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2000年06月30日 | 家族

 さっき、Uが、
「ホームページって、ASAHIネットでつくれるの?」
 と訊いてきた。
「ああ、つくれるよ」
 と、私はうれしい気持ちを抑えていった。
 どういうのをつくるんだと尋ねると、
「グリーンクラブのホームページをつくりたい」
 という。
 私はここ数ヶ月、自分のホームページの構想をねっていた。夏休み頃、挑戦
してみようなんてこと考えていた。そのために、図書館からそのたぐいの本を
借りてきたりしている。
 Uに、その本と3年前頃に友人から貰ったHTMLの文法の書いてある
コピーを渡した。
 フラメンコの練習から帰ってきた女房に、そのことを話すと、
「U、ママのもつくって。フラメンコのホームページつくって」
 と、“ねだって”いた。
 私としては、そんなにつくりたかったんなら、なんで私にいわなかったのだ、
という気持ちだ。
(ああ…、そうか、おれなんかにはつくってもらいたくないんだな。分かった
よ、つくってやんないよ)ト、イッテモ、ゲンザイノ、ワタシハ、ツクレマセン
 私は、心の中でふてくされた。
 さて、どうなるか。Uは、私より先にホームページをつくってしまうのか。

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6月の九想話

6/8  もの忘れ
6/10 辛かった2週間
6/15 OB会
6/15 ドリームジャンボ宝くじ
6/16 スニーカーソックス
6/26 OB会参加
6/30 ホームページ

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OB会参加

2000年06月26日 | Weblog

 7時から始まるというのに、6時半になっても旧友が迎えに来ない。一緒に
いる母と兄が私より心配してくれた。私だって不安になった。(OB会は今日
だったのかな?)と。 実家の隣のたァちゃんの家に行く。何年ぶりだろう、
家を訪ねるのは。幼なじみで中学、高校と同じブラスバンドだった。
 庭で声をかけるのを逡巡していたら、車が入ってきた。迎えに来る約束をし
ていたたっちゃんかな、と思ったら、1年下のよっちゃんだった。彼は、3年
生のとき「ブラスバンドを辞める」といったので、私は、彼を殴ったことがあ
った。私が人を殴ったのは、このときと、息子が小学1年のとき学校へ行きた
くない、といったときだけだ。結局、彼は辞めたが、OB会に招待されたよう
だ。
 携帯電話で連絡をとり、よっちゃんが私たちを乗せていくことになった。
 途中、女性を拾った。助手席に乗ってきた彼女を見て、私は誰だか分からな
かった。必死になって、高校の頃を思い出した。よっちゃんと彼女の会話で、
2歳下のクラリネットを吹いてた藤江と分かった。看護婦をしているんだった。
 私は、煙草が吸いたくなった。でも、車の様子が煙草を吸う人が乗ってる感
じがしない。私は、そういう環境では煙草を吸えない。
「煙草買うから、コンビニで停めて」
 藤江(現在の名前が分からない)がいう。
 コンビニに煙草を買いに藤江が行ってるとき、私はよっちゃんに訊いた。
「煙草吸ってねぇのが?」
「や~めたんだァ、去年~」
「健康を考えてが~」
「去年の秋、入院したんだ~。吸うど、かがあにおごられんだ」
 よっちゃんは、食道にできた静脈瘤が破裂したことを、茨城の言葉で明るく
喋った。最初に見たとき、異常に痩せてるなと感じたが、そういうことだった
のかと思った。
 7時10分に会場に着いた。ほとんどみな揃っていた。
 先生がいた。私は、先生の前に坐った。

 先週、OB会のことこんなふうに書き始めたが、これではいつになったら終
わるのか分からない。日々会社でくだらないことがありすぎて、心も体も疲れ
果ててしまってるのに…。
 OB会のこと書かなければ他のこと九想話に書けないな、なんて思い、ずい
ぶんサボってしまった。

 OB会は楽しかったです。52歳になった先生はほとんど変わっていなく、
現在もフルートを吹いているという。茨城で、フルートだけのオーケストラを
作っていて、そこのリーダーをやっているらしい。5月28日水戸でコンサー
トを開いたそうだ。
 私が3年のとき大学を卒業してやってきた先生には、いろいろなことを教わ
った。カラオケで森進一ばかり歌うのには驚いた。これだけは、年取ったなと
思った。
 ここにも以前書きましたが、私を好きだといってくれたアルトサックスが来
ていた。半年後、私を捨てて彼女が次に付き合ったトランペットもいた。そし
て、彼と別れて結婚したフレンチホルンもいたんです。
 ひとつ心残りだったのが、テナーサックスの女性と一言も話せなかったこと
だ。彼女は、アルトサックスと同級で親友だ。一次会でも二次会のカラオケボ
ックスでも、なぜか話せなかった。彼女は高校を出てから銀座のデパートに勤
めていて、その頃半年ほど何度か会っていた。今回のOB会で一番話したい人
だった。
 でも、話さなくてよかったのかもしれない。

