山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

山梨のワイナリーの社長

2014-04-25 22:21:30 | ワイン四方山話

私が個人的に親しいワイナリーの社長をご紹介します(注、向こうはそう思っていない場合有り)。

昨年国産ワインコンクールの甲州種ワイン部門第1位を獲得したイケダワイナリーの池田社長

元新聞記者。山梨のワインに魅せられ、山梨に移住、ワイナリーに就職後独立。今でこそ、独立してワイナリーを設立する方がいますが、池田社長はその先駆的存在。最近、社屋を移転新築、後継者の息子さんも帰ってきて、ますますワインが冴えます。

旧白根町の富士屋醸造の名取社長

醸造、販売を1人で仕切る元気過ぎる76歳です。一時は大変大きく商売をしていましたが、今は奥様と夫婦2人でされています。ワインは名物「百姓のワイン」

土臭いネーミングですが、醸造技術は一流。時々見せる眼光の鋭さには熱いものを感じさせます。私も76歳の時にはこうなっていたい理想像です。

御年配の社長というと、八代醸造の篠原社長

が一番でしょう。御年90歳前後のはずです。

次は五味葡萄酒の五味朋彦さん

35歳、独身、まだ社長ではありません。山梨酒造組合若手部会の会長。のちに、彼のワインは人気で買えなくなる可能性有り

彼の言葉にも、こちらがヤケドをするくらい熱いものがあります。私の35歳もこうあって欲しかった(過去形)理想像です。

奥野田醸造の中村夫妻

いつも2人で行動するおしどり夫婦。ワインのラベルは奥様が描いた花の絵。

社長は、その絵のイメージでワインを創り上げます。私の理想とする夫婦像です。

夫婦といえば、新巻葡萄酒の中村さん

日川中央葡萄酒の堀内さん

北野呂醸造の降矢さん

機山洋酒の土屋さん

も、夫婦2人で経営されています。そしてこの4社の共通点は、奥様が明るく元気な事。奥様が元気なワイナリーは、ワインも大変美味しいです。

マルサン葡萄酒の若尾亮さん

実は、まだお会いしていません。お会いしていないのに、このポーズ。熱いものを感じさせる何かがありそうです。


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ラベル無しのワインです。

2014-04-21 11:58:08 | ワイン四方山話

このワイン、山梨県内のあるワイナリーの白ワインです。

4/20に入荷、裏ラベルは貼ってあるのですが、表ラベルがありません。

ある意味プレミアム的ですが、販売の都合上、残念ですが、交換を要求致します。

この写真だけで銘柄が判る方は、かなりのワイン通か、ワイナリー関係者ですね。

ヒントは、昨年ラベルを新しくした勝沼のワイナリー。栽培農家の方々が株主の老舗ワイナリー。

正解は公表致しません。

 


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驚異の一升瓶ワイン、サンデーワインにロゼワイン登場。

2014-04-12 10:10:28 | ワイン四方山話

恥ずかしい名前のワインですが、売上はダントツの第1位の驚異の一升瓶ワイン、サンデーワイン。

国産葡萄100%で、消費税8%の税込価格1018円は、他のワイナリーの追随を許さない安さで、お客様の支持は抜群です。

現在は白の辛口と甘口、赤の3種類ですが、ロゼワインが登場します。

原料は、巨峰が主ですが、ブレンドの葡萄、ワインは、一定では無いと推測されます。

味わいは、甘辛中間です。

麻屋葡萄酒では、サンデーワインの上の一升瓶ワイン「スペシャル」でロゼを発売していましたが、数年前に終売。

そして、サンデーワインで販売となりました。

サンデーワインのファンの皆様、是非一度お試しください。

 


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マルサン葡萄酒 新入荷

2014-04-10 10:31:25 | ワイン四方山話

山梨県甲州市勝沼町のマルサンワインが入荷しました。

マルサンワインは、若尾葡萄園が経営しています。

元々、生食用の葡萄の栽培と販売が主でしたが、ご結婚で若尾亮さんが若尾葡萄園に入ってから、ワインにも力を注がれ、既に何年も経ちます。

弊社では、今年より、販売させていただきます。

若尾亮さんは、ワイナリーの若手経営者の集まりのアサンブラージュの一員でも活動されています。

一升瓶は、白が勝沼産甲州種100%で甘辛中口、赤は勝沼産マスカットベリーA種90%、プチベルドー10%のライトボディ。

一升瓶の基本はこの2種類ですが、本数限定で、欧州系葡萄のワインが今後発売されます。

720mlの詳細は次回以降で。。

ちなみに、「百」とあるのは、百姓の百だそうです。

 


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奥野田葡萄酒のワインラベルで判ること

2014-04-08 18:41:18 | ワイン四方山話

小規模ワイナリーながら、15種類のワインを産出する甲州市塩山の奥野田葡萄酒醸造。

ワインの名前もラベルも、よく判らない、と感じていましたが、このほど中村社長からレクチャーされました。

上の写真は、奥野田ワインの一部です。

一見バラバラなラベルのようですが、

これを、後のように並べ替えます。

すると、左2本は、蝶のラベル。蝶ラベルのワインはワイナリーのベーシックワイン、または入門酒ワインです。

白は甲州種とデラウエアの2種類、写真はデラウェア。

赤はメルロー種です。

蝶のラベルには、ロゼもあるそうです。

中央3本は花シリーズで、ワイナリーのメインワイン。ハナミズキが白、スミレが赤、バラがロゼワイン。

花の絵は、社長の奥様、亜貴子さんの作品。

はじめにワインがあり、そのワインのイメージを絵にしたのではありません。

はじめに亜貴子さんの絵があり、そのイメージのワインを社長が創り上げた、との事。

すばらしい絆です。

バラの絵のロゼは、不思議とバラの香りがするとの評判の、ローズロゼです。

右2本は、ビーナス。中村社長の目指す究極のワイン。

白はシャルドネの樽発酵。赤はメルローとカベルネソービニヨンのブレンドの樽熟成。

このビーナスのラベルは、奥野田醸造のファンの間では小林幸子ラベルとも言うらしい。

判りやすくなりました。

昨日、納品でお見えになりました。

華のある2人です。

 


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