イチローズモルトの秩父蒸留所の事務所に入ると、数々の入賞実績が
ワールドウイスキーアワードですね。
大麦麦芽です。
普段は、イギリスからの輸入麦芽を使うのですが、紅海事変により、輸入が遅くなり、国産麦芽を使っています。
マッシュタン(糖化槽)。
粉砕された麦芽がお湯に混ぜられ、糖液(麦汁)になります。
使われた麦芽粕は、飼料になります。
第1蒸留所の発酵槽です。
すべてミズナラ材。
一番麦汁と二番麦汁が一緒になります。
発酵槽は、ステンレス製が世界の主流ですが、秩父では1年前に、すべてミズナラ材(国産)に変更。
発酵に使われるディスティラリー酵母は、すべて日本で培養された酵母。
5日から8日間の発酵です。
ポットスティルです。
ウォッシュスティル(初留釜)とスピリッツスティル(再留釜)。
秩父では、オーソドックスな型ということです。
ファーサイス製。
スピリッツセイフです。
スピリッツスチルから出た初留液を、ミドルカット(ヘッズ、ハーツ、テールに分ける)をする所。
ハーツだけが、熟成に回されます。
ヘッズとテールは、再蒸留されます。
樽に入る前の蒸留液は、緑のホーロー槽に入ります。
第1熟成庫。
秩父には、7つの熟成庫があり、第1~第6熟成庫までは、タンネージ式。
樽を置くところは、地面がむき出し。
熟成に影響させています。
第7熟成庫だけはラック式。
樽は、バーボン樽が多いです。
また後ほど。