日本シリーズ

1999年10月26日 | 野球

本日の第3戦、ダイエーが勝ちましたね。
 ダイエーもドラゴンズも贔屓ではないのですが、どっちかというとダイエー
を応援している。
 王監督が好きなんです。同じ辰年で5月20日誕生日ということがそもそも
王を好きになったきっかけですが、人間としても好きなんです。むかし、王が
ホームランの世界記録を打ったときに後楽園で見ました。いや、あれは世界記
録だったのかな、タイ記録だったかな、そのへんのところは記憶があやふやです。
 工藤や秋山が活躍しているのもうれしい。これは彼らがライオンズ時代に、
小学生だった息子たちと応援していたなごりを引きずっています。それにして
も、ライオンズのファンクラブに入っていた息子たちは、現在はまったく野球
に興味がない。あれはなんだったんだ。
 女房は、とうぜんダイエーを応援している。なんてことはない、所沢ダイエ
ーの優勝バーゲンセールが目当てです。
 じつは、ダイエーがパリーグで優勝したときに九想話に書こうと思いながら
時間がなくて書けなかったのですが、所沢ダイエーの優勝バーゲンセールに行
ったのです。あそこはライオンズが優勝したときにも優勝セールをするナサケ
ナイところですが、さすがに自分のところが優勝したときは違ってたな。
 朝9時半頃行ったのですが駐車場に入るまでが大変だった。
 なんて細かく書いてる時間はない。TOTEMO NEMUI
 アメジストのイヤリングをふたつも買わされた。それがなんと9割引。ふた
つ合わせて6万いくらのものが6千いくらだった。そんなのありかな、と思い
ながらも、本人が喜んでいるので買うことにした。そうとう売れ残ってた在庫
なんだろうな。
 こんどダイエーが優勝したら、何を買わせられるのか…。
 ダイエーがんばれ!
 と、複雑な気持ちで応援している私です。

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10 月の九想話

10/2  息子の恋人
10/4  ぼうじぼ
10/6  社内旅行
10/10 時間延長
10/20 昨日うれしかったこと
10/26 日本シリーズ

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昨日うれしかったこと

1999年10月20日 | 会社・仕事関係

昨日、ゴメス(ペルーの女性)に
「日曜日に、テレビで、チチカカ湖、の、こと、やってたね」
 と、フォークリフトの上からいった。
「チチ、カカ、コ?」
 分からない表情をするゴメス。
「チチカカ、みずうみ」
 と私は、手を広げる。
 しばらくして、
「ティティ、カカ、レィゴ」
 とゴメス。
「そう、ティティ、カカ、」
「ペルーとボリビアの間に、アル」
 うれしそうに彼女がいう。
「いつか、おれ、ペルーに行きたい。ケーナのムシカ(音楽)聴きに行きたい」
 こういう会話があったあと、
「これ、あげる」
 と何枚かのコピーしたA4の紙をくれた。
 スペイン語と日本語を並べて書いてある本をコピーしたものだ。
「奥さんと勉強して」
 とゴメス。
 おれのためにわざわざ用意してくれたと思うと、胸が熱くなった。

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時間延長

1999年10月10日 | 会社・仕事関係

「時短」ということは、ニュースなどでよく耳にしますが、女房の会社は9
月から時間延長になった。これまで8時半から5時半までだったのが、6時ま
でになった。
 こんなこと許されるのかなァ、というのが私の気持ちです。
 もう、彼女は怒ってます。そして、毎日家ではブスッとしている。
 そんな女房を見ていて、私は不愉快ですが、あいつの気持ちが分かるから何
もいわない。
 女房の会社には、有給休暇もない。もともと就業規則なんてものが存在しな
いそうです。すべて社長の考え一つで物事は決まるという。
「そんな会社辞めちゃえば」
 と私がいうと、
「それじゃ、家の家計はどうすんの」
 と返される。
 これが辛い。リストラ転職したヒラの私の収入だけでは、正直二人の大学生
をかかえる我が家は暮らしていけない。しみじみと世間の風の冷たさを、二人
で想う秋です。
 世間は3連休だというのに、私と女房は、昨日も出勤し、明日も仕事だ。世
の中には、休めない人もいると、2人で慰めあうが、どこか腹の虫が治まらな
い。
 また、グチの九想話になってしまった。

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社内旅行

1999年10月06日 | 会社・仕事関係

毎日、出荷に追われているのに、来週の土日、慰安旅行に行くという。
 社員が、毎日必死になってその日の出荷数をなんとかやりくりしている。
「旅行なんか行ってる場合じゃねぇよ」
 というのが社員のほとんどの意見だ。そして、雄志が上のものに中止するよ
う直訴した。だけど上のものは、どうしても行きたいらしい。私には分からな
い。出荷を切らしたら、一番困るのは彼らではないか。
 かなりの社員が参加しない。上のものが「旅行も仕事のうちだ」と脅迫まが
いの説得で、なんとか30余名になった。全社員の半数を少し超えただけだ。
 連日残業、今度の土曜日も休出です。
 慰安旅行なんて、今どき流行らないよな。
 土曜日曜と旅行なんて行かないで、のんびりパソコンの前に坐ったり、読書
したりしたい。旅行はプライベートで行きたいな。

