示玄

日々の雑感

もみじ

2005-11-20 22:03:59 | Weblog
 秋の夕日に照る山紅葉 濃いも薄いもかずある中に 松を彩る楓や蔦は 山のふもとのすそ模様・・・。

この唱歌、明治44年<作詞 高野辰之 作曲 岡野貞一>の作、今日100年ちかくも歌いつがれる この詩のすばらしさをあらためて感じるこの頃です。                        <写真 もみじ>
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自給自足の山里

2005-11-19 19:45:37 | Weblog
 今あなたはこの生活ができるか・・と問われれば殆どの人が頭を横に振るであろう これは・・と。ここに人が住めるのかと思われる山の中、冷たい秋雨のなかにも木々の紅葉が心を和ませる、配達仕事の途中に訪ねる。ここは昨年も一度お邪魔したことがあり覚えてくれていた、和田山と出石の峠の頂上から西へつづら折の山道を800mほど進むと山のなかで、ここに住んで19年の大森一家8人の生活される家がある。都会から移住して「アース農場」を開き縄文百姓、棚田で米野菜を作り、窯でパンを焼き、鶏に豚、ウコッケイに犬、山羊を飼い乳を搾る、谷の水で電気を作る、ビックリはバイオガス発生装置まで・・・。炭焼き小屋で木炭を作り自給自足の家族、この生活は私の昭和30年頃の暮らしの記憶にある。
 昔の農山村の源流を現代に見たような気がする。人里から12キロの床尾山系の頂上近くで「百姓はすばらしい仕事」と宮沢賢治のことばのごとくに生活される家族 経済優先のこの今の社会をそして家族を考えさせられる気がする。


 帰りには息子さんの「あさって農園工房」のぶどうパンを売っていただきました、これがまたなんとも味がいい・・・。
 この家族は以前テレビで紹介されたことがあります、「自給自足の山里から」という本も近く出されるとか。         <写真 炭焼き小屋>
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晩秋

2005-11-18 19:31:07 | Weblog
 夜明けから今日は青空が見え、朝日が紅葉した山を浮き上がらせて朝霧が尾根に上る、今日はすばらしい天気かとおもいきや、お昼前からポツポツと雨の音・・・。晩秋の但馬の空模様に・・・気温が下がり冷たい雨が降り出すかとおもえばまた陽がさす。うらにしと言われるこの地方特有の天気でした。


 美しいモミジも落葉となり残り少なくなりました。いよいよ我が家もストーブを出す、灯油がずいぶん高くなったが・・・心まで冷えないように・・・。
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裏山

2005-11-17 19:01:34 | Weblog
 我が家の裏100mほど離れた北側に小高い丘があります、いつも食事をしながら眺めるこの丘、春の新緑の頃、ここの松の木に鳶が巣をかけ毎日その成長を見るのが楽しみ。
木立潤う夏の緑もいい 秋の紅葉に、炬燵のなかから見る冬の雪景色もすばらしい。
 最近はヒヨドリの群れが姿を見せるようになった、小鳥はこのごろ初冬になると群れをなしこの樫の木に集まります。
 最近は鹿まで顔を見せる、いつもなら百舌鳥が来るのですが・・・早朝にキィキィと鳴く声がまだ聞こえない、どうしたのか気になるが・・。                       <写真 裏山>








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柚子こしょう

2005-11-16 16:56:24 | Weblog
 今年も蔵人庵の柚子こしょうが出来あがりました すばらしい味です、そのピリッとした辛さと柚子の香りが絶妙です。5月に韓国青とうがらしを植え付け、8月から収穫します、この唐辛子は夏を過ぎると辛さがでてきます。秋の深まりの中で色づく柚子とあわせて作りますがこの手間は大変なもの・・・。
 それぞれに得意の分野を生かして・・・パソコン・料理・製造・広報など・・・私はとうがらしと柚子の材料担当です。農薬は一切使用しておりませんのでご安心ください。
 鍋・味噌汁・おでん・うどん・湯豆腐などにほんの少し入れていただくとお料理の風味が豊かに・・・・。


