さよならマエストロ

2024年03月03日 | ドラマ

>みなさんが夢を持つとき、こんなことを言ってくる人がいるかも知れません。
>君にはできない。君にはムリだ。諦めたほうがいい。
>でもどうかあなたの夢を否定するその言葉に、耳を貸さないで下さい。
>あなたがほんとうに好きな道を選ぶことで、傷つける誰かがいるかも知れません。
>でも、もしも心にともった情熱があるなら、それにしたがって生きてほしい。
>あなたの情熱をあなた自身が信じてあげて下さい。

これは「さよならマエストロ 父と私のアパッシオナート」の主人公の夏目俊平が、
母校の高校で講演したときの言葉です。
私はこのセリフを聴いていて感動してしまいました。
(録画したのを何度も観返して、文章を忠実に再現しました)
俊平は高校まで父親の監督のもと、甲子園を目指していた野球少年だった。
それが隣に住む音楽家のバイオリンを聴いて、音楽に目覚めた。
そして野球をやめて父親とケンカして家出した。
それから音楽家を目指して、それ以来家には帰ってなかった。
そういうドラマの設定なのだが、ここで私は少し疑問が芽生えた。
高校から音楽を始めた人間が、世界的なマエストロになれるのだろうか? と。
そうとう耳がいい人ならなれるかもしれませんが、
ピアノも高校3年から始めたのだろうし、音楽大学に進学できたのだろうか?
素朴に疑問です。
私は、中学から吹奏楽部に入ってトロンボーンを吹き始めて、高校生まで吹いていたがだめだった。
まあ、音楽的に才能のない私は参考になりませんが、高校3年から音楽を始めて、
世界的なマエストロになるのはむずかしいんではないかと思います。

まだドラマは途中です。
これからどのような展開があるかも分かりません。
興味深く見守ってドラマを観ていきたいと思います。

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お別れホスピタル

2024年02月20日 | ドラマ

昨夜、このドラマの第1話の録画を観た。
浜辺で煙草を吸っている男、本庄昇(古田 新太)が煙草を吸っている。
その近くに仕事を終えた看護師の辺見歩(岸井 ゆきの)が行って、電子タバコを吸う。
ある日、辺見歩が働く病院に本庄が末期がん患者として入院してきた。
辺見歩が働く病院は、末期がんなど重度の医療ケアが必要な人や、
在宅の望めない人を受け入れる療養病棟です。 
その病棟から元気に退院する人はいなくて、亡くなって退院する人ばかりだった。
病室にいる後期高齢者の女性が3人。
2人がよく言い争っていて、1人の人が看護士にむりなことをいっている。
その3人がある夜、そろって亡くなる。
本庄が病室で煙草を吸うのを、辺見歩が注意する。
そのあとも、本庄は屋上などで煙草を吸っていた。
それを注意する辺見歩。
ある日、屋上に煙草の吸い殻が3本あった。
本庄は屋上から飛び降りて死んだ。
古田 新太の演技が素晴らしかった。

今夜、「お別れホスピタル」の第2話を観た。
年老いた男の老人が入院している。
看護師たちにはわがままいいほうだい。
あるときから妻の久田今日子(高橋 惠子)が体調こわして入院して、隣のベットにきた。
看護師たちにはわがままをいう男も妻のいうことはきいた。
この妻の久田今日子は、男の勤める役所の部下だった。
19歳のときに、「おれは結婚することに決めた」と今日子にいった。
「おれはおまえと結婚する」と勝手なことをいう。
それから今日子は、その男のいうままに暮らしてきた。 
女というものはそんなものと思って生きてきた。
しかし今、自分は自分の意思で生きたいと考えた。
男が発作を起こして死にそうになっているときに、
「早く逝ってください」と男の耳もとでささやいた。
高橋 惠子の演技もよかった。
この人がこのような俳優になったことがうれしいです。

