STP おやじ

スピード スリル パワーをテーマに生きて来たが時間が過ぎてもただのおっさんの生活を送っている。ぼやきかな?

フロントブレーキ整備の検討

2018-12-09 22:53:23 | CB125
CB125号のフロントブレーキの整備方法について考える
メンテナンスマニュアルには 分解手順として パーツリストの様な構成部品の展開図があるだけで ドラムブレーキの調整方法等の記載は無い。
CB125号はツーリーディングドラムブレーキで、小生はそれの整備経験がない。しかし、ちゃんと考えればブレーキシューの調整手順は解るだろう。

現状は外観は汚れているものの動作は良好なのが幸いだ。

ブレーキシューの片当りも見受けられない。

ただ、アンカーワッシャーが回っているのと メーターギアのグリスが汚れている。

これらの整備と清掃で整備は済みそう。

しかし、この際、アームAと アームBをつなぐロッドの調整方法を考えておこう。
アームA側のクレビスはロックナットと雌ねじの構成

アームBは フリーに回るロッドとクレビスの組み合わせ


フロントブレーキを掛けたら二つのブレーキシューが同時にブレーキドラムに接触するように ロッドの長さを決めればよいわけで、
ブレーキレバーを握る、アームAが動いてブレーキシューがドラムに擦り、その時ロッドを引いて、アームBのシューもドラムに擦る。

それを整備で実現するには、

①のロックナットを緩める。
②ロッドを緩む方に回し ブレーキシューがフリーになる状態にする。
フロントブレーキ周りを車体に組み立てた状態で
③フロントブレーキレバーを握った状態で固定(ARM Aのブレーキシューが効いた状態)
ロッドを重くなるまでネジ込む( ARM Bのブレーキシューが効くまで)
ブレーキを放し車輪を回してフロントブレーキが正常に効くか確認出来たら
①のロックナットを締める。

失敗したら 俺は燃料噴射無しのスーサイドマシーン だ。
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