カンナビ

2000年07月31日 | Weblog

    はっきりいって、私は「方向音痴」です。
 カーナビが欲しいです。
 でも、買えないですね。まだまだ高いです。
 ケータイのように“1円”になったら、買いたいと思います。
 なるわけないですね。
 まだまだ、「カンナビ」で車を運転します。
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

7月の九想話

7/1  二十歳になる息子たち
7/2  「トロックス」バレエ団
7/4  人間ドック
7/5  異常なし
7/17 皆既月食
7/17 泣く少年
7/23 フリーター
7/24 ディナダ
7/25 フラメンコな女房
7/31 カンナビ

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フラメンコな女房

2000年07月25日 | 家族

 女房が明日、東京の恵比寿でフラメンコを踊る。
 彼女の習いに行ってるスタジオの先生が踊る関係で、踊るらしい。
 あいつは最近、火曜日に、フラメンコ教室の新人を教えている。先生が、カ
ルチャーセンターなどで教えていて忙しいから、「指導してくれ」といわれた
という。その報酬はないが、そのとき自分の練習が出来るからいい、と女房は
いい、喜々として行っている。
 日曜日に、明日の公演のリハーサルをし、昨日は、定例の練習日、今日は新
人指導でスタジオに行っている。なんと金曜日も定例の練習日なのです。
 そのため、私は缶詰や冷や奴という晩飯にし、息子たちはカップ麺だ。
 5月には、新宿のホテルであいつは踊った。理容組合の会合のアトラクショ
ンで呼ばれ、踊ったらしい。
 もう、あの人は、フラメンコ以外は“いらない”という感じです。
 4、5年前まで、「私は自分をかけるものがない。いいな、ヒサシクンは、
好きなものがあって」といっていた。
 小説を書けない私は、元気がありません。

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ディナダ

2000年07月24日 | 会社・仕事関係

 スペイン語で「グゥラシアス」、ポルトガル語で「オブリガート」、日本語
では「ありがとう」。いい言葉ですね。
 私は、一緒に働いているペルー、ブラジルの女性に何かの仕事をお願いし、
やってもらったときに、「ムチョ(たくさんという意味)グゥラシアス」とか
「オブリガート」とか、それぞれの国の言葉でいっている。
そのときに返ってくる言葉が、「ディナダ」です。スペイン語でもポルトガ
ル語でも同じで「どういたしまして」という言葉だそうです。
 「ディナダ」、いい言葉だなァ、としみじみ思います。
 スペイン語とポルトガル語って、かなり似ているようです。こんなこと、ど
ちらも話せない私がいってしまってはいけないと思うのですが、ペルーとブラ
ジルの女性がなんの障害もなく(実際はあるのでしょうが)会話しているのを
見ていると、日本の鹿児島の人と、青森の人が会話しているより分かり合って
いるようです。私は過去に、鹿児島の人たちの会話を聞いていたことがあるの
ですが、まったく理解できなかったです。私は、生まれが茨城のこともあり、
北のほうの言葉はそれなりに分かるつもりでいます。
 ところで、来週から彼女たちと別れることになります。私の勤務が夜勤にな
るんです。夜7時15分から早朝の4時までになる。この歳で夜勤とは、少々
ツライです。

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フリーター

2000年07月23日 | 会社・仕事関係

 現在、フリーターは150万人と、いつか10時からのNHKのニュースの
特集でいっていた。
 うちの会社にも沢山いる。
 ペルーやブラジルの女性も派遣会社から来ているのですが、日本人の若い人
も沢山いる。我が社は、40名余の正社員と、それと同じぐらいの派遣社員が
いる。
 なんでかな~、という想いがある。
 私は、13回も転職をしたが、正社員でなく働いたのは2回だけです。あ、
そういえば「転びすぎ」書いてないな。書こうかこうと思ってはいるのですが、
なかなか長い時間をとれないので書けないでいます。けっして忘れてはいませ
ん。いつかまた書きます。「読みたくない」そういうこといわないで、UPし
たおりには流し読みでもして下さい。
 今、一緒に働いている26歳(今の会社に5年もいる)の青年に「もうそろ
そろ、正社員になったら」なんて私はいつもいっている。それで返ってくる答
えは「やりたいことがないんですよ」ということだ。
 “やりたいこと”? 世の中の人間、やりたいことやって働いていると思っ
ているのか。先日のNHKの番組でもあるフリーターはそんなこといっていた。
私なんて、ずーっとやりたくないことして、結婚し、子供を育て、ここまで生
きてきた。
 彼らは、それでは“やりたいこと”を真剣に探しているのか、と疑問がわく
のですが、そういう行動をしているようすもない。
 これから先どうするんだろう。
 しかし、日曜日に新聞に挟まれてくる求人のチラシを見ると、正社員募集の
広告が少ないですね。まして、40歳以上の求人募集なんて皆無です。
 先週、私の会社に50過ぎの人が派遣社員として来た。昼休みに話を聞くと、
職安で探しても中高年の募集はないといっていた。しかたがないので派遣社員
になったらしい。きびしい世の中です。

