山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

あじろん初しぼりとワインの甘辛表示

2012-09-22 18:59:04 | ワイン四方山話

蒼龍葡萄酒のあじろん初しぼり2012が発売されました

あじろん特有の甘い香り、飲み口もやや甘口に感じますが、ラベルの表示は中口です

 しかし、なんとホームページではやや辛口の味わいと表現されています。

ワインの甘辛表現は難しいです、

飲む人によって感じ方が全然違いますから。

それとワインの甘辛表示に基準みたいなものは無く

各ワイナリーが独自に表示しています。

極端に甘いか辛いかでなければ、選ぶ時のひとつの目安にはなるかもしれませんが

そのまま表示どうりの味わいを期待するのは危険かもしれませんね。

 

 


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飲む人を選ぶワイン 奥野田葡萄酒

2012-09-15 12:20:00 | ワイン四方山話

奥野田葡萄酒を経営する仲の良い中村夫妻がご来店された時、「奥野田さんは一升瓶ワインが無いからなあ」と私がポツリと言ったとき、お二人は目を合わせて「デラウエアの古酒の一升瓶があるけど・・・」とポロリと仰いました。

いよいよ、奥野田葡萄酒の一升瓶ワインの登場です。

奥野田葡萄酒のワインリストに掲載されていないワインです。

中身は、デラウエアの白の極甘口・・・。

極甘口のワインが一升瓶。

極甘口のワインはデザートワインなので、360mlの販売も多い、たくさんは飲めないワインです。

それが一升瓶に。

中村夫妻が、ちょっとためらわれた(ような感じがしました)のも、そこが理由かと。

飲む人を選ぶワイン、または挑戦する方をお待ちするワイン、でもあります。

一升瓶ワイン日本一の品揃えを自負する弊社では、挑戦しなければなりません。

ヴィンテージは2006年。

作るきっかけは、奥野田葡萄酒さんのお客様が、「ドルチェを熟成させたら美味しかったよ」との声から。

ワイナリーでは、イベントなどで、お客様に振舞っているそうです。

 


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勝沼の地ざけ レベルアップ

2012-09-13 14:27:39 | ワイン四方山話

【写真1】

「勝沼の地酒」ブランドの大泉葡萄酒のワインが値上げです。

720mlで、179円の値上げ。

おー、これでは、一升瓶は400円位の値上げだろうか。

恐る恐る大泉葡萄酒に電話すると、「一升瓶ワインは値上げ無し」とのこと。

一安心です。

今まで、「勝沼の地酒」は、720mlと一升瓶のワインが同一でしたが、720mlのポテンシャルを上げる、ということで、720mlは価格改定です。

【写真2】

いままでは、ヴィンテージが無かったのですが、これからは葡萄の収穫年と、瓶詰めの月がラベルに表示されます。

瓶詰めの月?

タンクから瓶詰めした月を表示することですが、そこまでしているワイナリーはほとんどない。

瓶詰めの時期が違うと、同じワインでも味が異なるという、厳格な姿勢を表明しています。

さすが河村社長、社長就任早々、大胆な変更です。もの静かな方ですが。

一升瓶は、ノンビンテージで、複数年のワインがブレンドされることもある、ということです。

原料の葡萄は、葡萄栽培農家が株主の大泉葡萄酒なので、基本的に勝沼町産です。

写真①から写真②に変わります。

まだ、写真①の在庫が少しあり、無くなり次第、写真②になります。


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