座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

掛け軸の文字

2017-06-08 | 古いもの
これは、ええと。。。(汗)

5月4日に外すときに撮影した画像です。

先々代の文字です。   



   これは、「無」であると、
4月の仏游会の時にI川先生に教えていただきました。

そう言われてみれば、確かに、「無」のような・・・(苦笑)

右上の赤いハンコには、「止観明静」と書いてあるそうです。

そう言われてみれば、そうも読めそうな・・・(苦笑)。






   本来無東西

   何処有南北




以前は ご葬儀の折に葬列を作り、<四方旗>というのを地面に立て、
<穴回り>と称して その周りを ぐるぐると歩いて回ったのでした。

そう、これは その<四方旗>に書かれていた文字と同じではないでしょうか。




最後の文字は、
「南台妙門良泉」です。


そこにある落款には、「南叡山主」 「良泉」 とあります。






これは、現在 下げられているもの。

「仏心   慈 と 悲」

ですね。

どう読むのでしょう?

仏の心は 「慈」 と 「悲」 である、という意味なんでしょうけど。

「ぶっしんとは、慈 と 悲 なり」とでも?



そして「慈」も「悲」も、解釈は 私にはちと難しい。


   読めません!
「大僧正」しか。









こちらは、住職が若かりし頃に 中国に行って求めてきたもの。

春爛漫、といった趣の絵です。     
 
牡丹?芍薬?

絹本彩色なので、表装をちゃんとやれば それなりに見えるかもしれません。

まだ30年は経っていませんが、「古いもの」カテゴリーで見ていただきました。



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