写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

隠れた建屋 ー北陸電力能登原発ー

2011年07月09日 | 写真
このほど能登半島に行く機会があったので、原子力発電所が二基建っている志賀町へ立ち寄り建屋の周囲の道を走ってみたのですが、正面玄関からと裏門から以外は建物は見えないようになっています。別に敷地に入ったわけではなく公道からの写真撮影は守衛にかなり露骨に拒否されてしまいました。敷地内の二基の原発のためにどれだけの税金が投入されているのか、よくはわかりませんが手元の資料では電源立地対策交付金が志賀町に一号機約三十九億七千万円(平成1~6年度)、二号機は約百六億三千七百万円(平成11~17年)交付されるなど建設後になっても相当の公金が原発のために使われることでこの地に存在しています。
その建物(二基)は敷地面積160万㎡のなかに建っているのですが町の何処から見ても二本の大きな煙突だけしか見えない。考えてみれば不思議な事になっていました。3月の福島原発の事故でも国民の目からできるだけ隠したいという姿勢が露骨に見えましたが、北陸電力能登原発の建ち具合を見てみますと「さもありなん」という気が強くしてきました。
写真は塀でさえぎられていた取放水設備?への道です。
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