山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

Xmasに遅れたスパークリングワイン

2017-12-30 19:22:41 | 新商品インプレッション

イケダワイナリー(勝沼)から、巨峰ロゼのスパークリングワインが新発売。

入荷は12/25。1日遅かった気もします。

プレミアムキュベは、イケダワナリーではワンランク上の品質のこと。

エマは、イケダワイナリーのワンちゃんの名前です。

グリーン瓶なので、色が判らないのですが、鮮やかなピンク色。

こちらはイケダワイナリーの新酒ロゼですが、この色です。

巨峰は甘いワインですが、冷やすと甘さを感じないので、甘口のワインが苦手な方も全然いけます。

今年の葡萄は、梅雨の時期に甘が少なく、粒が小さく、果実が凝縮され、当たり年。

しっかり酸もあり、上質なスパークリングワインに仕上がりました。

http://www.hamamatsuya.jp/sparkling-list.html

かなり下の方で、販売しています。


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ニュー山梨ワイン 青デラ 新ラベル登場

2017-12-29 15:46:10 | 新商品インプレッション

JA笛吹直営のニュー山梨ワインから、青デラの新ラベルワインが入荷しました。

味は変わりませんが、値上げです。

1836円から2138円になりました。

青デラは、デラウエアを完熟前の青いうちに収穫してワインにします。

だから青デラ。業界用語です。

完熟前に収穫すると、デラウェアの酸がしっかりワインに反映します。

また、生食用のデラウェアはジベ処理をして、種なしにしますが、青デラは醸造用に作っているので、ジベ処理をしていません。種の渋みもワインに反映されています。

お客様の声を聞くと、美味しい年と普通の年があるそうです。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list3.htm#new


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ベリーアリカントの一升瓶ワイン 誕生

2017-12-27 14:48:51 | 新商品インプレッション

塩山洋酒から、ベリーアリカントの一升瓶ワインが登場です。

ベリーアリカントは、明治末期、新潟の富農、川上善兵衛氏が品種改良したもの。

川上氏が品種改良したのもには、マスカットベイリAやブラッククイーンもあります。

ベリーアリカントは、マスカットベイリAやブラッククイーンより、栽培が少なく、知名度も低いです。

ベリーアリカントの長所は、色が濃く、酸が強い事。

ベリーアリカントは主にブレンド用として使われてきました。

ボルドーでいえば、プティベルドーのような存在でしょうか。

単品種としてワインを販売しているのは、塩山洋酒のみ。

塩山洋酒の現社長が、頑なにベリーアリカントを栽培し、販売してきました。

さて、山梨ヌーボーの新酒まつりを毎年、東京日比谷公園で行っていますが、今年も含め、ここ数年、塩山洋酒のベリーアリカントを求めるお客様が非常に多い。

明らかに、他のワイナリーのワインより人気があります。

一つは、萩原専務のファンと思いますが、塩山洋酒唯一のベリーアリカントを求めるお客様が増えている事からでしょう。

ベリーアリカントのワインは、720mlだけです。

そこで、塩山洋酒に一升瓶ワインを作ってほしいと依頼したところ、快諾してもらいました。

ラベルは720ml瓶と同じ、謎のデザインです。

シュールなデザインと言っている、ファンの方もいらっしゃいました。

価格は3990円。720ml瓶が1600円。

容量は2.5倍、価格も2.5倍。まったくお得ではありません。

通常の一升瓶ワインの価格設定は、容量2.5倍、価格2倍でお得感があるのですが、ベリーアリカントの一升瓶はお得感がありません。

塩山洋酒としては、720ml瓶で売り切れるワインを、一升瓶にする意味が無い、ということで、この価格設定です。

当店では、ベリーアリカントの存在を知ってもらう為、また一升瓶ワイン全体の価値を上げるため、このワインの実現を目指しました。

山梨の一升瓶の赤ワインの葡萄は、マスカットベイリAがほとんどです。

1.5ℓのマグナムボトルには機山洋酒のブラッククイーンがあります。

ニュー山梨ワインには、カベルネソービニヨンがありますが、半分以上外国産です。

塩山洋酒のベリーアリカントの一升瓶は唯一無二です。

近々HPで発売します。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list1.htm#enzan


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正月用スパークリングワイン

2017-12-27 14:48:34 | 新商品インプレッション

富士屋醸造(南アルプス市)から、正月用のスパークリングワインが登場。

富士屋醸造は、70歳代の社長夫妻2人で営むワイナリー。

ワインの企画は社長がするのですが、今回は大胆なワインが完成。

赤の辛口スパークリングワイン。

赤のスパークリングは海外ではほとんど見かけません。

それは、赤ワインは冷やさないからです。

日本の赤ワインは、渋さが少なく、赤ワインも冷やして飲むことがあります。

だから日本には赤のスパークリングがありますが、このワインは外国ワインと外国葡萄果汁も使用。

大胆な発想のスパークリングワインです。

近々HPで販売します。

http://www.hamamatsuya.jp/sparkling-list.html


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マルスワインから新ワイン 2種類発売

2017-12-23 12:53:33 | 新商品インプレッション

マルスワイン(石和)から、2種類の新ワイン。

上記は、甲州種の香りが立つワイン。

1年熟成させて1706円(税込)。

香りが立つ甲州種は、メルシャンの甲州きいろ香や、勝沼醸造のイセハラが先行していますが、この価格は大変お得です。

さらに同じ分野には、蒼龍葡萄酒(勝沼町)のシトラスセント、新巻葡萄酒(一宮町)の甲州があります。

次のワインは、甲州オランジェ・グリ。

白ワインの甲州種を、赤ワインの製造でつくります。

葡萄の皮や種の成分がワインに入り、複雑な味わいになります。

岩崎葡萄酒(勝沼町)が、原料ブドウ不足のため、終売してしまった甲州醸しや、丸藤葡萄酒が蔵限定で発売した甲州醸しが同じ路線ですね。最近、マルサン葡萄酒(勝沼町)も作ったと噂を聞きました。

1598円(税込)、リーズナブルです。

ワインの価格は、老舗ワイナリーほど安い傾向があります。

マルスワインは、最近韮崎市穂坂に新しいワイナリーを開設しました。

親会社の本坊酒造は、鹿児島に津貫蒸留所も作りました。

今、最も勢いのある酒造メーカーです。

近々、HPで販売します。

http://www.hamamatsuya.jp/


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