山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

梅の里なので

2023-02-28 10:10:44 | ワイン四方山話

敷島醸造(甲斐市)から、梅のワインが2種類入荷です。

敷島醸造のある甲斐市亀沢は、市町村合併以前は敷島町といい、梅の里をアピールしていました。

梅畑を走る、アップダウンの厳しい、梅の里マラソン(ロードレース)も開催されていました。

特産は、甲州小梅

通常より小さい品種で、江戸時代後期には、甲州小梅と呼ばれていたようです。

上記写真の左は、スパークリングワイン。

アルコール度数10度の甘口。1900円(税込)。

右は梅ワイン。

アルコール度数7度の甘口ワイン。1500円。

梅ワインは、ずっと以前より販売していて、敷島醸造の看板商品です。

敷島醸造は、一升瓶ワインの販売を、去年から中断しています。

事あることに、「一升瓶ワインを復活して欲しい」と頼んでいて、醸造責任者の飯沼さんは「いいですよ」と言うのですが、まったく発売する気配のない、ペテン師のような方(笑)。

是非、一升瓶ワインを復活して欲しいです。

一応、価格も税込3300円で、と指示しておきました。


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完読!!!

2023-02-27 12:43:06 | ワイン四方山話

メルシャン(勝沼)のゼネラルマネージャー安蔵光弘さんの著書「5本のワインの物語」を読みました。

安蔵さんは、プロの作家ではなく、ワイン醸造家ですが、読みやすい本でした。

3日で完読です。

私は山梨の酒屋なので、ワインに関して、ある程度の知識はありますが、ワインを飲まない方でも、スイスイ読めるはずです。

素人(作家ではないという事)の文章は読みづらい事もありますが、大変読みやすいです。

夫婦の物語であり、旅行記であり、醸造家の半生であり、サラリーマンの日記であり、起業家のストーリーであり、いろんな視点から読めると思います。

私の視点からは、本の脇に置いた、3本のワインについて書かれていたところは、今後の販売に役立ちそうです。

ワイナリーがワインを醸造、発売するのは、1つ1つにストーリーがあり、販売する酒屋もその情報を共有し、消費者に伝えられると、嬉しいですね。

上記3本を購入する方、私が5分話すのに、耐えられるでしょうか?

安蔵さんの奥様、安蔵正子さんが立ち上げたワイナリー、カーブアン(山梨市)のワインを、いつか販売したいですね。

ただいま入手困難です。


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マルサン葡萄酒のパンフレットが大きい

2023-02-26 09:45:33 | ワイン四方山話

マルサン葡萄酒(勝沼)の若尾亮さんが、パンフレットを持ってきてくれました。

マルサン葡萄酒は、若尾果実園も経営しています。

パンフレットを広げると、特大でした。

拡大すると、

うーん、一升瓶ワインの掲載が無いなあ。

マルサン葡萄酒の売り場に置いてありますので、ご自由にお持ちください。

若尾さんは、いつも元気です。

今日は日曜日、ワイン5%引きです(現金でのお支払いのみ)。


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山梨に新しいクラフトビール

2023-02-25 10:53:35 | お酒の話(ワイン以外)

山梨県北杜市明野町に、新しいクラフトビールが誕生しました。

万珍醸造です。

すでに、何種類かのビールを発売しています。

写真真ん中の、マンゴスチンのラベルは、浅野忠信氏が描いたもの。

明野町の工場跡をリノベーション。

建物内部は、立ち飲みスペースと、中華食堂、ブリュアリーがあります。

万珍醸造は、東京都世田谷区で酒屋も営むので、明野町でも主にメキシコの酒、メスカルを販売しています。

ブリュアリーです。

ライオンの、実物大くらいのぬいぐるみがお出迎え。

週末に、立ち飲みスペースと食堂が営業。

建物内に入ると、音楽が大きな音量で流れていて、外の田舎の風景とギャップがあります。

場所が、駅から遠いのですが、イベントのある週末は、新宿や韮崎駅からバスツアーもあります。

醸造家の栗原さんが、当店に訪ねてきてくれました。

評判は、クラフトビールファンにも上々で、今後も期待大です。

 

 


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どうしても期待してしまうので

2023-02-24 16:44:25 | ワイン四方山話

スズラン酒造(笛吹市一宮町)の、メルロー樽熟成2011を試飲させていただきました。

720㎖3300円(税込)。

試飲する前の期待が大きいんだよね。

長期熟成のメルロー。

長熟と思えないフレッシュさがありました。

樽の香りはそんなに感じないので、樽熟成は短期間だったと思います。

長熟なので、メルローの香りも少なく、全体的には薄いような

長熟で3300円はリーズナブルですが、期待が大きい分、もっと何かを求めてしまいます。

ドラフト1位の選手が、1軍半で過ごしてしまう、という、お前素質があるのだから、もっと活躍できるだろ!と考えています。

720㎖の採用は見送らせていただきますが、一升瓶はしっかり売らせていただきます。

一升瓶は2011年ではありません。

また、試飲の感想は、個人差があり、私が明日再度試飲して、まったく違う感想になることも多いです。


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