座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

熊谷・常光院の重要文化財

2013-03-13 | おしゃべり
2月末日、新聞の埼玉版に
記事が載っていたかと思います。

熊谷市上中条の常光院さんに伝わる
「絹本著色阿弥陀聖衆来迎図」という仏画が
重要文化財に指定するよう 答申されました。

埼玉県はスゴイですよね。

重要文化財は76件、絵画では9件目になるそうですね。






常光院さんは
同じ天台宗であり、同じ埼玉教区の第7部でありますので、
日頃からお世話になっております。

近くの天台宗のお寺さんに「国の重要文化財」がある!

それを聞いただけで
「すごい!」と思ってしまいますし、
実際、「すごい!」のだと思います。

知っているお寺さん、ご近所さんだというだけで
なにかこう、こちらまで嬉しくなってしまいます(笑)。






ではでは、今度 常光院さんに伺えば
「重要文化財」とやらにお目にかかる事ができる?

と思いましたが、
よく記事を読むと、
県立博物館に寄託されているのだとか。

あ~。 行ってもないわけね~。

あら、しかも、現在は
「県立歴史と民族の博物館」に保管されているんですって。

見られませんね~。





と思っていたら、
「埼北よみうり(第834号 8面)」に 
カラー写真付きで載りました!

う~~~~~ん。。。  ビミョー。。。

よくわかりません。

古そう、って事は、この写真だけで よくわかりますが(苦笑)。





「浄土の様子を描いた浄土図と、
 
 阿弥陀仏が人々を浄土に迎えるために 
 人間世界に下降する様子を描いた来迎図 を 

 組み合わせた」(読売新聞2月28日 38面、埼玉版)

とか

「画面下には 中条家長の祖先と見られる人物が書かれている」
(埼北よみうり 第834号、8面)

とかは 絵の具が剥落していて 写真では よくわかりません。






でも、
「同時期の仏画の代表例として貴重な作品と評価」(読売新聞)
とか、  

「細部まで入念に描きこまれた格調高い出来栄えと 特殊な構成が、
 鎌倉時代後期の仏画として 貴重であると評価」(埼北よみうり)

などと書いてあるのを読むと、
嬉しくなってくるじゃありませんか!?






そして、埼北よみうりによりますと、
現在は 指定前の調査のために
文化庁分室に保管されていて、
(つまり、歴史と民族の博物館に行っても見られない)、

5月上旬ごろに
東京国立博物館(上野)で開催される
新指定文化財展で 公開展示の予定だそうです。

上野で会える!

会いに行きたいですね。