新人マッサージ師

2005年10月31日 | 健康・病気

私が通っている整形外科に、
7月ぐらいから新しいマッサージ師が入った。
めがねをかけてショートヘアーの
どこにでもいる感じの女性です。
あえていうなら「とっちゃん“娘”」という感じだ。
年齢は22、3歳か。
美人ではないですね。
色気なんてのもまったくない。
慣れてないせいか、マッサージもへただ。
客、じゃない、患者に話しかけるなんてことはない。

2階で超音波のマッサージを受けて、
1階の長イスに坐って待っていると、名前を呼ばれる。
呼んだ人が彼女だったりするとガッカリする。
私としては、Hさんがいい。
彼女は、今年結婚したばかりで美人で色気もある。
年齢は24、5というところか。
マッサージもうまい。力がある。
それに会話が楽しい。

同じ治療代を取られるのだから、
マッサージがうまくて、その上きれいで、
会話が楽しいほうがいい。
しかし、Hさんはこの頃あまり見かけない。
たまたま行って、彼女にあたったときは、
ものすごく幸せな気持ちになる。
どうして最近いないのだろう?

今日、4、5日ぶりに整形外科に行った。
私が診察を受けるのは、
腰と脱臼した肩の治療のためです。
腰は相変わらず痛いし、肩はときどき痺れがある。
今日も新人だった。がっかり。
Hさんを探したがいなかった。辞めてはいない。
どうしたんだろう。

うつぶせになってマッサージを受けていたとき、
彼女がすこ~しうまくなっていることに気づいた。
(そう、そう、そこ。そこを強く)
と思っても、なかなか思いどうりにはしてくれないが…。
Hさんはその点ちがう。
私の望む所を押してくれる。
それでも、彼女も今日はけっこうよかった。
こうやって人はうまくなるのか、と思った。
こうなったら、彼女の成長を楽しみに通うか。

………………………………………………………………………………
10月の九想話

 

10/1  消えたふるさと
10/2  「馬鹿」のいる風景
10/3  ある離婚
10/4   20年前の日記
10/5  靴屋
10/6  ハルとナツ
10/7  演劇未中年
10/8  室井佑月
10/9  日記“風”
10/10 九条の会
10/11 タンスの入れ替え
10/13 ギルバート・オサリバン
10/14 荻
10/15 プレーオフ第3戦
10/16 トラック野郎
10/17 女子大生
10/18 ブラスバンド
10/19 ケータイ電話代
10/20 行ってみたいなよその国
10/21 秋の別れ
10/22 男はつらいよ
10/23 ダメとら
10/24 太陽がいっぱい
10/25 現金3100万円
10/26 日本シリーズに思う
10/27 マチュピチュ
10/28 ティッシュペーパー
10/29 九想話のブログ化
10/30 風邪ぎみ
10/31 新人マッサージ師



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風邪ぎみ

2005年10月30日 | 健康・病気

昨日の夜からおかしい。
なんとなく頭がぼーっとしている。
このところ急に寒くなったから、
それに身体が対応できなかったようです。

それで昨夜から、「綿入りはんてん」を着ています。
寝るときは、「どてら」をつかっている。
ちょっと暑いかなと思ったが、自然に寝られた。
こうなるともう私にとって“真冬”です。
なんかちょっと前までTシャツで暮らしていたような。

「綿入りはんてん」は、母がつくったものです。
「どてら」は、茨城の真壁(今では同じ桜川市)
に嫁いだ姉が縫ってくれたものだ。
母の形見の着物をほどいて縫ってくれた。
涙が出そうな「どてら」なんです。

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九想話のブログ化

2005年10月29日 | 健康・病気

ずいぶん前からブログに興味を持っている。
でも、なんかあの形式が好きになれない。
九想庵は今のままで行こう、とずーっと思っていた。
垢抜けしないところが九想庵の個性だと。

しかし、毎日の九想話の更新作業が面倒なんです。
それに「これまでの九想話」に移行するのも大変。
金のない私は、無料のホームページ(インフォシーク)を
使っているので広告が載ってしまう。

