淡路島

2003年07月31日 | 旅行

さあ淡路島について書こうと思ったら、
淡路島についてあまり覚えていない。
今回行って分かったことは、
鱧料理がうまい。
全国有数の瓦の生産地。
玉葱の生産は北海道についで全国第2位。
ということです。
友人のSから「九想は何も知らないんだな」
と冷たくいわれてしまった。
そうなんです。
私は世の中のことにうといのです。

さっきあるサイトを見て知ったのですが、
線香の生産量は日本一。
吹き戻しを全国の90%以上を淡路島で作っている。
ということです。
私はよく酔っぱらうと、
割り箸の袋で吹き戻しをやっている。
女の子の前でやるとよく受けるのです。

淡路島に入った頃、さっそく友人から電話があった。
待ち合わせて友人の家に行く。
家には可愛い奥さんがいた。
彼は東京にいたとき、電子部品の商社で営業をしていた。
私は彼からそれらを買う資材購買の仕事をしていた。
10何年か前、彼は淡路島に戻った。

予定では3人で鱧料理を食べるということだったが、
なりゆきで奥さんも行くことになった。
こういう盛り上がりを私はよろこぶ。
ホテルにチェックインしてから
タクシーで料理屋に行った。

鱧はおいしかった。
まして、男3人で食べるより、
女性がいたほうが断然楽しかった。
私は、鱧という魚を初めて食べた。
鱧の落とし、きもがうまかった。

その店のおすすめの日本酒もおいしくて、
われわれはすっかり酩酊してしまった。
結局、ホテルに奥さんも泊まることになった。
タクシーでホテルに戻り、
料理屋で譲ってもらってきた酒を部屋でも飲んだ。
むかしの話、今の話で盛り上がった。

昨日は京都、今日は淡路島で。
むくわれない暮らしをしている私にも、
こんなに楽しい会話が出来る友がいることがうれしい。
そんなことをしみじみ想った。
何時に寝たか覚えていない。私はしあわせだった。
しかし、私のいびきでSが眠れなかったらしい。
ごめんなさい。

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京都神戸そして、たこフェリー

2003年07月30日 | 旅行

翌日(7/18)、私はホテルを出て、
地下鉄の松ヶ崎駅まで歩いた。
10時までに山科駅までに行かなければならない。
米原の友人と落ち合うためだ。

朝起きて大浴場で風呂に入りさっぱりしたのだが、
大きなバッグを背負って歩いているので
すぐ汗びっしょりになった。
(あ…、おれは旅をしているんだな)
としみじみ思った。
私はこの感じが好きなんです。

むかし、20代の前半の頃、
会社の夏休みに全国を歩いた。
沖縄県以外は全部行っている。
そのときのことを想いながら歩いた。
あの頃はホテルなど泊まらなかった。
ユースホステルか民宿、
宿がとれなかったら野宿だった。

松ヶ崎駅まで15分はかかった。
歳のせいかちょっと疲れた。
地下鉄烏丸線に乗り、烏丸御池で東西線に乗り換える。
山科までは40分ぐらいで着いた。
地上に上がろうとしていたとき、
Sから電話がかかってきた。
こういうとき携帯電話は便利だと思った。

JR山科駅前でSの車に乗る。
ガソリンを給油して一路神戸に向かった。
彼の車にはカーナビがあった。
私としては物珍しさと感動でそれをときどき見ていた。
旅の準備ではインターネットの世話になり、
先々での出会いはケータイを使い、
車に乗ったらカーナビだ。
便利になったものです。

神戸の南京町により、昼飯として飲茶を食べた。
そこから明石に行って、たこフェリーに乗った。
今にも雨が降りそうな
明石海峡にかけられた大橋が美しかった。
いよいよ、淡路島です。

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