野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

藪に3勝目の勲章!(16日・AT&Tパーク)

2008-06-26 12:06:59 | San-Francisco Giants
「3対3」同点で推移した試合は【7回表】デトロイト・タイガースが1点を勝ち越して「4対3」。【8回表】のサンフランシスコ・ジャイアンツのマウンドには背番号「22藪恵壹が上がった。ここまで27試合に登板して、2勝3敗。防御率は≪驚異≫の「1.93」。中継ぎ(セットアッパー)で2点台を切り、1点台を維持している、この素晴らしさ。
 
 先頭のプラシド・ポランコに2球目のスライダーを打たせたが、高いバウンドで藪の頭上を超え、センター前に抜けようかという当たりだったが、ショートストップの≪名手≫オマー・ヴィスケルがジャピング・スローで(華麗に)捌いて、一塁「OUT」。メジャーならでは、ヴィスケルならでは、の素晴らしいプレーだった。日本のタイガースで≪名手≫だった久慈照嘉藤本敦士でも、このプレーはなかなか出来ない。
 続くカルロス・ギーエンも2球目(89MPH)を打たせて、ライトライナー! 4番(2007年の首位打者)マグリオ・オルドニェスには速球(92MPH)で空振りを取って、「1-2」と追い込み、フォークとシュートが外れた後、最後は速球(92MPH)で詰まらせ(平凡な)センターフライ!

 この直後の【8回裏】サンフランシスコは猛攻で一挙5点を挙げて、「8対4」逆転に成功! 藪に勝利投手の権利が転がり込んで、【9回表】にクローザー(ブライアン・ウィルソン)が2点を奪われ、「8対6」2点差に迫られたが、何とか逃げ切って、藪に3勝目の≪勲章≫。タイガースの強力打線相手に【8回表】2~4番を3者凡退に打ち取った藪と、2失点したクローザー。どちらに安定感があるのかは、一目瞭然。監督(ブルース・ボウチー)も承知していることだろう。 

藪が1回完ぺきで3勝目、ジャイアンツは連敗ストップ (MAJOR.jp)

確信