タマムシです。
正確には、タマムシの死骸です。
古い話で恐縮ですが、
確か 8月の末に見つけたものだと思います。
あれです、昔 歴史で習った、「玉虫の厨子」、
あれを装飾したものです、この翅。
これが、「玉虫色」という複雑な色です。
美しいです。
政治の世界を比喩するのに 使ってほしくない言葉だなぁ。
もう20年も前に 生きたタマムシが 家の中に入って来て、
「珍しい!」と騒ぎましたが 捕まえられませんでした。
これは もう生きていませんが 外に落ちていました。
あの時のタマムシの子孫が 生きていたのかしら。
それなら、このタマムシの子孫も
この中瀬の吉祥寺で 存在し続けてくれるかしら。