最近、金（きん）が高いですね。
山梨は、宝飾関係のメーカーが多いので、大変です。
山梨に宝飾メーカーが多いのは、良質の水晶が産出されていたからと言われています。
宝飾は、ワインと並んで、山梨の地場産業。
その２つの業界から誕生した「金箔入り甲州ワイン」。
どちらも白ワインで、甘口と辛口の２種類。
価格は１５１０円。勝沼の蒼龍葡萄酒から。
金の相場が高くなる以前から販売されているワインですが、蒼龍葡萄酒のHPには載っていません。
もしかすると、金相場の上昇から、売れば売るほど赤字のため、終売？、または金の量を減らし中？（笑）。
景気良く、金箔入りワインは、いかがでしょうか。
飲まれるとき、上手に金箔を残して、その金箔を集めて、売りに行きますか。
先日行われた国産ワインコンクール公開テイスティングに行ってきました。
今年は長野県ワインの受賞が目立ちました、大手の受賞ワインも原料のブドウは長野産だったりして。
甲州部門があるおかげでなんとか山梨のワイナリーも、と思ったらここでも大手が強い、
このままじゃ、来年から長野県で開催なんてことになりかねません。
と思いつつ山梨ワインを中心にテイスティング、
全体的な感想は「高いワインは美味しい」、
当然ですね、
しかし、ありました！安くて美味しい甲州ワイン。
モンデ酒造の「甲州辛口」、銅賞受賞酒です。
辛口と言ってもやや辛口ぐらいで飲みやすく、
720mlで1200円、最近の甲州ワインとしては安めの価格です、
しかも同じワインが一升瓶で1820円、これはお買い得。
今回テイスティングした中で一番のおすすめワインです。
１０月１０日に、甲府富士屋ホテルにて、日本バーテンダー協会山梨支部主催の山梨カクテルコンペティションが開かれます。
日本バーテンダー協会は、バーテンダーの技能向上のため、毎年競技会を開催、その全国競技会は今年で３８回を重ねる活発な団体です。山梨支部は最近結成され、山梨支部の競技会は、初めての大会です。
バーテンダーが活躍する本格的なバーは、山梨には少ないと言われますが、大きなホテルにはバーがあったり、普段見過ごしていた街中にも、意外とたくさんあるようです。
さて、今回の競技会では、「環境」をテーマにした創作カクテルが審査されます。山梨で開催されるのだから、当然ワインや白州のウイスキーが使われるでしょう。山梨特産の葡萄や桃が、そのままデコレーションになったり、葡萄ジュースがベースのカクテルや、ＶＦ甲府をイメージしたブルーのカクテルが登場したり、富士山もあるかも・・・。想像は膨らんでしまいます。
ポイントは、テーマの環境をどのようなカタチにするかですね。
バーテンダーの洗練された立ち振る舞いも一見です。コンペは、一般の方も観覧でき、競技会のみの観覧は4000円、その後のパーティ込みチケットは7000円。チケットは当日、会場で販売されます。13時から競技開始です。
※画像はイメージです。
山梨県甲州市塩山にある五味葡萄酒は、有名ではありませんが、昨年は国産ワインコンクールで、カベルネ樽熟成が銀賞に入るなど、ワインには定評のある小さなワイナリー。
一升瓶ワインも品質がよく、白、赤、ロゼの定番は、常に販売上位に入る人気商品。品質に対して、価格がお得なのが、販売好調の理由です。
また、五味葡萄酒では、巨峰ワイン、あじろんワインの一升瓶ワインも作っています。巨峰、あじろんの一升瓶ワインは山梨で唯一です。
どちらも、価格が大変お得なので、人気ワインになり、今シーズン(昨年のワイン）は通年でワインを供給できなかった程です。
そして今年、なんと、あじろんワインの一升瓶は作らないことが決定。
巨峰ワインも、大幅減少になるそうです。
どちらも、原料の葡萄が確保できなかったことが原因との事。
大変残念。また、新しいワインを探し続けます。