このほかのエピソードも沢山あります。
いいドラマです。
このあとも第3話・4話があります。

わが家も私が71歳、妻が66歳です。
これからどんな暮らしになるのか、と考えると不安です。
私はできることなら認知症にならずに、そっとあの世に行きたい。
それも女房より1秒でも早く逝きたいです。

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ドラマ「不適切にもほどがある!」

2024年02月05日 | ドラマ

昨日女房と、「不適切にもほどがある!」(TBS 金曜日22時~)のTVerでの配信をパソコンで観た。
それは2月2日(金)放送の「高橋源一郎の飛ぶ教室」(NHKラジオ第1 毎週金曜 午後9時05分~)で、
高橋源一郎が番組のはじめに「不適切にもほどがある!」を紹介していたからです。
私は、宮藤官九郎の書いたこのドラマを観たいと思った。

阿部が演じる主人公・小川市郎は、ひょんなことから1986年から2024年の現代へ
タイムスリップしてしまう。
市郎がタイムスリップした令和で出会うシングルマザー・犬島渚を演じるのは仲里依紗。
時空を超えて出会った市郎と渚がどのような関係になっていくのか?
ある時間に町の巡回バスに乗ると、タイムスリップして令和に行く小川市郎。
令和のスナックでトイレに入ると、そこに開いている穴に入ると昭和に戻ってしまう。
楽しい設定です。
昭和のテレビ番組が出てくるのが面白い。
令和のいろいろな問題を取り上げていることが興味深い。
番組の終わり近くでは、ミュージカルになる趣向が楽しい。
高橋源一郎が、NHKのラジオ番組でTBSのドラマを紹介したくなる気持ちもわからなくはない。
2月9日午後10時からの「不適切にもほどがある!」が楽しみです。

『不適切にもほどがある!』第3話「カワイイって言っちゃダメですか?」2/9(金)【TBS】


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さよならマエストロ

2024年01月14日 | ドラマ

今夜9時15分になって、このドラマが始まっていることを思い出し観始めた。
少し“くさい”ところがあったが、面白く観ていた。
市からの援助もなくなり、3月で廃団になるオーケストラの物語でした。
これからどのようになるか楽しみです。
マエストロの父と娘の関係も気になります。
私としては、音楽のエピソードがドラマにあるとうれしかった。

私は、中学・高校と吹奏楽部にいて、30歳の頃には市民吹奏楽団にもいた。
市民吹奏楽団のときには、弦楽の人と1回だけオーケストラを編成したことがあった。
そのときの市民吹奏楽団の指揮者は、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団で
チューバを吹いている人だった。
私はトロンボーンをずーっと吹いていたが、うまくならなかった。
でも、楽器の中でトロンボーンが一番好きです。

私は中学の頃、クラシック音楽のことは分からなかった。
ただ吹奏楽部の練習で吹くクラシックの音楽は好きでした。
シベリウスによって作曲された交響詩「フィンランディア」は好きでしたね。
高校生になって吹奏楽部で演奏する曲が、クラシックの曲が多くなった。
チューバを吹く同級生の家に1週間に1回、泊まるようになった。
その家にはステレオがあった。
それでベートーベンやチャイコフスキーなどの交響楽などを聴くようになった。
友人の兄が吹奏楽部の私たちの2年先輩で、そのとき友人のお兄さんは、社会人だった。
お兄さんが買っていたレコードを、彼の家に泊まると聴いていた。
それで私は高校生の頃、クラシックの曲を知った。
私は、ムソルグスキーのピアノ組曲をラベルがアレンジした「展覧会の絵」が好きになった。

