座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

今日の歩数

2013-08-11 | おしゃべり
今日の歩数は、11585歩でした。

今日も暑かった!

観音講の皆さんには 片付けという大仕事があります。

暑い中、大変 お世話様になりました。   
 




今夜は 絶対、雷雨が来る、と思っていました。

遠雷が大きくて 地響きまでしていましたので、
ものすごい嵐が来るかも?と身構えていました。 

嵐も 竜巻も来ませんでした(苦笑)。






盆供

2013-08-11 | お盆
お盆迎えに お寺に持って行くお包みには、何て書けばいいの?

先日の「新人研修」で ご質問がありました。



お包みの上書きには 「盆供」と書いていただきます。

新盆の方は、「新盆供」となります。



のし袋は、<黒>のしです。

または、まっ白の半紙でも結構です。





赤のしか? 黒のしか?

迷った時は 半紙が一番だ! 
と どなたかもおっしゃってました♪

ただし、「仏」で半紙を使う場合、
仏事が続かないように、半紙を重ねて使ってはいけない、
という事もあるそうです。

一枚の半紙で お札を包むと、中身が透けて見えちゃうよね!

とか

半紙で包むには 「包み方」が あるんだよね?

などという話も出ました。



え~、とりあえず、上書きは 「盆供」です。






盆迎えに持って行くものは、
去年の7月の記事にも書きましたが、

お水、お線香 →→→ お墓参りで使う、

提灯、ろうそく →→→ お盆迎えに必要、

それと、「盆供」です(笑)。



8月の掛け軸

2013-08-11 | 古いもの
6月は 水無月会(宗祖伝教大師のお命日)がありましたので、
宗祖大師の掛け軸でした。










7月は、どうやら、掛け変えをサボったようです(苦笑)。






今月は 先日の仏遊会に合わせて 掛け変えました。



お盆月ですので、「南無阿弥陀仏」   
                      
                      雲洞さんの書



これは 本堂の東南の角、涅槃図のそばです。






それと、涼しげな水辺の絵
                      

              

こちらは、本堂の南西の角です。









   










読めるでしょうか?(汗)   


               

          
               


               


丁酉 清和 月 吉 堂 海 復 寫 於 蕪(?)  楊柳 室(?)


               

あと、ハンコがふたつ(笑)。



お盆に 本堂においでになった時に 眺めてください♪

少しは涼しく感じていただけるでしょうか?

(いえ、きっと暑いですよね。。。)



                 



お盆とは

2013-08-10 | お盆
お盆とは、何か。

それは、ご先祖さまが、一年に一度、
帰って来てくれる日です!






お盆は 複数の宗教の さまざまな行事が習合したもののようです。 

一年に一度 死者が帰って来るという信仰があり、 
それが 先祖の霊を迎えて供養する行事となって 
定着してきました。



中国では梁の武帝が西暦538年に始めたという記録があり、

日本では斎明天皇の時代(大化の改新の少し後)、
西暦657年以来 行われているのだそうです。





お正月には 魂が浄化されたご先祖さまは 「歳神様」となって
帰って来てくれます。

ご先祖様が 帰って来てくれるお盆は、
お正月と同じく とても大切な宗教行事なのです。

そして お正月と対になっている部分が いくつもあります。






さて、お盆の準備では、
まず、お仏壇に入っているご先祖様のお位牌を
外に出してあげましょう。

盆棚がなければ、机やテーブルでもかまいません。

できたら その台の四隅に 竹などの緑の木の枝を立て、 
縄をめぐらして 結界を結びます。

その中は ご先祖さまをお迎えする、清浄な場所なのです。





帰って来てくれるご先祖様が お好きだった食べ物は 何でしょう?

今年は 何で おもてなししましょうか?

(= 今年は どんな美味しいものを 皆で食べましょうか? 



今年も コンニャクのピリ辛炒めは 登場しそうです(笑)。



頑張った!

2013-08-10 | 年中行事
庫裏に帰ってきた住職が
「頑張った~!!!」
と 声を裏返しながら言いました(笑)。

本当に、よく頑張りました!   

住職だけでなく、観音講の皆さんにも、
とても 頑張っていただきました。     




今日は 暑かったですね!  

熊谷が39.1度でしたか?   

中瀬は 何度だったでしょう?    

温度計を見るのを 忘れていました(苦笑)。  






今年のような 猛暑・酷暑・炎暑の夏には
夜になっても 温度が下がらない事があります。

その中で 護摩を焚くのは、どれほど暑いでしょう?  