各社のブログの説明を読むと、
文章を書いて送信するだけでいいようだ。
携帯電話からも送れるのもいい。
(ASAHIネットでは現在対応していない)
旅したり田舎に行っているときにも九想話を更新したい。
写真は1枚しか掲載できないようだ。
音楽は載っけられない。
たまにへたなケーナを
九想話に響かせたい私としてはこれがどうも…。

でも、毎日のことを考えると、
ブログでいいかな、と思う。
トラックバックというのも面白そうだ。
九想話を多くの人に読んでもらいたい私です。

ブログは、ファイルを
ずーっと全部残しておいてくれるのだろうか?
私はこれから生きている間、九想話は続けるつもりだ。

いろいろ考えて、ブログにしてもいいかなと思う。
しかし、現在の九想話のスタイルにも愛着はある。
どうしようっかなァ。
やるとしたら、どの会社にしようかな。

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ティッシュペーパー

2005年10月28日 | 健康・病気

先週、いつもよく食料品を買う
ディスカウントスーパーのレジの近くに、
5箱150円のティッシュペーパーが
山積みして置いてあった。
(これは安い!)と思った私は迷わず買った。

ここは、商品の陳列はダンボールのままするという店だ。
レジ袋は有料(10円)で、そのかわり価格は安い。
このチェーン店のえのきだけの仕事を、
私の作業所ではやっている。
うちで賞味期限のシールを貼った
えのきだけを見るのが楽しみでよく行く。

このティッシュペーパーを使ってみて、
ちょっぴりショックだった。
長さがちょっと短いのです。
九想話を書くために長さを測ってみたら、
普通のものより3センチ短かった。

私がいつも買っているティッシュペーパーは、
だいたい5箱198円というものだ。
とうぜん会社名なんて聞いたことのないメーカーだ。
これだってずいぶん安い。
普通、250円前後のプライスがついている。

女房にいうと
「私は短くてもかまわない。安いほうがいいわよ」という。
私は、使うたびに貧しさを突きつけられるようで辛い。
紙質が落ちるのは我慢できる。
しょせん鼻をかむだけのものだ。
アレルギーの私は年がら年中鼻をかんでいる。
しかし、この3センチ短いのには困った。
私は、ティッシュを2つに折って鼻をかむのだが、
心持ち“面積”が狭い。
鼻汁の量が多いと、手につくことがある。
そうするともう1枚使うことになる。

これでは厳密に考えると使用枚数が多くなり、
“高い”ものとなる。
こんなことを50過ぎた男が
みみっちく思っているのが情けない。
5箱使い切るまで、このことを思い続けなくてはならない
我が暮らしの貧しさがイヤだ。
安いものを追い求める私の精神の“貧しさ”が悲しい。

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マチュピチュ

2005年10月27日 | 健康・病気

探検ロマン世界遺産特選(NHK総合 20時~)
「驚異の空中都市マチュピチュ・ペルー」を観た。
ふもとからは全く見えないマチュピチュは、
16世紀にインカ帝国を征服したスペイン人には発見されず、
20世紀に入ってようやくアメリカ人探検家の
ハイラム・ビンガムが見つけたという。

インカ帝国誕生の地、インカ帝国最後の都、処女の館と
いろいろいわれていたがほんとのところは分かっていなかった。
インカは文字を持たなかったので、
マチュピチュが建設された目的は長年謎のままだった。
それが、ビンガムが持ち帰った出土品や
スペイン人が記した古文書などから、
マチュピチュは第9代インカ皇帝が築いた
王の直轄地だったことが分かってきた。
重労働もせず、いい暮らしをしていたらしい。

あの石垣で造られた段々畑には、
トウモロコシが栽培されていたようだ。
現在、ふもとの農家の段々畑でもトウモロコシが作られ、
それでチチャという酒をつくっていた。

私の夢として、あのマチュピチュでケーナを吹きたい。
これまで日本中をまわり、いろんなところで吹いてきたが、
あそこで吹いたら気持ちいいだろうな。

それにしてもあの番組のBGMが、
フォルクローレじゃないのが残念だった。
他の世界遺産ならオーケストラの音楽でもいいが、
いや、やっぱりそこの民族音楽がいいな。
アンデスにあるマチュピチュだったらケーナの音が聴きたい。
ふもとの“街”でチャランゴをかき鳴らしながら、
サンポーニャを吹いている人がいた。
チャランゴを弾く右手の肘にサンポーニャを挟んでいた。
あんな演奏の仕方があるのかと感動した。

