野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

井川、3発喰らって、4失点でKO!(1日・ヤンキースタジアム)

2007-07-02 13:47:03 | New-York Yankees
 井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)復帰2戦目の先発試合は、地元ヤンキースタジアムでのオークランド・アスレティックス戦のデーゲーム。当然(いつものように)サングラスを着用して、マウンドへ。
 そういえば、ヤンキースは長期ロード(19日~28日)で3連敗と4連敗を喫し、1勝7敗。前日(30日)ようやく地元に帰ってきた初戦に勝利(「2対1」)して、今日(1日)が2戦目。ヤンキースにとって重要な試合。

 初回先頭のシャノン・スチュワートをレフトフライ。2番(マーク・エリス)をセカンドフライ。3番(ニック・スウィッシャー)をサードゴロ。真っ直ぐとチェンジUp、スライダーのコンヴィネーションが冴え渡り、井川本来の打たせて取るピッチングで≪快調≫に見えたのだが……

【2回表】4番(ジャック・カスト)をショートゴロ。5番≪天敵≫エリック・チャヴェスをスライダーで空振り三振! チャヴェスには前回(4月13日)打たれているから「思い入れ」があるのだろう。(その瞬間)小さなガッツポーズを作って見せた。6番ダン・ジョンソンには早めに「0-2」に追い込み、最後は高めの速球(147km)で空振り三振! 連続三振!! ≪快調≫に見えたのだが……

【3回表】先頭の(ボビー・クロスヴィー)は初球を打って、キャッチャーへのファウルフライ。8番(マーク・コッツエイ)は早々に「0-2」に追い込んで、センターフライ、かと思いきや、センター(メルキー・カブレラ)が手を拡げたのに、レフト松井秀喜が横捕りして2-OUT。井川の快調なピッチングに呼応して、思わず近くに飛んできたフライを取りたくなった(?)松井。
 しかし、その直後、9番ジェイソン・ケンドールに「2-1」から甘く入った速球(143km)をレフトのポールに直撃されて、1失点……(これが初ヒット)1番スチュワートにも「3-1」からの(やはり)速球(143km)をレフトスタンドに豪快に運ばれて、「2対0」……

【4回表】【5回表】は「0」に抑え、【6回表】も2-OUT。5番≪天敵≫チャヴェスには打ち取るのに苦労して、「3-2」になって、ラストボールは外角低めに速球(150km)が決まったが判定は「ボール」。際どい判定だ。チャヴェスを歩かせて、6番ジョンソンには「0-2」に追い込んで、3球勝負で今度も外角低めに速球(145km)を投げ込んだが、判定は「ボール」。
 これは更に際どい判定、だ。その直後だった……チェンジUpをフルスイングされ、ライトスタンド3階席に飛び込む≪特大≫の2ランホームランを浴びて、「0対4」……球審の判定次第では6イニングス2失点の<クオリティー・スタート>でマウンドを降りられた筈なのだが……

MLB=井川が4失点で2敗目、松井秀は無安打 (MAJOR.jp)