かもめカブ4速化

かもめカブ号を4速化するために　予備エンジンのC50Eを4速に組み替えて それをかもめカブ号に積むつもりでいましたが、
ゴールド先輩から　電装系の改造が面倒なら　かもめカブのエンジンを直接4速にした方が楽じゃないか? と助言をいただきまして、
はい、エンジンおろして、4速化に向け分解はじめました。


ピストン取らなくても　クランクケースが割れるので　ピストンは残したらそれが・・・・後程。

さて、不思議なところに　見たことのあるワッシャーが、

たしかに　OUT SIDE向いてるけど　ここはキックシャフトだぞ

するとここはドウナッテル・・・・見た目がすでに変


回り止めワッシャーもナット　傷だらけで　ボコボコだ。
本来あるべき　OUT SIDEと書かれたワッシャーが入ってない。昔モンキーのエンジンもそれが入っていなかったのを思い出す。

過去、誰かが　このナットをタガネで緩めて・締めて、苦労した後だ、

小生はクラッチセンターロックナットレンチがあるので　楽ちんに・・・・・回せるはずが　
そのレンチを回したら　クラッチ回り止めが外れ、　クラッチも回り　クランクも回り　ピストンも動き、

武川ピストンのスカート　割れました。トホホ・・涙

気を取り直して、ケースの洗浄

このエンジン　前回の分解組立てで、ガスケット片面に　グリスやら液体ガスケットやら塗られてて、ガスケット片面が綺麗に剥がれるのだ。おかげで掃除が楽ちん・ガスケット再利用できる。だけど　あのナットと回り止めワッシャーと　別な場所に　OUT SIDE記載のワッシャー取付。
かなりやばいエンジンだった、すでに1160km乗ったけどね。
「　うひひっ、ピストン割ったの忘れてるぞ　ひゃっひゃっ　」遠くからディスる声が聞こえる。
　

点火系整備

昨日信号待ちで　エンジンが止まる事象が　2回起きた。
以前からの燃料が少ない時　信号待ちでエンジンが止まるのと同じ事象なのだが、
今回は　燃料が多い時なので　困惑している。
そんな訳で　未整備だった　ポイントとコンデンサーを確認することにした。

コンデンサーの容量異常は見受けられない、ただ高温環境での容量は未確認

ポイントの異常は見られなかったが、ヤスリで接点を磨いておく。


信号待ちで　アイドリング回転が下がり　止まる事象は
　キャブを交換しても起きる。
　マニホールドに断熱材を挟んでも起きる。
　燃料タンク・コックを点検・分解掃除しても起きる。
　エンジン腰上を交換しても起きる。
　燃料ホース内に残るエアーかなー?

いつの間にかエアーが入っている。
　
さて、かもめカブ号は全波整流なはず、　コイルを観察したが・・・・わからん。

シリコンブリッジダイオードで整流しているのは　わかった。

全波整流であること確認。

4速化する予定のC50Eエンジン　一時しのぎでも良いから　全波出力型のコイルにできないかな。

部品手配

かもめカブ号4速化に使うシフトアームの部品手配に　ホンダ店へGO!

部品購入に手数料が掛かるので、ついでの部品も併せて　15アイテム購入依頼したが
かもめカブ号のセルフスタート・ワンウェイクラッチ部品3アイテム　ゴソウダンで全滅( セルフスタート復旧見込み無し )
C70カブ吸排気バルブ　もゴソウダン　( これらは海外の部品商社に在庫があるので　当然メーカーにも在庫はあると思ったが、なし・・・涙 )

結果、4速シフトアームのほかに　ノックピンや特殊ボルト・ワッシャ程度の9アイテムしか調達できなかった。
4200円購入したうちの1100円が手数料か・・・送料と思うか。

フライホイール

ステーターを付けたC50Eエンジン

フライホィールを取り付ける

C50Eエンジンは点火タイミングが固定だ・・・・

CD50のフライホイールを付けよう

点火タイミングが進角式だ

高性能になった予感。むふふっ、
そもそも、このエンジンは動くのか?

