山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

流氷ビールを飲む

2008-04-12 14:17:51 | 新商品インプレッション
網走ビールの流氷ビールを飲みました。

網走のイメージから開発された流氷ビール。
正式には「流氷ドラフト」。
成分より発泡酒になります。ビールは名乗れません。

驚きです。
この鮮やかなブルー、そしてきめ細かい泡立ち。
もちろん、ブルーは海のイメージ、泡の白は流氷のことでしょう。
たくさんのビールを飲んできましたが、色合いでこんなに驚いたのは、そして嬉しくなったのは初めてです。

青色2号などの着色料は使っていません。
東京農業大学との共同研究で造られた画期的なビール(発泡酒)です。
きめ細かい泡立ちを実現させるため、芋(ながいも)の成分が使われています。

さて味わいです。
すっきり飲めます。
ゴクゴクいけます。夏向きです。
芋の風味も感じられます。
酵母が生きているのも嬉しい(要冷蔵)。

思わず、その昔、冬の網走で流氷に乗ったことを思い出しました。
冬の寒々しい海辺一杯に流氷が接岸していました。
見渡す限り、流氷。
その壮観な景色は、異次元にいるような、そして恐怖をも感じました。
「乗ってはいけません」の看板を横目に颯爽と乗り出した悪友。
彼は今、長野県で小学校の先生をしています。

毎日飲むには少し気になる560円。
でもパーティでは話題独占です。
飲食店で飲めてもいい感じです。

網走ビールには、牛乳成分を使ったビール?(発泡酒)「びるく」というのもあります。
勇気あるメーカーです。
昨今、地ビールメーカーは大変です。
生き残るには、特徴が求められています。
網走ビールに幸あれ。

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