美味しそうでしょう?
香りも、味も、喉ごしも最高です。1年間この時を待っていました。
以前御紹介した蕎麦処「水車」で新蕎麦粉を分けてもらいました。
少し緑がかかったとてもきれいなそば粉で、水回しでも蕎麦の香りが立って きました。
画像でも、蕎麦が若干緑かかっているのが分かるでしょうか?
少し未熟な粒が入っている証拠で、香り味とも申し分ありません。
コンバインで刈り取ると、オペレーターが目詰まりを嫌って完全に茎が乾い てから刈るため、刈遅れ気味になります。
「水車」ではご主人が自ら刈り取るので、最高の条件で刈り取っています。
新蕎麦のそば打ちは、次回アップします。
直売所では加工用(ジャムとか、砂糖煮)のイチジクが安価で出ています。
以前(昨年)圧力鍋を使ったイチジクのコンポートの作り方を紹介しましたが、圧力鍋を使わない方法を教えてとのメールがありました。
今回は普通の鍋を使った方法です。
材料です
加工用のイチジク(250円/kg程度)
グラニュー糖
白ワイン
レモン
ワインとレモン汁、グラニュー糖を鍋に入れ煮溶かします。
グラニュー糖はワインの30%です。
イチジクを入れ火を通します。
90℃以上に加熱しておいた瓶に詰め、沸騰した鍋にいれます。
この時保存瓶の肩程度まで浸かる、深い鍋が必要です。
瓶の中が90℃以上になったなら、保存瓶の蓋を載せます。
その状態で10~15分程度加熱し、その後蓋をきつく締めます。
蓋をしたなら鍋から取り出し、自然冷却します。
この方法では全ての細菌を殺す(滅菌)ことは出来ませんので、冷蔵庫に保存し、お早めにお召し上がり下さい。
いわきの冬の代表的な郷土料理です。
一般には茹でたアンコウの7つ道具と言われる部位を刻んで共酢をかけた物です。
共酢は色々な作り方があります。
当方では、アンコウの肝を茹で、すり鉢で味噌、砂糖、酢と一緒にすり下ろして作ります。
アンコウのサッパリとした身、コリコリした歯触りの胃袋、ツルネトの皮に濃厚な肝の共酢が合います。
今回は身以外の部位を細かく刻んで、辛汁で薄味に味付けし、ゼラチンを少し加えて、ゼリー寄せにしてみました。
アンコウだけでも煮こごりが出来るのですか、温度が上がると形が持ちませんので、ゼラチンを少し加え、流し缶で固めました。
ゼラチンの中のコリッとした食感の胃、皮、エラ等楽しい「共酢」になりました。
「アンコウの捌き」と「共酢和え」はこちらをご覧下さい。
長芋より粘りが強いので、出汁で2~3倍にのばす必要があります。
とても美味しい山芋です。
今年もトックリ芋の収穫の季節がやってきました。
トックリ芋は短いとは言え、50cmは掘らなければなりません。
結構重労働ですので、1日いや1週のばしにしてきましたが限界です。
去年も同じようなことを書いたような記憶があります。
芋の頭が3本見えています。
折らないように掘り揚げます。
30cm程度の芋です。
この程度が一番使いやすいです。
水洗いして並べてみました。
単身赴任と言うこともあって、植え付けは例年の半分にしましたので、数は少ないです。
手入れ(追肥)もほとんどしませんでしたので、芋が貧弱です。
でも、5~6回程度は楽しめそうです。
来年は作付けやめようかな~~?
