座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

地鎮祭の道場

2008-10-17 | 地鎮祭
地鎮祭には たくさんの物を用意します。

参考にしたのは、住職が持っていた書籍です。


こんな本です。




この本にある、こんな写真を参考にしてきました。








地鎮式の道場を どのような配置で準備するか?

まず、四隅には笹竹を立て、注連縄を巡らせて 結界を張ります。

白幣の位置も 本の中に 図に示してあります。

一番北側に、本尊の不動明王または大日如来の画像を垂らし、


こんなお不動さまが、吉祥寺にはあったんですね!(恥)

その前の供物台には 左(西)から 菓子、乾物、餅、清酒、果物。

その手前には具足台、
やはり 左から 華瓶、洗米、香炉、浄塩、燭台が載せられます。




具足台の手前、式場の中央付近に 穴は掘られます。

三尺五寸四方、深さ二尺、だそうです。

穴の左側には 浄砂を山に盛って、スコップ・平鍬を用意しておきます。



穴の手前に阿闍梨の席、右手に承仕の席。
 
それぞれ 脇に経机を置いて 
阿闍梨の脇机には 酒水器、塗香器、白檀抹、散供などを載せる、
承仕の脇机には 鎮支物を載せる、と書いてあります。

今回、実際には たくさんの人にお手伝いいただいたので
この穴の前の阿闍梨席には 誰も座らず、
いろいろな人が 次々と通っては 鎮支物を穴の中に置きました。



その手前に密具を置いた前机、そして承仕が座る椅子。

施工者席、施主・来賓席は さらに南側、
それぞれの前に焼香台が用意されるように図ではなっています。

実際には 土地の広さ・形状によって 臨機応変?



次回は (今度こそ、本当に、)穴中の鎮支物について(汗)。