正月に取り寄せたkitaoさんのオードブルに鯛のグリルが入っていましたが、
食べる機会を逸し、冷凍しておきました。
その鯛を使って鯛飯を炊きました。
鍋は土鍋です。
昆布だしと塩で味付けした出汁で水加減をして土鍋にいれ、鯛を置きます。
ガス火で、始めちょろちょろ、中ぱっぱ、ふつふつ頃で火を引いて、
赤子泣いても蓋をとらず蒸します。
きれいに炊きあがりました。
頭、骨を丁寧に取り除き、飯と混ぜ合わせて出来上がりです。
炊飯器で炊いても出来ますが、土鍋で炊いた鯛飯は一味違います。
鍋の底の若干のお焦げの香りが効果的なのかもしれません。
飯盒でご飯を炊いた経験のある方は解ると思いますが、
飯盒の場合はスプーンや棒を飯盒に押し当てると、飯盒の振動で
中の状態が解ります。
振動が伝わり始めるまでは弱火で、振動がし始めたら強火で、
振動が弱くなったら火を遠ざけ蒸らします。
土鍋の場合は鍋が重いので振動では判断できません。
そこで土鍋の場合は蓋の蒸気穴からでる湯気で判断します。
弱火で炊き始め、蒸気穴から湯気が出始めたら中火から強火に
蒸気穴からの蒸気に勢いが無くなったなら火を止め蒸らします。
最後に強火で短時間加熱するとお焦げができます。