山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

最近の???

2010-11-20 16:33:50 | 朝気店
最近お店で働いてふとした疑問が・・・?

僕がメーカー営業担当に「冬キリン」ありますか?って問い合わしたら
担当「すみません。すでにメーカー終売です。」
冬前に終売(しゅうばい)って・・・。

で、現在のキリンの季節限定商品が「一番搾りとれたてホップ」。
おいおい季節戻ってる。

そういえばキリン「秋味」の発売も8月下旬だった。
秋味って味が濃くて僕は大好き。でも・・・・

今年は暑くてあまり美味しく感じなかった・・・・残念。

なぜこんな時季外れに「季節限定」なのか?
暦の上で新商品の発売日を決めているから。現在、温暖化でも。

やっぱりその時の気温や気候ってすごく大切だと思う。
暑いときは爽快感、少し肌寒い時は味わい豊かなもの。
もう少しメーカーは考えた方が良いと思う。

そして、ボジョレーヌーヴォ。今年もたくさんのお客様に買っていただき、完売。
今年の当店のボジョレーはペットボトル入り¥1080円。・・???
あれ?そういえば昨年ペットボトル入りが発売になった時、フランスメーカーは2度と
ペットボトル入りは発売したくないと言っていたのに・・・。

でも売れるからいいかぁ・・。
いやいやダメでしょ。酒屋がこれじゃ~。酒屋ならボジョレーにもこだわってなんぼ!!
四季折々その時の「旬」をお客様に提案してなんぼ!!

と、思いにふけったボジョレー解禁日翌日でした。








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ボジョレー・ヌーヴォ解禁日に・・・

2010-11-20 16:00:05 | ワイン四方山話
ボジョレー・ヌーヴォ、解禁日に飲みました。

自ら買い物に出かけ、メニューは魚介類たっぷりのトマト鍋、
最後はチーズたっぷりのリゾットです。

クラッカーをつまみながらボジョレーを一口、
昨年までのボジョレーに比べ、香りが弱いような・・・

今年は去年飲めなかった話題のペットボトル・ボジョレー
価格も今までに比べれば半額ほどではしょうがないか。

でも味はボジョレー・ヌーヴォ、満足です。

ペットボトルといえば、どうやらボジョレーで
認められなくなるかもとニュースで見ました。

しかし、仮に認められなくなっても
「フランス・ヌーヴォ」とか
「ガメイ・ヌーヴォ」という名前で出てきそう、
「中身は同じで価格は半分」なんて
キャッチコピーも浮かんできます。

解禁日の出来事をもう一つ

買ったばかりの新車に傷を付けられてしまいました。

いわゆる「10円パンチ」というやつです。

家の車なんて全然高級車じゃない、
部類で言えばコンパクトカーなのに。

ショックです。

あんなことする人は幸せにはなれません、
というより自分から不幸になる道を
選んでいるような生き方、行動です。

かわいそうな人です。

そんな解禁日は
ボジョレーを1人で飲み干し
酔っ払って寝ました。











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お勧めの山梨産スパークリングワイン

2010-11-13 12:13:53 | ワイン四方山話
 スパークリングワインの季節がやってきます。

 スパークリングワイン(以下スパーク)は、作り方から3つに分類されます。①瓶内2次発酵 ②タンク2次発酵 ③炭酸ガス注入、です。

 細かい説明は省略。価格的には高い順に①②③です。スパークは泡立ちが大切ですが、やはり①②③の順で、きめ細かいきれいな泡立ちになります。ただし、美味しさは好みの問題なので、順番は付けられません。
 
 山梨産お薦めのスパークをご案内します。
写真一番右 機山洋酒工業(塩山)の白辛口、2800円。機山さんの通常のワインは入手しづらい状態です。右から2番目 奥野田葡萄酒(塩山)の白辛口、2940円。2000年の甲州種を使った長期熟成のスパーク。この2つが、①の瓶内熟成。どちらも家族経営の小さなワイナリーから珠玉のスパークです。
 
 右から3番目 大和葡萄酒(勝沼)の「シャルドネ」白辛口、2940円。ヨーロッパ品種を使って、③の製法。今年の国産ワインコンクールのスパーク部門第1位。4番目も大和葡萄酒の「古代甲州」白辛口、2200円。樹齢130年の甲州種の樹より枝分けした甲州種のため、この名称。同コンクール第4位。
 
 右から5番目、メルシャン(勝沼)のロゼ「穂坂のあわ」辛口、1800円。穂坂は、韮崎の穂坂の事。写真の中では、唯一のロゼ。6番目もメルシャンの「勝沼のあわ」白辛口、1800円。どちらも、③の製法で、過去の国産ワインコンクールで第1位を獲得したことがある逸品。ただし、「勝沼のあわ」は、メーカーが終売決定。店頭在庫のみになります。

 左から2番目、マンズワイン(勝沼)の「甲州 酵母のあわ」白辛口、1500円。②の製法。写真の8品の中で、最もコストパフォーマンスが高いと思います。国産ワインコンクール入賞の常連です。

 一番左、丸藤葡萄酒工業(勝沼)の白甘口、1890円。勝沼の老舗が初めて世に出すスパークは、意外にも甘口。写真の中では、唯一の甘口です。
 以上、3番目と5番目以外、甲州種100%です。

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ボジョレーヌーヴォについて思ったこと

2010-11-10 19:26:20 | ワイン四方山話
さて、いよいよ18日はボジョレーヌーヴォの解禁日です。

いや、今や「いよいよ」という言葉が適当か、疑問ですね。

当店もここ数年は静かに解禁日を迎えています、
昔のお祭り騒ぎがなつかしい。

「今年のボジョレーは100年に一度の出来」と
言われた年がありました。

僕はあれがいけなかったと思っています。

なんか当分出来の悪いワインしか飲めないみたいじゃないですか。

ボジョレーヌーヴォは出来立てのワインを飲むお祭りみたいなもの、
毎年毎年ワインの味を競うものではない筈です。

たとえ、去年のボジョレーの味を覚えていなくても楽しい、
今年の出来立てのワインが飲める。

それだけで僕にとっては「いよいよ」なのです。





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