野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

MLBのジョン・マクレーン(Major LEAGUE・10月号)

2007-09-18 21:15:20 | Slugger
 このMLBの専門誌『Major LEAGUE』は数年前にも購読していた。一時中断して、今シーズンになって、動機あって、購読を再開したが、考えてみれば、驚くほど、そのフォーマットが変わっていないことに唖然とさせられる。今やNet時代。こういう専門誌でしか得られなかった情報がNetで簡単に手に入る。そういう時代になっているのに、相変わらず、新しい「OS」がインストールされていない、感じ。
 片やプロレスの専門誌は(?)老舗の『週刊ファイト』も『週刊ゴング』も跡形も無く消えてなくなったのに、MLBは大丈夫なのだろうか? やっぱり野球はメジャースポーツ? しかしMLBはマニアックな領域だから、その危険性は消えない、と思うが。 

 シアトル・マリナーズの新監督ジョン・マクラーレン。人によっては「マクレラン」とも呼ぶし、「ジョン・マクレーン」と読めなくもない。シーズン途中(7月1日)前監督マイク・ハーグローヴが突然、成績が悪くないのに、チームは久々に好調なのに、辞任して、その後を受けて就任した。
 イチローがデビューした2001年シーズン、イチローが1塁に出塁するたびに、イチローの背後から(囁くように)アドヴァイスを送っていた眼鏡の人物、それが当時は1塁(ベース)コーチだったマクラーレンだった。印象的でよく憶えていたのだが、その後、ルー・ピネラ元監督の退任後(2002年)にチームを去っていたが、今シーズンから復帰。マクラーレンのいない4年間、シアトルはすっかり≪弱い≫チームになって変わり果ててしまったが、この人の復帰と共にチームは≪再生≫した。 

「マクラーレン監督流“操舵の極意”」今月号の中で一番興味深く読ませてもらった記事だったが、しかしライターの名は、丹羽政善氏。Netで読んだ(下記の)記事と同一人物だった。Netと紙媒体の境目が解からない…… 

徐々に見えてきた、マクラーレン采配の色(MAJOR.JP)

 マクラーレン監督は、稀代の“問題児”ホゼ・ギーエンを手懐けることに成功した。ロサンジェルス・エンジェルスのマイク・ソーシア監督に≪恨み≫を持っているだけに、アメリカン・リーグ西部地区「首位」を走るエンジェルスを追撃する恰好の象徴となったが、今シーズンは事切れそうだ。
 しかし今シーズンのこの成績なら、来シーズンも再契約を結んでもらえて、イチローから譲り受けた(外野の)ライトのポジションを確保しそうだ。そうなるとシアトルが(密かに)獲得を目指していた(であろう)FAの福留孝介(中日ドラゴンズ)からは手を引くことになるかもしれない。
 ボストン・レッドソックスに横獲りされてしまうのは癪だが、しかし現状のシアトルは外野手よりも、ピッチャー。しかもスターター(先発)が欲しい、だろう。そうなると福留よりも(同じ)ドラゴンズの川上憲伸の獲得に執心になるかもしれない。……とにかく、スターターに泣かされた2007年のシアトル。 

五輪どうする!?Rソックス福留獲りへ(スポニチ Sponichi Annex)


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