山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

wine meets beer マルサン葡萄酒

2022-06-29 17:02:40 | 新商品インプレッション

マルサン葡萄酒(甲州市勝沼)から、wine meets beerが入荷です。

裏ラベルにある通り、クラフトビール製造のファーイーストブルーイング(小菅村)から、ビール熟成で使った樽を借り、マルサン葡萄酒のワインを熟成しました。

マルサン葡萄酒の若尾社長が、ファーイーストへ行き、幾つかある空樽の香りを嗅ぎ、樽を選んだそうです。

選んだ樽は、ファーイーストのオフトレルで使われた、柿とシナモンのビール樽。

その樽に入れたワインは、

マルサン葡萄酒の甲州醸しです。

12ヶ月熟成。

完成したワインの、若尾社長の感想は、

「驚くほど丸くなった。樽の風味はもちろん、柿とシナモンも感じられる」とのこと。

よろしくお願いいたします。


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塩山洋酒初! 甲州シュール・リー

2022-06-28 10:13:29 | ワイン四方山話

塩山洋酒より、甲州シュール・リーワインが入荷です。

塩山洋酒では、初のシュール・リーワインになります。

多くのワイナリーが産出している甲州種のシュール・リー製法のワインですが、どうして塩山洋酒は、他のワイナリーより、遅い発売になったのか。

萩原社長に尋ねたところ、

「うちの甲州ワインの多くは、途中までシュール・リー仕込みで作っています。いまさらシュール・リーのワインを出しても、という気持ちはあったのですが、最後までシュール・リー製法で作って、しっかりした酸のある、さらに他のワインにはない、豊かなミネラル感のあるワインを作りたかった」とのことです。

塩山洋酒の萩原社長は、甲州種にはこだわりが強く、多くの甲州種ワインを産出しています。

甲州種だけで、9種類!

当店には、スルフィアート甲州が無いので、塩山洋酒は10種類の甲州ワインがあります。

(エンザンブランは、甲州種69%、シャインマスカット31%のブレンド)

甲州種ワインの品揃えは、おそらく、山梨90社のワイナリーで№1

また、甲州シュール・リー製法のワインの当店の売り場には、

多数のワイナリーが発売しています。

よろしくお願い致します。


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赤ワインのデザートワイン 蒼龍葡萄酒

2022-06-27 10:29:19 | ワイン四方山話

蒼龍葡萄酒(甲州市勝沼)のフリージングワインの赤が入荷です。

フリージングワインは、裏ラベルにある通り、葡萄を冷凍し、葡萄の水分を除去し、葡萄の糖度を高めます。

葡萄の糖度を高めると、補糖をすることなく、発酵ができます。

発酵を途中で止めると、糖が残っているので、甘口のワインになります。

発酵を途中で止めているので、アルコール度数は低めの8.5%ですね。

醸造をしたことが無いので、あやふやな知識です。

甘口のデザートワイン

瓶のデザインが素敵です。

375㎖ですが、2619円。

高級ワイン。

白ワインもあります。

ちょっと疲れた時、甘口のワインは、体も心も癒してくれるはず。

よろしくお願い致します。


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最後の4本! 塩山洋酒のアジロン

2022-06-26 10:43:49 | ワイン四方山話

塩山洋酒のアジロンの一升瓶が、ラスト4本です。

塩山洋酒のアジロンダックは辛口です。

アジロンダックの一升瓶ワインは、2020年のビンテージから、当店で販売していますが、2021年ビンテージも販売する予定でした。

塩山洋酒さんから「2021年ビンテージで終わりです。アジロンダックの栽培農家さんが、アジロンの樹を切って、シャインマスカットにしてしまいました」

最近よくある話です。

私も、栽培農家ならば、シャインマスカットを栽培するでしょう。

さて、2021年ビンテージのアジロンを販売しようと塩山洋酒さんに連絡したところ、なんと720㎖のみでした。

2021年の一升瓶ワインは無いそうです。

残念!

よって、アジロンダックの一升瓶は、当店の在庫4本のみです。

アジロンダックは、北米原産の生食用の葡萄です。

日本での栽培は古く、明治時代から栽培されていたようです。

生食用の他、ジュースや甘口のワインの原料でした。

ただ、葡萄の粒がボロボロ落ちる欠点があり、栽培は減少、現在では主にワイン用として山梨で作られています。

甘口にも辛口にもつくられる、甘い香りの赤ワイン品種です。

よろしくお願い致します。


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3年振り オレンジルーシー

2022-06-25 15:07:51 | 新商品インプレッション

塩山洋酒より、オレンジルーシーが入荷です。

3年振りです

3年前、初めてオレンジルーシーを発売した時、塩山洋酒の萩原社長は、ワインの出来に十分満足していませんでした。

初年度のオレンジルーシーが完売した時、

「来年は出さない。」

の一言。

そして3年、満を持しての再発売です。

初年度のオレンジワインに満足しなかったのは、香りでした。

今回のオレンジワインは、皮と一緒に醸したワインと、通常の甲州ワインを、半々にブレンドすることで、良い香りのワインが出来上がったとのことです。

オレンジルーシーとは、柿の色のこと。

よろしくお願い致します。


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