農業

神戸新聞の社説
日本の食糧自給率は４割、耕作放棄地は増え続ける
農業は衰退の一途、過疎に深刻化する農業をどう克服するか
新政権の課題である・・・
２０５５年にはこの地域は人口が半減以下、農業再生が進まないと過疎化と高齢化の流れを止めることはできない・・・＜今朝の新聞＞

きょうは暇かと思ったが、早朝に電話があった
籾摺りをしたいので手伝ってほしいと、８０歳の老婦人からである
二人暮らしで最近主人は体調が悪く、歩くことすら困難なようす
３０ｋｇの米袋は持てない。

冷蔵庫の中には昨年の米がまだ一年分はある
今年の米が２５袋、これも冷蔵庫の中へ
少し売れば・・・と言えば、来年は百姓はできんかも知れんでなぁ・・
食料を蓄えることの大切さ、百姓のDNAだろう。

80歳でこの機械を使い、刈り残した落穂まで丁寧に集める。
街から娘達が帰る、盆正月には持って帰らせるのだと笑う。
消毒はなぁ、ヘリコプターに頼みますのゃ・・・
いずこも同じ「娘の笑顔が母の幸せ」曲がったその背中に社説が頭に浮かんだ。