 但馬の蔵人庵 山里で育まれたその味を是非一度ご賞味ください・・・・。
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消防ポンプ

2005-11-15 14:59:05 | Weblog
 日ごと寒くなり火事のニュースが多くなった気がする。
民族資料館が移転になった時 いらなくなった物を処分するので残っているものは差し上げますといわれ、そのゴミの中から出てきたのがこの消防ポンプです。
 こんなの始めて見た物・・・銅製でタライの中の水に浸けて押せば上の筒先から水が吹き出ます。
 骨董好きにはたまらないしろもの・・。写真右がガッチャンポンプ(人力ポンプ)の筒先、左が「プンポ火鎮便軽」(号01285)許特案新 所造製具火鎮洋東、と書かれています、早く言えば水鉄砲に見えるが、これでも当時は立派な消防ポンプだったのかも・・・。


実はこの軽便ポンプは11月5日のこのブログで紹介した 関西大学の教授のお宅からその昔 民族資料館に寄贈されたもの、さすが門閥です、どうして民族資料館は捨てられたのか・・・。年代もの好みの私の宝物です。
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コスモス

2005-11-14 19:28:23 | Weblog
 ぼちぼち越冬の準備をせなあかんな・・・と思いながら大根を引き水洗いをして天日干し 漬物の準備、あまり多く食べられるものでもないが百姓に生まれたDNAかこの季節の行(おこない)である。
 午後は豊岡「メル友コロリン」の近くへ仕事に、待ち時間に今日のブログの写真をと思うが・・・遅れて咲いた雑草の中のコスモスしかありませんでした。
なんとか今年の秋に咲くことができて嬉しそうに見えませんか。
 これはちょっとピントはずれの感性・・・写真も?                       <写真 コスモス>
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日々に疎し

2005-11-13 19:32:45 | Weblog
 親戚の法要に出席した、逝ってしまったが、真面目を絵にすればこの男かと思うくらい几帳面な人であったが・・・。
 ”去るもの日々に疎し”とはこのことか月日の流れは早い、別れに涙して今日でもう45日にもなる。
立派な山門、本堂など手のいき届いたお寺での読経とお説教に背筋の伸びたひとときであった。紅葉が美しい里の秋 おだやかな秋の日に親戚兄弟の集まりが出来るのもその人柄のおかげか・・・・。    ここの山門前の両側に大きな桜の古木があったのですが、なくなっていました、枯れたのかなあ・・・。 <写真 本光寺>
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濡れ落葉

2005-11-12 13:27:18 | Weblog
 濡れ落葉 この表現はあまりよく聞こえない、今朝も庭木の枯れ葉が昨日からの雨の中に落ち、箒で掃いても取れるものではない、ベットリひっついて、まして車にでもひかれようものなら・・・。
 この葉も美しい花や実をつけるため栄養を大地と太陽のから取り込みずいぶん役にたったであろうに・・・。
 人生の黄昏、定年後の男性のような存在と何かで読んだが・・・ 
いやいやそんなことはない、この生活が人生の楽園かもしれない。
落ちるなら秋晴れの爽やかな風で、木枯らしの吹く前に落ちればいいものを、そんなこと考えながらしびしび降る雨の朝の落葉かき。                 <写真 柿の落葉>
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安国禅寺

2005-11-11 16:29:40 | Weblog
 毎年秋に新聞などで話題となる、近くの安国寺のどうだんつつじです。 昨日写真を撮りにお伺いいたしましたがもう少し早いようです。
 ここのところの冷え込みでぼちぼち見ごろとなりましょう。この安国寺は一国に一つずつあり、足利氏の創建で臨済宗大徳寺派のお寺です、私宅も檀家としてお世話になっております。

                        <安国禅寺>
 もえるような赤、このどうだんつつじの群生は、春の夏椿とともに最近は有名となり、この季節多くのかたの参拝があります、一度お訪ねになられてはいかがですか・・・・。
                       <写真 どうだんつつじ>
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