「合格するまでは勉強しなさい。合格したら勉強しなくていい。」
「合格しさえすればいい。合格してしまえば後はなんとかなる。」
御父母様がこういう発想だと、おそらくお子様は合格したら、まず自分からは勉強しなくなりますね。そして、合格してから入学までの貴重な数ヶ月間を毎日毎日ユーチューブやスマホゲームで過ごすのでしょうね。だんだん勉強が億劫になり、入学する頃には勉強嫌いになっています。
それでも「小学校の勉強なんて、なんとかなる。実際小1、2の勉強なんて簡単だ。」-そうご両親様は思っていると、小3くらいから私立小学校のペースについて行けなくなります。そこから慌てて、既に勉強が大嫌いになってしまったお子様に「勉強しなさい!」「勉強しないと、あなたが困るのよ。」と言って、叱ります。お子様は・・・・・
では、どうすれば良かったのでしょうか。
もちろん「合格」は大切です。しかし、「合格したら勉強しなくていい」とお子様に言うのは最大の失敗です。合格しただけでは後もなんとかなりません。12年後を考えれば、私立小学校は合格後が大切なのです。わざわざ人生の最初のステップでつまずいてどうするんですか。
私ならこんな感じで我が子に話すと思います。(現実には新小1の娘はおりません。)
「合格したら、楽しい生活が待っています。幸せな小学校生活がおくれます。そのためにたくさん勉強してきましたね。そして、無事合格。だから、これからもお勉強を続ければ、きっと○○○小学校で楽しくすごせますよ。○○○小学校はお勉強するところですからね。今からしっかりお勉強しておいて、○○○小学校に入った後も100点をとりましょう。そして、やさしくて、頭の良い素敵なお姉さんになりましょう。」
本日は以上です。皆様のご参考になれば幸いでございます。