シアトルの地元紙は「2年800万ドル(約9億2000万円)」で合意すると報道。城島健司(29=ソフトバンクからFA)が3年契約に拘らなければ、シアトル・マリナーズに決まりそうだ。
最大のライヴァルと見なされるニューヨーク・メッツは、ドミニカ共和国出身のオマー・ミナヤGMの「線」で(同じラテン系の)ベンジー・モリーナ(プエルトリコ)、ラモン・ヘルナンデス(ヴェネズエラ)獲得を最優先にしているから、城島はこの両者が獲れなかったときの「保険」としか見なしていないだろう。
それに較べて、シアトルは城島の獲得しか考えていない。城島が獲得できなければ、当座を(今シーズン途中、サンフランシスコから獲得した)ヨービット・トレアルバ捕手(27)で凌ぎ、今年の6月のドラフト1巡目で指名した<プロスペクト>ジェフ・クレメント捕手(南カリフォルニア大学)の育成を急がせる方針だろう。
城島は迷うことなく、真っ直ぐシアトルに進むべきだと思う。自分を一番必要としてくれているチームに行くべきだ。マネーゲームの荒波に漕ぎ出すべきではない。2年前、マネーゲームの荒波に分け入り、3年契約2000万ドル(約21億8000万円)でニューヨーク・メッツと契約し、レギュラーポジションも確保できず、苦しんでいる男がいる。
ショートストップには、ホゼ・レイエスという<プロスペクト>がいたにも拘らず、レイエスをセカンドにコンヴァートするから、という甘言に乗せられ、結局ショート失格の烙印を押され、逆にセカンドにコンヴァートさせられ、屈辱を舐めている男……その男と同じ轍を踏んではいけない。
Seattle Mariners
最大のライヴァルと見なされるニューヨーク・メッツは、ドミニカ共和国出身のオマー・ミナヤGMの「線」で(同じラテン系の)ベンジー・モリーナ(プエルトリコ)、ラモン・ヘルナンデス(ヴェネズエラ)獲得を最優先にしているから、城島はこの両者が獲れなかったときの「保険」としか見なしていないだろう。
それに較べて、シアトルは城島の獲得しか考えていない。城島が獲得できなければ、当座を(今シーズン途中、サンフランシスコから獲得した)ヨービット・トレアルバ捕手(27)で凌ぎ、今年の6月のドラフト1巡目で指名した<プロスペクト>ジェフ・クレメント捕手(南カリフォルニア大学)の育成を急がせる方針だろう。
城島は迷うことなく、真っ直ぐシアトルに進むべきだと思う。自分を一番必要としてくれているチームに行くべきだ。マネーゲームの荒波に漕ぎ出すべきではない。2年前、マネーゲームの荒波に分け入り、3年契約2000万ドル(約21億8000万円)でニューヨーク・メッツと契約し、レギュラーポジションも確保できず、苦しんでいる男がいる。
ショートストップには、ホゼ・レイエスという<プロスペクト>がいたにも拘らず、レイエスをセカンドにコンヴァートするから、という甘言に乗せられ、結局ショート失格の烙印を押され、逆にセカンドにコンヴァートさせられ、屈辱を舐めている男……その男と同じ轍を踏んではいけない。
Seattle Mariners