野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

総べては岡島が「決め手」になっていた、Rソックス

2007-09-21 22:19:46 | Boston Red-Sox
 ボストン・レッドソックスに一体「何が」起こっているのだろう? 「2位」ニューヨーク・ヤンキースに最大「14.5」開いていたのに、一気に「1.5」差に詰められた。直近では4連敗! Rソックスの試合は(その殆どが)松坂大輔が先発(スターター)しない限り日本では放送されないので、詳しい事情は判らない。まず、この4連敗の中身を知悉したい。 

 最初の敗戦は、16日のヤンキース戦(フェンウェイ・パーク)。これは【NHK】の地上波(総合)でも放送されたから見たが、「3対4」で1点差負け。ロジャー・クレメンス(ヤンキース)とカート・シリング(Rソックス)の(最後の?)“師弟対決”だったが、続投したシリングが【8回表】にデレック・ジーターに3ランを喰らった。
 本来なら「1対1」の同点で、前半戦なら「エース」セットアッパーの左腕・岡島秀樹の登板だったろうが、その前半戦の酷使が祟って、遂に岡島が壊れてしまった。腰痛も発生させて、休養期間に入り、それが、この敗戦にストレートに結びついた。いかに岡島の存在が、Rソックスにとって「必要不可欠」だったか、思い知らされたような一戦。 

 2戦目は17日のトロント・ブルージェイズ戦(ロジャース・センター)。これは「1対6」の一方的な敗戦。先発の“ナックルボーラー”ティム・ウェイクフィールドが(初回から)打ち込まれ、為す術がなかった。欠場が続いている「主砲」=「4番」マニー・ラミレスの不在も痛い。 

 3戦目は(同じく)ブルージェイズ戦で「3対4」1点差負け。相手の「エース格」A.J.バーネットから(辛うじて)2点を奪って、「2対1」でリードしていたが、またしても【8回裏】岡島の代役=“壊し屋”エリック・ガニエが3失点で≪炎上≫して、逆転負け! これも岡島がいれば……という試合になった。前半戦、こういう試合は、悉く、岡島の好投でモノにしてきたRソックスだった。 

 4戦目も(同じく)ブルージェイズに「1対6」の大敗。先発のルーキーで“ノーヒッター”のクレイ・バックホルツが好投して、「1対2」僅少差だったが、またしても(!)【8回裏】に岡島が使えない、ガニエも使えない状況下、連敗中で登板間隔が(4日も)空いていた“守護神”クローザーのジョナサン・パペルボンを投入したが、肩が軽すぎたのか、(今シーズン)ホームラン1本の8番打者(ラス・アダムス)にグランドスラム(満塁弾)を喰らって、「まさかの!」4失点! これで4連敗。 

 明日(21日)からはアメリカン・リーグ東部地区「最下位」タンパベイ・デヴィルレイズと3連戦。初戦に19勝6敗の「エース」ジョシュ・ベケットが先発するから、どうしても「ここで」連敗を止めたい。止められるだろう? そして翌22日は我等が松坂の先発。連敗ストッパーの<プレッシャー>は「エース」に任せて、松坂には伸び伸びとしたピッチングで今度こそ「15勝」を決めてもらいたいが…… 

地区優勝を捨ててでも岡島に休養を Rソックスの決断 (MAJOR.jp)


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