高校球児たちのマネは とてもできません、
せいぜい 自分自身を労わって 
この夏の暑さを 乗り切りたいと思います。      



今日の歩数

2013-08-10 | おしゃべり
今日は 一日で 13123歩でした。

でも今朝のウォーキングは サボりました。

サボってよかった(笑)。



ウォーキングはサボっても、老犬の散歩は サボれません。

ヨボヨボなのに、お散歩だけは 楽しみなようなので(笑)。






私が朝のウォーキングを始めたのは、
老犬の ヨタヨタとした 100歩から150歩ほどの散歩に付き合うのが
苦痛になってきたからです。

歩きたい! という欲求がもたげてきて
不満足な状態が 続いていたからです。



相棒なしで歩くのは とても久しぶりでした。

私は 相棒と歩く時には 袋がいくつも入ったウエストバッグを
腰に付けて歩くのですが、

それ無しで歩くのは 
腰の辺りがスースーしてるみたいに感じます(笑)。





しばらくは 家の中だけでも 1万歩を越える日々が続きそうなので
ひとりで清々とした気分で 土手を歩くのは
止めておこうと思います。



今日の歩数

2013-08-09 | おしゃべり
今朝の散歩では 5375歩、かかった時間は50分。

ところが、距離は 2キロだけだったのです!

ま、楽しかったから、いいか(笑)。



一日で 17651歩。

少し疲れました。

これなら3キロも歩かなくてもいいかも。


お盆の時期

2013-08-09 | お盆
八月や   六日 九日 十五日         荻原枯石 お盆は 7月15日です。 中瀬は 月遅れのお盆で、8月15日です。 また、地蔵盆というのがあって、これは7月24日です。 月遅れの地蔵盆は もちろん、8月24日です。 今年は 旧暦の7月15日は 新暦の8月21日に当たります。 中瀬の吉祥寺のお盆は、 以前は 養蚕の関係で 月遅れの地蔵盆、8月24日だった、 と聞いた覚えがあります。 そうしたら、最近、ある人から 以前は  10日早いお盆だとか  10日遅れのお盆だとか、 9月盆なんてのもあって、 クルワごとに違っていた、 隣の家でも クルワが違えば、 あちらは今日はお盆だけど うちは違うよ、 なんて事があった、 と聞きました。 本当ですか!? いろんなお盆の期日があるのに、 どうして 8月15日が一般的になっているのでしょうか? 終戦記念日と 関係があるんじゃないかな?と 私は考えているのですが。

観音さま

2013-08-09 | 年中行事
8月の9日・10日は 観音さまの例祭です。



今夜は 観音経を読誦、
明日の夜は 護摩を焚きます。



観音講の人達も、超暑い中、準備で大忙し!










                   
                    山門の大提灯を 内側から。



鐘楼堂の鐘を撞く人は
気をつけて 上がり降りをしてくださいね♪






植木屋さんも入り、
吉祥寺は お盆に向けて 準備を整えていきます。







この植木屋の大将、歌がお上手です!



                   
                    CD、お貸しできます♪



盆と施餓鬼

2013-08-08 | お盆
お盆と お施餓鬼は、
どちらも お盆の時期に行なうお寺さんが多いので
混同する方が多いようです。



吉祥寺では 
何故か、お施餓鬼は11月(!)ですので
お檀家さんの そういった混同は あまりないと思いますが、

他地区にお住まいの方からは
時折 「8月のお施餓鬼に」などという問い合わせがあります。



どう違うのか? というと、全く違う! と思いますが、
どちらも 先祖供養では あります。






お施餓鬼は、

お釈迦様の弟子の阿難さん(アーナンダ)の前に餓鬼が現れ、

「お前は3日後に死んで、
 私のような餓鬼に生まれ変わるだろう」

と告げた事に始まります。



驚いた阿難さんが 免れる方法を 餓鬼に聞きました。

餓鬼が教えてくれました。

「それには 
 餓鬼道にいる苦の衆生、あらゆる困苦の衆生に 飲食を施し、

 仏・法・僧の三宝を供養しなさい。

 そうすれば、お前の寿命は延び、
 我等も苦難を脱することができ、
 お前の寿命も延びるだろう」



そこで阿難さんは お釈迦様に伺い、 
施餓鬼を行って無量無数の苦難を救い、
長寿を得ました。(救抜焔口陀羅尼経)






一方、お盆はどうでしょう?

今度は、阿難さんではなくて、目連さんのお話から始まります。



目連さんは 神通第一とされる、神通力の持主です。

ある日 亡くなったお母さんを 神通力で探してみたら、
お母さんは 天上界にはいなくて、
なんと、地獄で逆さ吊りの責め苦に遭っていたのです。



困った目連さんが お釈迦様に相談すると、
亡者救済の秘法を授けてくれました。

「僧修行が 雨安居(雨期百日間の修行)を終えて
 精舎から出てくる7月15日に、
 ご馳走を用意して 経を読誦し、心から供養しなさい。」

目連さんが 法を施すと 目連さんのお母さんは
たちまち 餓鬼の苦しみから救われ、 
歓喜の舞を踊りながら昇天したという事です。(仏説盂蘭盆経)

また、この時の 目連のお母さんが天へ昇る姿を象形したものが 
盆踊りであるとされているのだそうです。






「お盆」は、7月15日なのです。

中瀬では、<月遅れ>で 8月15日が「お盆」です。

「お盆迎え」は 13日です。