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日本シリーズに思う

2005年10月26日 | 健康・病気

今年の日本シリーズはつまらなかった。
贔屓の阪神が負けたということもあるのだが、
あまりにもロッテと阪神に差がありすぎた。
3試合までの点差が開きすぎだ。

はたして本当に、
この2チームにそれほどの実力の差があったのだろうか?
私としてはそれほどないと思う。
少なくとも両リーグを代表するチームだ。
第4戦になってやっといいゲームになった。
こういう試合なら日本シリーズだといえる。

やはり、16日間試合のなかった阪神と、
ずうっとパ・リーグのプレーオフで
厳しい戦いをしてきたロッテでは、
“ゲーム勘”というものが違う。

この条件の違うセとパの代表チームが、
“日本シリーズ”を戦うというのはおかしい。
パのプレーオフで負けたソフトバンクの王監督もいっていた。
「片方が(試合を)待っているということは
 ないようにしてもらいたい。(略)
 敗軍の将は兵を語らず、というけどあえて語らせてもらうよ」

ましてや、阪神はパ・リーグのプレーオフの間待たされた。
プレーオフ5試合で、わずか1安打の松中。
阪神の金本も日本シリーズでは不調だった。
このようなハンディキャップがあって勝ったロッテも
気持ちよくないだろう。
同等な条件で日本シリーズを戦わなくては、
本当の意味で日本シリーズとはいえないのではないか。
そういう意味で私は、
今年のロッテを日本一とは認めない。
すばらしいチームですけどね。
バレンタイン監督はチャーミングで大好きだ。
私より2歳上だけど、5月生まれというのがいい。

プロ野球の一番の“お祭り”の日本シリーズを、
こんなつまらないものにしたシステムを呪う。

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現金3100万円

2005年10月25日 | 健康・病気

「廃棄物から現金3100万円 埼玉・所沢の中間処理場」
これは10月21日のasahi.com にあった記事です。
この産業廃棄物処理会社は、私の勤めている作業所の近所だ。
会社名を見てびっくりした。

> 20日午前11時ごろ、収集運搬用ダンプカーが搬入した
> 木くずや廃プラスチックなど廃棄物を
> 従業員数人が手作業で分類していたとき、
> 紙幣が大量にあるのを見つけた。
> ほとんどが1万円札で、千円や5千円札もあった。
> 100万円の束で帯封のあるものもあったという。

あそこは、それこそ足の踏み場もないくらいに、
ゴミが山積みになっている。
それを作業服を着た作業員たちが処理をしている。
どう考えても面白い仕事ではない。
日頃は嫌々だらだら仕事をしているのだろう。
(こんな風に書いてしまっては申し訳ないかな。
 いや、送迎車で作業所を出て信号で停車しているとき、
 それとなくそこを見てしまうがそんな感じだ)
その日、その中に札束が転がっていた。
産業廃棄物の中にお金を見つけた人はびっくりしただろう。
それからみんな活き活きしてお札を集めたんだろうな。
そんな様子が目に浮かぶ。

> 6カ月と14日過ぎても落とし主が見つからない場合、
> 遺失物法により現金は届け出た所長らのものとなるが、
> 今回はそれ以外にも従業員数人が集めており、
> 同署は「その場合、現金をどう扱うかは
> 会社の中で話し合ってもらうしかない」としている。 

おそらく所長はお札の収集には参加していないのではないか。
いや、あの少ない従業員の会社では、
所長も一緒に作業をしているかも知れないな。
もし持ち主が見つからなかったら、
あの会社ではどういう話し合いになるのだろう。
私としては興味津々というところだ。

その日、二日酔いで会社を休んだ人もいたかもな。
その人は、地団駄を踏んだだろう。
札を集めなかった人に権利はない。
「あの所長は気にくわねぇ。こんなとこ辞めてやる」
と思っている従業員も絶対いるはずだ。
しかし、この人は少なくとも半年と14日は、
辞表は書かないだろう。
いや、またこんなことがあるかも知れないと思い、
定年まで勤めるかも知れない。
人騒がせな“現金3100万円”ですね。

