2014年9月実施の開智小学校(開智学園総合部)の最新入試情報を以下公開しま~す。
開智小学校(開智学園総合部)の受験を検討されている方は是非参考になさって下さい。(*^_^*)
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開智小学校(開智学園総合部)に確実に合格する
傾向分析と対策
(1)特色ある入試制度
第1志望受験と併願受験で入試科目及び合格基準等が分かれています。一言で言えば、「第1志望受験の方は入試科目が1科目多いかわりに併願受験より合格基準ラインを下げるので合格しやすくなるが、手続きの延納を認めないし、手続き後に入学辞退しても一切返金しない。他方併願受験は5科目だけで受験できるかわりに、合格基準ラインが上がり、競争率も2倍以上となるが、延納手続きが出来る。」いうことです。他校にない複雑な制度ですので詳細は開智学園総合部HP等をご覧下さい。平成27年度入試も第1志望受験のほうがかなり有利だったとのことです。
(2)行動観察
傾向-生徒達を「素」にかえして判断!
平成25年9月-「箱、バケツ、棒などをつかって秘密基地をつくりましょう。」
平成26年9月-「大きい紙にみんなで公園の絵を描きましょう。」
対策-「素」にかえったとき、初めて会ったお友達と仲良く行動でき、先生の指示(お約束)を理解してその通りに行動できるかが試されています。
(3)作業
傾向-条件絵画、ちぎり絵、貼り絵等が出題されています。「発想の豊かさやユニークさ」そして「豊かな色彩感覚等」、「作業の丁寧さ・緻密さ」が評価されます。
平成25年9月-「折り紙を切って画用紙にはり、秋のものをつくりましょう。」
平成26年9月-「動物すもうを作りましょう。」
対策-日頃からはさみやのりをつかって自由に工作したり、いろいろなものをつかって何かを作る習慣を身につけることが大前提です。そして、お子様の作品の良いところをほめ、お絵かきや工作で自己表現することが楽しみとなるようにもっていきます。(強所伸展法)
(4)ペーパー試験
傾向-中学受験(一貫部)の算数で良問出題で定評ある開智ですので総合部でもすばらしい良問が出題されています。基礎的な知識・常識を問う「ペーパーA」、と図形認識など応用力・思考力を問う「ペーパーB」に分かれており、他校に類のない特色ある問題が出題されています。
平成26年はペーパーBで重ね図形が50%、図形認識が50%出題されています。
平成24~26年とモデルなしの傾向が続き、初めて見た図形の問題でその場で知らされたルールを理解し、すぐに当てはめるという問題で、理解力と即答力が問われています。
平成26年はペーパーAについては出題範囲が広くなり、点つなぎ、語彙、お話の理解、数量が出題されました。なお、それぞれの問題の試験時間が短いので即答力が試されています。今後もこの傾向が続くと思われます。
対策-初めて聞いたルールをその場で理解して、すぐに当てはめる能力と筋道立てて考える論理思考力を育成することが大切です。このような思考力重視の傾向に対しては、「基礎的な知識を身につけそれをベースとしてじっくりと考えぬく習慣」を身につけることが大切です。語彙の問題はそもそもお子様が言葉を知らないと歯が立ちません。家庭内のコミュニケーションを深め、その中で語彙を自然に身につけさせることが肝要です。
(5)個別面接(生徒本人面談)
傾向-なにか材料を与え、その場で考えさせ、話をさせる。その答えのユニークさよりもそう答えた理由説明がポイントであったと思います。発想の豊かさや自己表現能力(筋道立てて自分の考えを説明できる力)も問われています。
平成24年~26年と「絵を見せてそれについての答える。」ことから話が始まり、受験者にいろいろなことを自由に話させる面接試験でした。他校のよくある生徒面接試験とはかなり違います。
対策-自分がどう思ったか、考えたかを相手にわかりやすく話す習慣をつけると良いと思います。私たちウエルストリームでは日頃のお子様の行動習慣、生活習慣から指導しています。
(6)運動
平成25年9月-平均台、鉄棒ぶら下がり、両足跳び、ボール投げキャッチなど。
平成26年9月-低い平均台、ケンケン、前転、熊さん歩き、鉄棒など。
毎年種目が大幅に入れ替わりますが、それほど難しい種目はなく、指示をしっかり聞き、理解することとが大切で、加えて待っている間の姿勢その他も当然評価対象になります。
(7)まとめ
結局、今年も開智はペーパー試験の知識・技術を磨くだけでは合格は困難です。ベースとなる知識に加えて、思考力・自己表現能力があり、「6歳なりの精神年齢がある子」が確実に合格しているのです。
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名門小学校受験 ウエルストリーム
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