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泣く少年

2000年07月17日 | 家族

 昨日スーパーに女房と行った。
 そのとき、泣いてる小学3年ぐらいの男の子がいた。両親が側にいて、懸命
に泣くことをやめさせようとしていた。それでも、その子はしゃくりあげて泣
いていた。
 私は、その男の子を見ていて、息子の有の昔を思い出して哀しくなった。な
ぜか有の場合泣いてるときのイメージがある。
 そんなに泣くなよ。おれまで哀しくなるじゃないか。
 私は、涙がじくじく流れてしょうがなかった。

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皆既月食

2000年07月17日 | テレビ

 私も昨日は、皆既月食を眺めて酒を飲んでいました。
 9時頃からわくわくし、デジカメの準備をし、そのときを待ちました。
 女房もそれなりに心を高ぶらせて、息子たちの部屋に「今日は月食があるん
だよ」とふれまわったが、UもKも期待したほどの驚きを示さなかった。
 10時半頃、何度めかに彼女が息子たちに「かなりお月様かけてきたよ」と
いったら、のっそりという感じで、それぞれが部屋から出てきて見にきた。だ
けど、ちょっことお付き合い程度に一瞥しただけで、冷蔵庫を覗きアイスを持
っていきやがっただけだった。
 ミーハーな私は、月がかけはじめた頃からデジカメを持ってベランダに出て、
シャッターを切っていた。
 そんなに多くない雲に、お月様はときどきお隠れになり、少し苛々したが、
けっこう見えたほうだと思った。
 月食という宇宙の行為を、人間はこれまでどういう気持ちで眺めてきたのか
な、なんて5階のベランダからかけつつある月を見ながら考えた。下を見ると、
若い男女が笑い合いながら歩いて行く。空なんて見ようともしていない。息子
たちと同じで、月食なんて関係ないよ、という感じだった。
 そうだよな、たまたま月と地球と太陽が一直線上に並んだだけのことだ。そ
んなことに何の意味がある。
 いや、やっぱりめずらしい。だから、特別だよ。
 いやしかし、そういう特別なことだけ重んじるということがイヤだ。なんで
もない日常がいいじゃないか。月と地球と太陽がバラバラでいいじゃないか。
一直線上に並んだという、特別なことだけに注目するということが、面白くな
い。
 でも、やっぱり、特殊な状態というのはこっちの意識が変わるよな。顔のパ
ーツが整ってくっついてる美人を私は好きです。でも、鼻持ちならない気もす
る。
 ああ…、私はなんで月食を見ただけでこんなことゴチャゴチャ書いてるんだ
ろう。

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異常なし

2000年07月05日 | 健康・病気

 人間ドック行ってきました。
 本日の診察結果としては、血圧が低いが、それ以外には異常は診られない、
ということだった。私の血圧が低いのは生まれたときからです。
 ほっとしました。私ももう48歳。なにか体に異常があってもおかしくない
と覚悟しています。
 それにしても、私は毎回胃のレントゲン写真を撮るのがいやです。どうして
レントゲンを撮る人は陰険なんだろう。
 そりゃ、あんたはどうすれば、いい写真を撮れるか知ってるだろうが、年に
1度しかレントゲンモデルをしない私は、撮られかたに自信がない。音質の悪
いマイクで、なおかつ低い声で私に指示を出す。よく聞こえないんだなァ。
「そこで、ゲップしない。体斜めにして」
(出ちゃうんだからしょうがないじゃないか)
「そこまでしない。戻って、ハイ、左回りに体を回して、うつ伏せのまま息を
吸って止めて、下腹を大きくして、胸は膨らませない」
(おれだって、トロンボーン吹いてたから腹式呼吸は分かるが、こんな状態で
うまくできないんだよ)
「体を楽にして、肩を下げて」
(あんたに、いろいろいわれてたら、緊張するよ。このレバーを握ってるのを
やめれば、肩は下がるな)
「レバーを離さない。離さない。肩を下げて」
(こんな状態でいれば、肩なんて下げられないよ)
 毎年こんなありさまです。

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人間ドック

2000年07月04日 | 健康・病気

 明日、私は、人間ドックに行きます。
 本日午後9時以降飲食禁止(煙草も)なんですが、さっきまで焼酎を飲んで
ました。
 もう、寝ます。起きててもツライので…。
 明日は、8時半までに両国の病院に行くので、朝6時過ぎには家を出なくて
はならない。
 明日会社を休むことはうれしいのですが、この時間から、酒も煙草もダメな
のが哀しい。