明日、腰が痛くなければ小さい芋を取っておいて、種芋にします。
昨年のトックリイモの収穫
トックリイモの料理
とろろ汁
和風カニのグラタン
ウニのっけうどん
3種類のコンポートなどでデザートを作りました。
「ラ・フランスのコンポート」、「リンゴのコンポート」、「会津身不知」、
アイスクリームのアップルミント添え。
「ら・フランスのコンポート」は昨年作った物を、保存テストのため取ってお
いた物です。
品質的にも、風味でも全く問題はありませんでした。
圧力鍋で滅菌した効果です。
「リンゴのコンポート」は約一ヶ月まえに作った物です。
「会津身不知柿」は昨日脱渋を終え、開封した初物です。
自分で作って言うのもなんですが、3種類の食感、風味、味のハーモニーは最 高でした。家族にも好評でした。
今、イチジクのコンポートを作成中です。
圧力鍋を使わない方法でとの要望がありましたので、普通の鍋で作っていま す。
後日アップします。
「ラ・フランスのコンポート保存用」
「リンゴのコンポート」
「会津身不知の脱渋」はこちらです。
先週の土曜日の画像です。
キムチを漬けるため、白菜を20kg購入しました。
外側を軽く洗い、4つ割にし、天日に干しました。
白菜の重量の3%の天然塩で漬け込みました。
重しは白菜の重量と同じにします。
2日目で水が上がり(見てはいませんが)、5日経って白菜に塩味が付きましたので
漬けた白菜(20kg)の半分をキムチに、残りを白菜漬けにしました。
キムチの材料です。
唐辛子は韓国産の3種類(中挽き、細引き、パプリカ)を使います。
タレの材料:ニンニク、ショウガ、ワケギ、ニラ、大根、リンゴ
塩辛(アミ、カツオ、イカ)、刺身用生イカ
大根、リンゴは千切り、ニラ、ワケギは
3cmに切ります。
その他はフードプロセッサーで微塵切り。
唐辛子3種類を入れます。量は好みで。
軽く混ぜ合わせます。
5分ほどでネットリしたタレが出来上がります。
水切りした塩漬けの白菜の葉に、タレを塗り、
俵型に形を整えて、容器に詰め込みます。
残りの白菜に、昆布、鷹の爪、ゆずを加え
2度漬けします。これで保存性がアップします。
2度漬けの時の重しは白菜の重量の1/2です。
今年は白菜が豊作で、価格も安くなっています。
自家製のキムチを漬けて見ませんか?簡単ですよ。
それより美味しくて、安全・安心です。
昨年は寄生虫の騒ぎがありました。
詳しくは「キムチ作り 前半」と
「キムチ作り 後半」をご覧下さい。
イボダイとサンマの酢締めです。
今回はイボダイ(ボーゼ)の酢締めの作り方です。
イボダイです。
体表は粘液でぬるぬるしていますので、最初に滑りを取ります。
滑りが多いのは鮮度がよい証拠です。
干物も美味しいのですが、鮮度がよいので酢締めにすることにしました。
三枚におろします。
身がしっかりしていますので、捌くのは楽です。
たっぷりの塩で1時間ほど絞めます。
塩を洗い落とし、生酢で20分ほど絞めます。
笊で酢をきって出来上がりです。
酢で締めてありますので、冷凍保存ができます。
お節料理の一品にでも使いましょうか。
にぎり寿司、押し寿司とも美味しいです。
小ダイの酢漬けはこちら
イワシの酢漬けはこちら
絞めサバはこちらをご覧下さい。
先週の土曜日の、漁港の光景です。
前日まで会津にいて、翌日はいわきにいるという二重生活ですので、「ブログネタに困らなくて良いですね」とよく言われます。
確かにブログネタは両方が使えます。
しかし、会津の詳しい記事は、休日を会津で過ごした時しか書けません。特に朝晩が短くなってからはそうです。
写真撮影に行っても時期を逃しては何にもなりませんので、賞味期限内にアップしなければならないのですが、会津にはPCが無く思うようにいきません。
当分、携帯からのアップになります。
そうそう、これは底引き網漁船の競りです。ヒイカが大量にありました。
こちらはメジマグロ(黒マグロの幼魚)、マグロも世界的な資源規制により、今までのように食べられなくなるかも知れません。
こちらは活魚の競り場です。
見えているのはドンコの活魚です。