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スニーカーソックス

2000年06月16日 | テレビ

 テレビで、「今流行っている物」なんていうコーナーで紹介されたスニーカ
ーソックスなるもの、初めて見たときには“なんだコレ”と思った。「チラミ
の靴下」といっていた。スニーカーからちらっと見える靴下という意味らしい。
くるぶしから上がない靴下です。
 息子に訊くと、履いてるよということだった。
 私の職場はエアコンがなく、これからは地獄だ。ふと思った。これは暑くな
くいいのではないか、と。女房にさっそく一足買ってきてもらい履くと、涼し
くていい。
 現在、私は、スニーカーソックスを五足持っている。靴下のずり落ちるのを
しょっちゅう気にしてる私にとって、ずり落ちる部分がないのだから、その点
でも気に入っている。
 会社の若い女の子も履いている。私も若くなったような気がします。
 おじさんたちには不評です。

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ドリームジャンボ宝くじ

2000年06月15日 | 暮らし

 昨日、宝くじの当選番号が新聞にあったので、女房が調べた。
「10万円の4等、ありませ~ん」
「100万円の3等、ありませ~ん」
 と、下から見ていき、
「2億円の1等………」
 台所の換気扇の前で煙草を吸っていたおれは、一瞬期待した。
「ダメで~す」
 明日からも、真面目に会社に行こう。

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OB会

2000年06月15日 | Weblog

 明後日の土曜日、高校のときのブラスバンド部のOB会がある。
 私は、会社を休んで行くつもりだ。休むといっても、土曜日は原則的にうち
の会社は休日なのだが、私は、ゴールデンウィークのあと土曜日はずーと休日
出勤している。休日なのに、休むことに気が引けます。女性の人たちはみんな
出勤だからです。
 楽しみなんだな。もうどれぐらいOB会に行ってないだろう。たしか、女房
と結婚した頃に、なぜか二人で参加したことがあった。結婚式を挙げてないと
友人たちにいってたら、それじゃ、OB会で祝おうということになった。もう
22年前のことです。筑波山の料理屋でやった記憶があるな。
 OB会の話は、今年の1月にあった。それから、6月17日は絶対仕事を休
むと心に決めていた。
 顧問の先生たちも来るという。どういうふうに、それぞれ歳をとっているの
だろう。

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辛かった2週間

2000年06月10日 | 会社・仕事関係

 いやァ、この2週間は辛かった。
 3月の期末の頃よりは出荷数は少なかったのですが、5月に熟練者が辞めた
り、成型機の不調で生産数が少なかったり、よけいなバリが多く、作業者のタ
クト(1枚あたりにかかる時間)が増え、車メーカーのラインを切らすのでは
ないかと、気が気ではなかった。
 連日の残業と休日出勤、女性も私も疲れ果てました。今日も仕事だったので
すが、みな話すことも億劫な状態だった。
 来週を乗り越えると、出荷数が少なくなるといわれているが、どうなのかな。

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もの忘れ

2000年06月08日 | Weblog

 昨日、残業の前の10分間の休憩のとき、26歳の女性とダイエットのこと
について話していた。
「おれ、今の仕事に移って、7キロ痩せたんだ」
「それ、5回目かな、聞いたの」
 と、いわれてしまった。
 私は、愕然とした。自分としては、初めて話したと思っていたのだ。そうい
われれば、前に話したような気もする。でも、5回目ってことはない。
 恥ずかしかった。またやってしまった、と自己嫌悪です。
 こういうことは、家でもよくやっている。息子や女房にたびたび注意されて
いる。
 一緒に働いてるおばさん(といっては失礼かな。でも、60歳に近いんだも
んな)は、末娘と二人暮らしをしているが、しょっちゅう「その話の続きいお
うか」といわれる、となげいてた。自分では、初めてのことと思って、得意げ
に話していると、「もう何回も聞いている」といわれてしまうらしい。

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