私が20歳の頃、東京の駒込のアパートで暮らしていた。
そのアパートに、山谷で日雇いをしながら絵を描いていた人が住んでいた。
何かのきっかけで話すようになった。
その人は、絵を描いてないときはアルトリコーダーを吹いていた。
バッハやテレマンの曲です。
ルネッサンスやバロックの曲を吹いていた。
いつしか一緒に酒を飲むようになり、私もリコーダーを吹くようになった。
私はソプラノリコーダーだった。
2人でよくアンサンブルをやった。
彼は、アパートで絵を描いているか、リコーダーを吹いているか、山谷で労働するか、
それ以外は、上野の東京文化会館の資料室でレコードを聴いていた。
でも彼が結婚をして私たちの関係は疎遠になった。

私は22歳の頃、埼玉の大宮市の人たちの演劇グループで芝居をするようになった。
その中のリーダーの人が、東京都交響楽団の事務局の人だった。
その人から都響のコンサートのチケットをいただいて、何度も聴きに行きました。
都響のある東京文化会館の資料室にも行って、クラシックのレコードを聴いていた。

でも最近は、クラシックの曲をあまり聴いてない。
ピアノでは「カノン」を練習している(いつまでもへたです)。
ケーナで、ルネッサンスの曲(涙のパバーヌ)なんかを吹いてます。

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山田太一さんの「今朝の秋」

2024年01月05日 | ドラマ

山田太一さんをしのんで ドラマスペシャル「今朝の秋」を、NHKが12月30日に放送した。

離婚してひとり蓼科で暮らしていた鉱造(笠智衆)の元に、息子の嫁・悦子(倍賞美津子)が訪れ、夫・隆一(杉浦直樹)が余命3か月だと報せる。急ぎ東京へと駆けつけた鉱造の前に前妻・タキ(杉村春子)が現れる。隆一の世話をしたいと訴えるタキだが、男をつくり出て行った過去を鉱造は今も許せない。一方、日に日に病状が悪化する隆一は、自分がもう長くはないと知る。鉱造は意を決し、隆一に一緒に病院を抜け出そうという。
(NHK+ 番組紹介文)

私はそれを録画しておいたのを昨日観た。
昨日観たあと、九想話を書いたのだが、投稿しないで寝てしまった。
今朝、エディターで書いたその下書きを探したが、パソコンの何処にもなかった。
悲しかったですね。
今夜あらためて書きました。

このドラマはこれまで4・5回は観ている。
いいドラマです。
笠智衆、杉村春子、杉浦直樹、樹木希林がよかった。
自分が、がんになってから初めて観たんですが、涙を流さずには観られませんでした。

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ガラパゴス

2023年11月26日 | ドラマ

土曜ドラマ「ガラパゴス」(全4回)それぞれを録画したものを観た。
1話:[総合] 11月4日(土)よる10:00~10:45
2話:[総合] 11月11日(土)よる10:00~10:45
3話:[総合] 11月18日(土)よる10:00~10:45
4話:[総合] 11月25日(土)よる10:00~10:45
再放送:各回の翌週(水)午前0:35~(火曜日深夜)

働くこと。生きること。誰もが、幸せになっていいはずだ。
団地の一室で発見された、青年の遺体。
自殺とされたその死は、大きな悪の構図によって仕組まれた殺害だった。
刑事は、ある派遣労働会社の謎へと鋭く迫る!

【あらすじ】
捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)は、鑑識課の木幡祐香(桜庭ななみ)に頼まれて身元不明の死者リストを調べていた。田川は、リスト「903」の男が一酸化炭素中毒自殺に見せかけて殺害されたことを見抜く。田川と木幡は男の死を丹念に捜査し、男が沖縄県出身の派遣労働者・仲野定文(満島真之介)だと突き止める。一方、特殊班捜査係の鳥居(伊藤英明)は田川の行動に目を光らせつつ、裏では人材派遣大手ホープネス・ホールディングスの森社長(髙嶋政宏)、自動車メーカー・ヒラガモーターズの松崎社長(鶴見辰吾)と緊密な関係を結んでいた。そして田川は生前の仲野がホープネス系列の人材派遣会社に登録し、ヒラガモーターズの自動車工場に働いていたことを知る。仲野がネット上で何かを告発しようとしたことも…。その真相とは?
※BSプレミアム・BS4Kで放送した特集ドラマ「ガラパゴス」の再編集版です

