっています。
いつまで、この集客力が続くことやら、高島屋などのデパートとも競う形になりそうです。

先ほど、昼食を食べようと出掛けましたが、人が溢れていて昼食をあきらめました。
東京駅のグランスタを小さくしたような食品街です。

私の済むマンションは駅前なので、昨日の夕方、見下ろしたらすでに人の流れが完全に変わっているのが判りました。

道路公団もJR東日本も凄い事をするものです。
最近では高速道路の三好SAなどでもレストラン街が凄くて、回転ずしまであります。
これでは、全国各地の駅周辺がシャッター街になるはずです。
駅周辺の外食産業はどうなる事やら、デパ地下の食品売り場も大変でしょう。

これからは、SSばかりではなくて、フードサービスの生き残りも大変ですね、
今でも半分は公団のような大組織が交通を基軸とするマーケティングを大展開しているわけです。

我々は車や新幹線で全国を移動するビジネスですから、食事などは街の中で地域特産物などを食べてみたいとも思うわけですが、高速道路や駅にこれだけ充実した店舗があちこちに出来るとつい利用してしまいます。

民業圧迫ともいえるわけですが、最近は民営化されているわけですから仕方がない事なのかもしれません。

そういえば、長野県内の中央道か長野自動車道のSAにはセルフのSSがあったように記憶しています。
最近ではJH直営の手慣れた対応のSSもあるように聞いています。

そんなわけで、
車や新幹線などの「交通」を切り口とするビジネスでは今後大きな変化が出てくるかもしれませんね。

JHのフードサービスやJRのSS運営にも注目しておきましょう。

数年後には、リニアが動き出すわけですから食事をしている暇もなくなるかもしれないですね、
そしたら、風情のある駅弁はどうなるのか・・・・

昔の駅弁は汽車の窓から買えました。熱い土瓶のような焼き物に入ったお茶もあって・・・・
家に持ち帰ってお茶を入れて飲んだり、子供のおもちゃで楽しんでいましたね。
それも、今では、ペットボトルの時代です。
横川の峠の釜めしも今では、高速道路のSAなどで買う時代です。

日本中、どこへいっても同じ味、同じ店舗の外食産業ばかりです。

石油ビジネスもガソリンスタンドという切り口だけで考えると難しい時代なのかもしれません。

ご参考までに
http://e-takasaki.com/

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