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太陽がいっぱい

2005年10月24日 | 健康・病気

今夜BS2で「太陽がいっぱい」を観た。
30年ぐらい前か、観たことがある。
白黒映画と思っていたが、
あれは私が持っていたテレビが白黒だったためか。
そのときもショックを受けたが、
今日あらためて観ていい映画だな、と思った。
でも白黒のほうがよかった。

あの曲がまたいいんだな。
今の映画で、その映画を思い浮かべる曲がない。
やたら状況を表現するために音楽はあるが、
心に残る曲がない。

アラン・ドロンがかっこいい。
マリー・ラフォレがきれいだ。

それにしても“貧しい”ことはつらい。
でも私も貧乏な青年をやってきましたが、
こうしてけなげな貧しい中高年になってます。

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ダメとら

2005年10月23日 | 健康・病気

ロッテはいい選手が揃っているな。
私としては、
ショート西岡、センターサブロー、サード今江、
ピッチャーの渡辺俊、昨日の清水もいいな。
今年引退する初芝はむかしから好きだった。
なんといってもバレンタイン監督がいい。

といっても、パ・リーグのプレイオフを観るまでは、
私はほとんどロッテの選手のことなんか知らなかった。
4月5日西武ロッテ戦を観に行ったとき、
(4/5 九想話「久しぶりの野球観戦」)
今年のロッテは強いなとは思った。
そして26番目の選手といわれるロッテファンもいい。
(5/10 九想話「いいぞロッテファン」)
そのロッテと阪神が
日本シリーズで戦うとは予想もしなかった。

昨日、今日と阪神はいいところがまったくない。
やはり半月も実戦から遠ざかっていたことは大きいと思う。
この状態で甲子園に帰ってどうなるかだ。
阪神打線だっていつまでも眠っていないだろう。

2日間いじいじ日本シリーズを観ていて、
3年前までの阪神を観ているようだった。
いつも負けていたのだ。
それでも、明日は勝つのではないか、と私は応援していた。
そうなんだ。
負け続けている阪神を応援するのが、阪神ファンなのだ。
ちょっとここんところ阪神は、勝ちすぎていた。
あさって負けたっていいよ。
それで去っていく人は去れ!
だけど私は応援する。ダメとらが好きなんだ。

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男はつらいよ

2005年10月22日 | 健康・病気

BS2で「寅次郎相合い傘」(75年シリーズ第15作)を観た。
私はこれまでかなり「男はつらいよ」シリーズは
観ているが、これは観ていなかった。
観ていてこの映画が、“寅さん”では一番いいと思った。

会社の重役でありながら平凡な毎日に嫌気が差して、
旅に出た男(船越英二)がいい。
その男と旅をしていて函館の屋台のラーメン屋で、
かつて恋心を抱いていた
歌手のリリー(浅丘ルリ子)と再会する。

葛飾に戻って、とらやで暮らすリリーと寅。
いろいろあるが、
男がお礼にくれたメロンでのエピソードがよかった。
寅の分を忘れて切ってみんなで食べようとしたところに、
寅が帰ってきた。
「このメロンはおれがもらったものだ。
 それをみんなで勝手に食べやがって」
というようなことをいう。
この辺が、寅のケツメドのちっちゃなところですね。
でもこういうのは、
ほとんどの人間の心の中にあるものだ。
それを表に出すか出さないかなのだが…。
普通は出さない。
それを寅は出す(素直でよろしい)。
しかし、リリーはそれを許さない。
きっぱりと寅のことを否定する。
その言葉を聞いていてすっきりした。
これまで寅という男を観てきた観客も頷いたに違いない。
寅にはっきりと悪いことをいけないという女は、
リリーぐらいしかいない。
さくらも妹という立場上、完璧にはいっていない。

アパートを見つけたから行くというリリーに、
おいちゃんたちのいる中でさくらは、
お兄ちゃんと結婚してくれないか、とリリーに頼む。
そのときは結婚してもいいといったリリーだが、
寅が帰ってきてその話をすると、拒否する。
こういうところ、シナリオがうまい。

1時間半という今から考えれば短い映画だった。
でも、「男はつらいよ」シリーズでは、
一番いいものではないかと私は思う。

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