素晴らしいドラマだった。
今の社会にある正社員と派遣労働者の〝差〟を分からせてくれたドラマでした。
私が45歳のときに勤めていた会社はM商事の子会社だった。
半導体製造装置の周辺の装置のメーカーだったが、その頃の半導体不況でM商事が手放した。
私はそのとき1年間の約束で、山梨工場に単身赴任していた。
長野オリンピックがあったときです。
1年がたって本社に戻れると思っていた私は、本社に戻れなくなった。
東京都小平市にあった本社が、山梨工場に移転してくる、となったからです。
所沢で暮らしている家族(妻と高2の双子の息子たち)は、山梨には行かないという。
それで私は会社を退社するしかなかった。
(その会社は、半年後に消滅したので、辞めなくても同じことでした)
私は新聞の求人広告で転職活動をした。
そのとき2社に採用の通知をいただいた。
そして私は、A硝子の子会社に転職した。
その会社は、ホンダの車のウインドウガラスの加工をして納品する会社で、
そこの生産管理の仕事だった。
私は、正社員としてその会社に入った。
ところがその会社には正社員が15名で、40人ほどの派遣労働者がいた。
会社は、3交代勤務でウインドウガラスの加工をしていた。
昼飯のとき、3時の休憩時間に食堂に行くと、ほどんどが派遣労働者だった。
そのときの私にとってそれが不思議だった。
なんでこんなに派遣労働者がいるんだ?と。

少子化が急速に進む日本で、政府は様々な少子化対策をやろうとしている。
岸田政権が打ち出した少子化対策はおかしいと思う。
若い人が結婚出来なければ子どもは生まれない。
派遣労働者なんてなくして、全員正社員でなければいけない。
私は、20数回転職をしてきたが、40代までは正社員として採用されてきた。
少ないけれどボーナスはある勤め人でした。
国はまず、非正規雇用をなくさなければいけない。
派遣社員では結婚することは難しい。
そんなことを強く思って観たドラマでした。

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あまちゃん再放送

2023年09月27日 | ドラマ

私と妻はここんところ毎日一緒に、7時15分からの「あまちゃん」の再放送を観ている。
4月からはそれぞれ別々に観ていたが、妻が病院を退院してから一緒に観ている。
あまり私たちが同じドラマを一緒に観ることはない。
これまで妻が健康だったときは、妻が台所のテレビを観ていて、
私は、リビングのテレビを観ていた。
どちらもハードディスクに録画できるテレビなので、それぞれ好きなのを録画して観ている。
なのに「あまちゃん」だけは、台所のテレビもリビングのテレビも録画予約されていた。
そんなこともあり、6月には「あまちゃん」の舞台の〝北三陸〟(久慈市)を夫婦で旅してきた。
ドラマの撮影に使われたところなどを見てきた。
「あまちゃん」の再放送は今週で終わる。(妻はもうすでに、「あまロス」になっている)
「あまちゃん」のシナリオは実にうまくできているな、と思う。
クドカンの傑作だと思う。



久慈駅は「あまちゃん」のドラマでは、北三陸駅となっていた。
現在の久慈駅は、この横にあります。
駅の前にある駅前デパートが、北三陸観光協会があったところです。


 

ドラマでは「袖が浜駅」はアキの祖母の夏ばっぱが住んでるところですが、
堀内駅がモデルになったそうです。

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特集ドラマ「幸運なひと」

2023年04月06日 | ドラマ

今夜、先日放送された特集ドラマ 「幸運なひと」をNHK+で観た。
どんなドラマか知らずに観た私は、その内容に驚いた。
最初は、イケメン教師と美人の芸能プロダクションマネージャー女性の
結婚話か、と思って観ていた。
そのうちこれからの2人の暮らしをどうしよう?なんて話になる。
離婚? 子ども? 仕事? 2人のこれからの暮らし? をどうしょう、と進んで行く。

………………………………………………………………………………………………………………………………

<前編>
初回放送日: 2023年4月4日

夫の拓哉(生田斗真)と妻の咲良(多部未華子)。夫の「がん」をきっかけに関係を再構築していく夫婦の物語。仕事は?子供は?自分の仕事をセーブして夫に尽くすべき?