不安を感じながら　そっと　蓋を閉める。

あれっ、これダックスのジェネレーターカバー? これしかないけどカブに使えるのかな。

現状
C50Eケース　クランク
CD50 4速ミッション・キックシャフト　フライホイール
C65 ヘッド　ピストン　シリンダー　ステーター
ダックス・ジェネレーターカバー
4速シフトアームは未解決
6Vレギュレーターと　コンデンサーは後程取付。

C50E 4速化検討

かもめカブ号は　全波整流バッテリー点火の電気系統
C50Eエンジンは　マグネトーの半波整流

かもめカブ号にC50E4速エンジンを載せるには　電気系統の変更が必要なので、ステーターを眺める。

それでもコイルの配線がわからないので分解して調べてみる、

自信はないが、黄色と桃or緑線が交流出力　充電とライト系
黒線がポイントとコンデンサ　一次コイルの点火系
みたいな・・・・・

壊れてるコンデンサーを取り　電極が摩耗しているポイントは交換(中古品に)

コンデンサーと6Vレギュレーターは後付けの計画で　ステーター完成。

とりあえず　エンジンに取り付けてみる。

むふふっ、高性能な予感。

必要部品調べ

遠心3速を　4速に交換する　かもめカブ号
調達が必要な部品を　組み立てながら調査、仮組み立て作業である。

手始めにC50Eエンジンのケースを洗う。


このケースにCD50の4速ギアを移植するのだが　その前に、

ニュートラルランプの電極確認、3速と4速同じ形状の電極を使っている、交換の必要なし。

左右ケースを閉めてみる

問題なく　組み立てられる・・・・・・違和感?
カムチェーンスプロケットが見える?・・・あれっ、クランクシャフト左右逆に組んでる・・・OTL

クランクを修正し、 手持ちガスケットC65用が使えるか　ついでに確認

C65用ガスケットは　C50Eにも使えてる、OK!

腰上はC65エンジンから移植して組み立て

本調査で、欠品・摩耗・損傷により今後必要になる部品は、

必要部品調査結果
1.　4速用ギアシフトアーム
2.　ノックピン　10X14
3. 吸排気バルブ
4.　スラストワッシャ　13.5mm
思ったより低予算で4速化できそう。

昭和の原付

第1回　昭和の原付大集合　に行ってきた。

toktakさんと　新しのつ道の駅待ち合わせて、標記会場の　三笠クロフォード公園にGO!
11時過ぎ　会場到着
諸先輩方の　昭和のバイクを見て回る。

CB125K0


C92


C200

当然自分たちのバイクも見せびらかす。

諸先輩方と、ポンコツバイクの修理・維持・所有ストック部品の与太を語り合って(為になるなー)　13時解散、

昼飯は茶志内まで足を延ばし、カレーラーメン

美唄方面に来たときの　昼飯はここ。

7/16以来　今年2度目の訪問だ、　次は9/24 奈井江第2回どカブかな。

遠心3速から4速は

６V 遠心3速　C50エンジンと　6Vマニュアル4速 CD50エンジン両方を分解した。

似た部品だらけで　訳が分からん。

遠心3速ミッションは取り出して　物置へ

ネットで公開されている　諸先輩方の　カブ90を4速にする数々の奮闘記を読んで勉強するも　国語力の弱さより理解が浅い。
モンキー4速用ギア　強化ラーとか　リトルカブ4速用シフトアーム、　必要部品や加工がケースバイケースで　小生はなにが必要????

そんな訳で現物合わせで検証、とりあえず　CD50に遠心クラッチ付けてみた。

CD50エンジンに　遠心クラッチはポンで付いた。
しかし、シフトシャフトとシフトアームは　3速4速　遠心・マニュアルクラッチで、全く合わず。

このことか　4速リトルカブシフトアームが必要とは。ふ～ん

強化ラー必要・・・・・
小生の場合は　ニードルベアリングとプレーンメタルベアリングの違いはあるが3速4速ミッション・シャフト端径が同じ14mmなので　ポンだ。ラッキー。(まだ半信半疑)


早速、C50エンジンケースにCD50の4速ミッションを入れてみる。

左右ケースが閉まりギアも回る。OK!
むふふっ、4速リトルカブシフトアームを　どうにかして手に入れよう。そうすれば、
「　うひひっ、失敗の匂いプンプンだぜ　ひゃっひゃっ　」遠くから声が聞こえる。
たしかに　そう思う。

遠心3速エンジン

かもめカブ号　1台に対し　2機の予備エンジンがある。
遠心クラッチ付エンジンは分解したことがないので、好奇心から　1機ばらしてみよう。

C50Eエンジンのクラッチーカバーを外す

電動インパクトレンチを使い　遠心クラッチを外す


遠心クラッチを取ったら　横型エンジン共通?の姿に


妄想では　CD50の4速ギアをこのエンジンに組み込み　4速のカブエンジンを組みたいが・・・・・小生の技量がまだまだたりないな。