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ぼうじぼ

1999年10月04日 | Weblog

十五夜がいつだったのか、気がついたら10月になっている。
 今頃になって十五夜のこと書くのもなんですが、気まぐれで書きます。

 私が子どもの頃、十五夜は楽しみだった。小遣いを稼げたからです。
 どうやってお金を貰うかというと、藁で作った「ぼうじぼ」というものを持
って家々を回って、十五夜のおそなえがしてある前で(たいがい廊下にススキ
とお団子なんかが置いてあった)、「ぼうじぼ」で地面を打ってうたうのです。
小学生の低学年から中学生ぐらいまでの子どもが、やっていた。私は、中学生
のときには恥ずかしくてやりませんでしたが。

 ぼうじぼ あだれ そば あだれ
 さんかく ぶったら みな あだれ
 ことしは ほうねん まんさくだ

 こんな唄を、「ぼうじぼ」で拍子を取ってうたうんです。
 ケチな家は1円。普通のところは5円か10円。いい家だと100円玉をく
れるところもあった。
 途中で会う友だちと、情報交換なんかをする。
「おめ、あのうぢは、けぢだど。いっしょけんめいでがい声でうだったのに。
1円しかくんね。行がねほうがいいど」
「ほぅが~、そんだら行がね。おめら、さかもどやに行ってみろ。うまぁぐう
だうど、100円くれっと」
 だいたい4、50軒ぐらい回ったのだろうか。一晩で300円前後の収入に
なった。1日10円の小遣いを貰っていた私には、大金だった。
 その夜は、子どもだけで出かけてよく、お金も手にはいる。
 大きなお月さんの浮かぶ空の下、手に手に「ぼうじぼ」を持った子どもらが、
うれしそうに歩いていたあの頃が懐かしい。

 子どもらがぼうじぼうたう月の下
 ぼうじぼやあんたもうたえお月さん

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息子の恋人

1999年10月02日 | 家族

 Kのガールフレンドが、8月からよく家に来ている。
 仕事から帰った私も妻も「ああ…、今日も来ているな、会いたいな」といつ
も思っていた。
 **ちゃん(Kのカールフレンド)は、いつもKの部屋にいて、知らないま
に帰ってしまう。
 私は、Kの部屋から聞こえる彼女の声だけ聞いてる。女房もそれだけだ。ど
んなコだろうなと、二人で話はするが、姿を見てない私たちは、声だけをたよ
りに想像するだけだった。
 今日も私が会社から帰ってきたら、Kの部屋から**ちゃんの声が聞こえた。
そのうち幼稚園からの友人のNクンが遊びに来て、Uも帰ってきた。みんなで
Kのギターに合わせて歌っていた。
 7時頃会社から帰ってきた女房と、「青春やってるな」と話した。
 7時半頃、女房が玄関の方で、
「ヒサシ君、ちょっと来て」
 という。ショートパンツにTシャツでのっそり行くと、女房がうれしそうに、
「**ちゃんです」
 と、私にいう。
 Kがニヤニヤ立ってる脇に、彼女がいた。帰るところのようだった。
 私はどうしたらいいか分からなく、ただ、
「Kがいつもお世話になってます」
 と、頭を下げた。
 聡明そうな可愛い、いい感じのコだった。まったく私の“好み”で私が“お
付き合い”したい女性だった。看護学校の生徒だそうだ。
 女房は私に、
「**ちゃんて、いいコだね。ちょうど玄関に行ったら帰るところで、Kに紹
介されてびっくりしちゃった。ヒサシ君も会いたいっていってたから呼んだの
よ」
 という。
「ひょっとすると、このまま付き合って結婚したりして…」
 なんてバカなこという。
「そんなわけねェよ。Kが振られるに決まってるよ」
 ムキになって私はいう。
 さっそく、女房は友人に電話して、息子の恋人に会ったこと話していた。
 今日初めて、Kは家族に**ちゃんを会わせた。Uにも会わせてなかったよ
うだ。
 さあ、これから二人はどうなるんだろう。
 おそらくKが、**ちゃんに振られるんだろう。そうに決まっている。そう
じゃなかったら、私の青春と違いすぎる。面白くない。
 絶対、みじめにKは振られるんだ。ザマアミロ。
 Uも付き合ってる女性がいるという。グリークラブの先輩だとか。女房が、
根ほり葉ほりUから聞き出している。
 いいなァ。おれの19歳とは、天国と地獄だ。
 面白くねェ。

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