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トロカデロ・デ・モンテカルロ バレエ団

2000年07月02日 | 家族

 通称「トロックス」と呼ばれてるバレエ団のステージを、本日女房と、新宿
厚生年金会館で観てきた。

 1974年、トロカデロ・デ・モンテカルロ バレエ団は、オフ・オフ・ブロ
ードウェイのロフトでのレイト・レイトショウで産声をあげる。伝統的なクラ
シック・バレエをパロディ化して、楽しく、娯楽性の高いパフォーマンスを提
供したいという、バレエに情熱を燃やすグループによって旗揚げされる。すぐ
にトロックスとして親しまれ、ニューヨーカー誌やニューヨーク・タイムス、
ビレッジ・ボイス誌等に取り上げられて、その芸術と大衆性を認められた。1
975年半ば頃になると、フランスやイギリスの雑誌でも取り上げられ、わず
かのあいだに、ニューヨークだけでなく、国際的にその名を知られるようにな
った。

 このように、2000円で買ったプログラムに書いてある。
 トロックスは、男性だけのバレエ団です。男が、除草、いや女装して伝統的
なバレエを踊るんです。
 以前テレビで紹介されたのを観て、女房は観たいと思っていたらしい。私は、
ダンスというものにあまり興味がないので、忘れていた。いや、そのテレビで
観たときに、すごいグループがアメリカにはあるんだな、と感心したことは覚
えている。
 実は、女房は2ヶ月ほど前に、しっかり今日の公演のチケットを買っていた。
最初に「チケットを買ったよ。7月2日の日曜日、新宿だよ」と聞いたときに
は、またフラメンコの公演か、とたかをくくっていたら、よく聞くと「この前
テレビでやっていた男だけのバレエ団」ということを知った。
 ああ…、あれか、あれだったら観てみたい、と私は思った。いえ、フラメン
コは観たくないという訳ではないんですが…。
 私は、あまり“踊り”には興味がありません。そのあまり興味のないものに
お金をかけるのはちょっと…。なんたって、今日のチケットはS席で8000
円なんです。2人で16000円、私の薄給には不似合いな金額です。女房1
人で行けばいいものを、私の分まで買うなんて…。
 でも、トロックスはよかった。しっかりとしたバレエの技術に裏打ちされた
踊りに、“笑い”がトッピングされていた。バレエの本物を知っていれば、よ
りパロディが理解出来たろうに、私にはその知識がない。それでも笑えた。
「瀕死の白鳥」なんて、サン・サースの曲をバックに踊るのだが、これは理屈
抜きに笑えた。やせ細ったバレリーナ(とうぜん男)が貧相に出てきて踊る。
あのフリルのかたまりのスカートをなんていうか知らないが、踊るそばからそ
こから羽が抜け落ちる。最後に、彼女?は倒れてしまう。感動的…!?でした。
 女房は観ているときも、観終わってからも「今日はよかった」を連発してい
た。「ファンクラブに入るんだ」という。入会金4000円だ。それを聞いて
心の80%は(よしゃいいのに)と思ってるのだが、あいつは、専業主婦にな
りたいのに、私の収入が少ないばっかりにイヤな仕事を毎日我慢してしてるん
だ、好きなことやればいい、なんて心をコントロールして、「いいじゃない。
どんな特典があるんだ?」といってしまう。情けない亭主です。
 家に帰って、息子たちにトロックスのよさを女房は喋るのだが、UもKもど
こ吹く風だ。「息子たちの子供には、絶対バレエを習わせる」と女房はいう。
お気持ちは分かるが、息子たちの嫁さんの承諾を貰ってからにして欲しい。

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二十歳になる息子たち

2000年07月01日 | 家族

 河島英五の歌に、「野風僧」という歌がある。

 ♪おまえが二十歳になったら~
  二人で酒を飲みたいものだー

 という歌詞で歌い出すものです。
 私はこの歌が好きで、よくカラオケで歌う。この前のOB会の二次会でもう
たった。
 息子のUとKが、7月3日に二十歳になる。
 あっというまですね。
 息子たちが生まれたとき、私はこいつらをちゃんと育てられるかと思った。
息子たちが二十歳になるときは、2000年になるんだな、そのときおれたち
はどんなになっているんだろう、と漠然とした不安感があった。
 あの頃も、零細企業に勤めていた。子供が生まれても、休みがとれない会社
にいた。
 早朝、病院から連絡があり、生まれたばかりの息子たちの顔を見に行ってか
ら会社に行き、仕事をしながら名前を考えた。大きくなったら親のことなんか
考えないで、やりたいことをやるためにどこにでも「ゆけー」、おまえたちの
人生が始まった「さあ、ゆけー」、という想いを込めて「U」と「K」にした。
 Kは今日、サークルの仲間と軽井沢に行っている。Uは、グリークラブの練
習のあと飲んできたようで、10時頃帰ってきた。
 そのことを(今日、私は会社を休めて、息子たちに夜の予定を訊いていた)、
昼間ケータイで仕事に行っている女房にメールをうっといたら、夕方「それじ
ゃ、夕飯簡単でいいね」とメールが返ってきた。私の存在は…。

 いいか男は、大きな夢を持て~
 野風僧、野風僧、男は夢を持てー

 これはサビの歌詞だ。
 UとKに、夢はあるのか…。
 親父の私は、夢はあるが、哀しくもいつまでも夢のままだ。

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