中学の体育教師・松本拓哉(生田斗真)は、突然肺がんだと告げられる。治療しなければ余命半年。妻の咲良(多部未華子)と「子供を持つかどうか」の選択を迫られることに。現実を受け入れられず、治療にも子供を設けることにも前向きになれない拓哉。ピアニストになる夢をつかみつつあった妻への嫉妬が抑えられず、そんな自分に当惑していた。一方「自分の仕事をセーブして夫に尽くすべきか」と悩む咲良は、ある決意を胸に秘める。

………………………………………………………………………………………………………………………………

なんの心の準備もなくこのドラマを観始めた私のショックは大きかった。
今日私は、大学病院で膀胱がんの診察を受けてきた。
主治医に、「尿はキレイですね」といわれ、「5月に膀胱鏡で覗いてみましょう」といわれた。
またあの厭な膀胱鏡検査を受けなくてはならない。

私は、2020年8月に膀胱がんだと診察された。
そんなことを予想もしていなかった私は、地獄に突き落とされた気持ちでした。
それから4回手術を受けてきて、BCG注入療法もされてきた。
妻といろいろ話し合った。
悪い未来も良い未来も、うだうだ考えて暮らしてきました。

………………………………………………………………………………………………………………………………

<後編>
2023年4月11日放送予定

がんだとわかった拓哉(生田斗真)と妻の咲良(多部未華子)。お互いの仕事をどうするか?子供をどうするか?悩んだ二人はある結論を出す。
がんと分かった後の日常の物語。

ピアニストになる夢をかなえつつあった妻の咲良(多部未華子)と、突然肺がんだ告げられた夫の拓哉(生田斗真)。治療にも子供を設けることにも消極的だった拓哉だったが、あるきっかけで思いを変える。「これからはできることを数えていこう」ようやく治療が始まったが、咲良には気になることがあった。「夫はがんになってから一度も私の前で泣いてない。泣かせてあげられなくて…」ある日、夫婦は本当の思いを交わすことになる。
(NHK 「幸運なひと」ホームページより)
………………………………………………………………………………………………………………………………

 

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阿修羅のごとく

2022年11月22日 | ドラマ

阿修羅のごとく

「阿修羅のごとく」向田邦子の代表作!女の心の奥底に阿修羅が潜む
(BSプレミアム 11月19日(土) 夜7時30分から夜10時50分30秒)
(1)女正月(2)三度豆(3)虞美人草、3話続けての放送を録画したのを観た。
このドラマのテーマ音楽、
トルコの軍楽(メフテル)「ジェッディン・デデン」という行進曲は記憶にある。
ということはこのドラマを私は観たことがあるのだろう。

【初回放送】
土曜ドラマ「向田邦子シリーズ」
第1話『女正月』1979年1月13日
第2話『三度豆』1979年1月20日
第3話『虞美人草』1979年1月27日

このときは妻が妊娠していて、私は小さな広告代理店に勤めていた。
毎日、求人広告をとるために9時から17時まで電話営業をしていた。
広告はほとんど取れずツライ日々を暮らしていた。
2001年12月14日九想話「営業マンだった私
2001年12月15日九想話「営業マンだった私2
2001年12月16日九想話「営業マンだった私3
2001年12月17日九想話「営業マンだった私4
こんなときに私は、このドラマを観ていたのだろうか?
でも確かにこの「阿修羅のごとく」の印象的なテーマ音楽は覚えている。