このごろドンコも有名になり、寿司ネタにもなっていますので、活魚での流通も 出てきたようです。
昔からは考えられないです。
漁船のいけすからから水揚げが始まりました。
ブリの幼魚、イナダです。
忘年会シーズンには活け作りが人気のようです。
活魚コーナーに運ばれて、競りを待ちます。
お造りの盛り合わせです。
上から時計回りに イシモチ、アイナメ、イボダイ、メダイです。
行きつけの魚屋さんの店頭です。
魚市場から戻ったばかりで、整理もされていません。
仕入れたそのままです。
メダイです。
こちらはイシモチ(標準和名:シログチ)
この桶の中に手を突っ込んで、欲しい魚を欲しいだけ取り出します。
その前に、「これキロいくら?」と聞いてからです。
重さを量ってもらって、持参のトロ箱に入れていきます。
そうして、この日に購入した魚です。
左上から時計回りに、イシモチ、サンマ、アイナメ、メダイ、中央がイボダイ(関西ではボーゼと呼ばれる魚です)
魚毎に捌いて、サンマとイボダイは酢締め。イシモチは塩焼き用と干物に、
メダイは粕、味噌漬けと幽庵焼き用に加工しました。
加工は後日アップします。
この日の夕食用に、白身の魚4種をお造りにしました。
イシモチとアイナメは皮付きの松笠造り、メダイとイボダイは削ぎ造りです。
それぞれ持ち味が異なり、楽しいお造りでした。
イボダイが最も濃厚な感じで、次いでアイナメ、メダイ、イシモチはあっさり系ですが、独特の旨味があります。
会津の特産物である、会津身不知(あいづみしらづ)柿を15キロ購入しました。
身不知は身の程知らずな程、沢山実を付けることから付いたとのこと。
立派な柿です。
渋柿ですので脱渋する必要があります。
職場の経験者に訊いて、トライしてみました。
材料です。
会津身不知柿
ビニール袋、新聞紙、発砲スチロールの箱は無くても良い。
段ボールでも可。
35度の焼酎
これだけです。
柿の蔕を焼酎につけます。
軽くさっと漬けます。
ビニール袋に新聞紙を敷き、焼酎に漬けた柿を並べていきます。
次々と重ねて詰めていきます。
詰め終わったなら、ビニール袋を密封して5~7日間脱渋します。
この間アルコールが果皮を通して、果肉に浸透します。
5~7日後ビニールを開け、水分を拭って段ボールの箱などに詰めておきます。
それから1週間後から食べられます。
その間、酵素によりタンニンが分解され、渋が抜け、美味しい柿になります。
食べてみて少し渋いようでしたなら、暖かいところに置いておくと早く渋が抜けます。
一般には生柿は流通しませんので(会津は別)、市販の身不知柿をご賞味
下さい。会津の冬の味覚です。
ここは磐梯山の南西斜面の山麓にある、アルツ磐梯スキー場の入り口です。
紅葉と、ゲレンデに積もった雪が見えますか?
晩秋のこの時期ならではの風景です。
道路の西側には、地吹雪よけのフェンスの設置が進んでいます。
これがないと地吹雪で視界が無くなります。
スキーをされる方でしたならお解りでしょう。
スキー場への道は紅葉も終盤です。
猪苗代湖ももうすぐ、冬景色です。
下に降り見ると、冬の使者「大白鳥」が田んぼで落ち穂を拾っていました。
田んぼと白鳥は似合わないと思われるかも知れませんが、白鳥は冬の間餌を求めて、越冬しにきます。
落ち穂は大切な食料です。
雪が積もってからは採れませんので今のうちです。
昨年の白鳥の画像は「白鳥2」とこちらの「白鳥」をご覧下さい。
奥会津に紅葉の撮影にいたとき、道の駅「三島宿」に立ち寄りました。
町内の旨い処紹介で、会津地鶏蕎麦のポスターが架かっていました。
これを見たからには、行かねばなるまいと、やってきました。
三島町の工芸の紹介と体験ができる施設があります。
その傍らに、「どんぐり」があります。
会津地鶏の専門店と言って良いほど、会津地鶏づくしです。
「会津地鶏の塩焼き定食、会津地鶏丼、会津地鶏鍋、」等々地鶏づくしです。
嬉しくなります。
たのんだのは「会津地鶏蕎麦」
十割の手打ち蕎麦を、熱い地鶏汁で頂きます。
里芋と大根の煮物がついていました。これがまた美味しい。
濃厚な地鶏の汁と、新蕎麦。 ベストマッチでした。