菜園の野菜でピクルスを作ってみました。
菜園の「地這いキューリ」の区画です。
通常のキュウリはネット等で上に蔓を伸ばしますが、地這いは
字のごとく地面を這うように蔓を伸ばします。
キューリが汚れないように通常は藁などを敷き詰めますが、
今回は防草マットを敷きました。
キュウリの幼果です。
通常は市販されていません。
地這いキュウリを収穫しました。
通常のキュウリは25cm程度で収穫しますが。
ピクルス用には15cm程度で収穫します。
下の2本がピクルスに最適です。
上の2本も縦半分にすると利用できます。
「地這いキューリ」のアップです。
表面に見える白いものはブルーム、ワックス成分です。
このブルームがキュウリの乾燥を防ぎます。
以前これが農薬と間違われてから、栽培が少なくなりました。
そこで品種改良されて現在市販され手いるキューリの大部分がブルームレスキューリ。
ブルーム(白い粉)が無いキューリで、日持ちを良くするため皮が厚くなっています。
緑鮮やかなキューリがブルームレスキューリです。
一方、ブルームキュウリは皮が薄く、柔らかいのが特徴で、漬け物に向いています。
もちろんピクルスの素材としては最高です。
ブルームレスキューリでピクルスを作ると皮が堅くて・・・・・・・。
ピクルスの作り方です。
保存瓶に材料を詰め込みます。
5%の食塩水を瓶の口いっぱいまで注ぎ、2時間ほどおきます。
食塩によりキューリ水分を低下させる(塩ずりの効果)ためです。
瓶の食塩水を開け計量します。
この食塩水の量がピクルスの漬け込み液の量になります。
ピクルスの漬け込み液を作ります。
漬け込み液500mlとしての分量です。
米酢 250ml
水 250ml
砂糖 50g
塩 5g
ブラックペパー 10粒
ローレル 3枚
パセリ、イタリアンパセリ(あれば)
計量したピクルス漬け込み液の分量に合わせて加減してください。
中火で煮立たせてから冷却します。
完全に冷えてから瓶に注ぎ入れます。
常温でも保存できますが、冷蔵保存すると歯触り良く食べられます。
1~2ヶ月程度の保存が可能です。
今回はキューリのほか菜園の大根とにんじんを使いました。
そのほかの定番としてセロリがあります。
新鮮な野菜が手に入ったと時はお試しください。