「阿修羅のごとく」のストーリーや番組制作の裏話はこのサイトに書いてあります。
NHK放送史「土曜ドラマ『向田邦子シリーズ 阿修羅のごとく』
四姉妹の父親の歳がかぞえで70歳、母親が65歳、私と女房の年齢です。
父親の役を佐分利信がやっていた。
この人のことを小学生の私は「さわけりのぶ」と読んで、家族に笑われたことがあった。
70歳の父親が若い女とつきあっている。
そこからこのドラマは始まる。
今の私にそんな元気はない。

四女役は、20代の風吹ジュンです。
私が若い頃あまり意識しなかったが、いい女優ですね。
今、大相撲で放送が中断されている再放送の朝ドラ「ひまわり」にも出ている。
現在のドラマにも出ている。
女優としていい年の取り方をしているな、と思う。

それにしても向田邦子という人はすごいと思った。
ストーリーもいいが、登場人物がそれぞれ生きている。
なにしろセリフがいきいきしていて魅力的です。

「阿修羅のごとくパートII」の再放送
2022年12月10日(土) 午後7時30分から午前0時7分 
BSプレミアム 4話続けて放送 69分30秒×3回・最終回68分30秒 
 
ジェッディン・デデン(Ceddin Deden)

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朝ドラ「ひまわり」再放送

2022年08月02日 | ドラマ

1996年に放送された朝ドラ「ひまわり」の再放送を、5月から観ている。
若い松嶋菜々子が可愛くて、何気なく冷やかし気分で観ていたのだが、
ストーリーの面白さに引き込まれて観続けている。
安倍元首相の事件があった7月8日、放送が中止になり、次回は8月1日放送と発表された。
主人公の、のぞみがどうなるんだと気になっている私は、「エ~」となった。
なんで“次回は8月1日放送”なの?と思った。
よ~く考えたら7月10日から大相撲が始まる。
「ひまわり」を再放送している4時30分は、相撲の生中継時間です。
毎日大相撲を観ていた私は、いつしか「ひまわり」のことを忘れてしまった。
今日になってふと、そういえばと「ひまわり」のことを思い出した。
昨日から始まっているはずだと思い、パソコンでNHK+を探したらありました。
パソコンで51話・52話を観て、そして今日の4時半からテレビで53話・54話を観た。

主人公、南田のぞみの父親は20年前に家出をしていた。
のぞみは一部上場食品メーカーでOLとして働いていたが、
所属する営業部の撤退を聞かされる。
恋人と結婚して仕事と両立させたいと考えていたのぞみだが、
「結婚する女性は必要ない」と考える上層部の思惑により、
福島工場への転勤を命じられ、のぞみはその会社を退職した。
弟の達也が、アルバイト先のカラオケ店の売上金を盗んだと疑いをかけられる。
この達也は、のぞみの父親が浮気した女性との間に生まれた子です。
のぞみの母親あづさは獣医師で、のぞみと達也を育ててきた。
達也の濡れ衣を母親のあづさが依頼した弁護士が解決する。
その弁護士に憧れて、のぞみは弁護士になろうと決意する。
そんなストーリーを7月7日まで放送していた。
ところが突然、あの事件で放送が止まってしまった。

51話の最後、のぞみの実家の近くでカフェのような店をのぞみの父親の弟が開いている。
家を出てアパートで1人暮らしを始めたのぞみが、
1ヶ月ぶりに店に寄ると、そこに男がいた。
それは、20年前に家出したのぞみの父親だった。
52話は、その叔父の店にのぞみの母親、父親の母が来る。
そして20年ぶりに、のぞみの母親と父親とその母が会う。
どんな展開になるんだ、と私は心穏やかではなかった。
(これはNHK+で1週間観られます)
作者がこのシナリオを書くのは大変だな、と思った。
のぞみ・母親・父親・弟はこれからどうなるんだろう?
赤松弁護士などのことも気になります。
明日からも、この「ひまわり」を観続けます。

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