寒い季節は日本酒です。この季節は季節限定のにごり酒が発売されています。
山梨の日本酒メーカーから、5つのにごり酒を選びました。
山梨のにごり酒で最も有名な酒は、腕相撲酒造(御坂町)の「黒駒の勝蔵」でしょう。江戸時代末期に実在した、甲州博徒の親分の名前を冠した御坂のにごり酒は、腕相撲酒造の看板です。
5つのにごり酒の中で、黒駒の勝蔵だけが殺菌して製品になっています。、飲む前には瓶を振って、瓶内のにごりを均等にしてから、召し上がってください。飲む前に瓶を振るのは、にごり酒の醍醐味です。1年を通じて発売されています。
「七賢・粉雪」「しゅんのうてん・穂の雪」「谷桜・のんだ甲斐」「太冠・雪の華」は酵母が生きているので、飲む前に瓶を振るのは厳禁です。吹いてしまいます。瓶を振らないで、キャップを開けて、瓶を軽くたたきながらにごりを混ぜていきます。
酵母が生きているので、酒の風味が抜群。冬場だけの季節限定のにごり酒です。
5つのにごり酒すべて、一升瓶もあります。
にごり酒はワインにもあります。勝沼の老舗ワイナリー、まるき葡萄酒は他に先駆けて、にごりワインを発売しました。巨峰にごりワインは、新酒の時期に数限定で発売されます。そろそろ終わりなので、興味ある方はお早めに。
スパークリングワインでにごりワインを発売しているのは、勝沼のフジッコワイナリー。マスカットベリーA種のルージュ、白ワインのナイアガラ、ロゼの巨峰はワインの定番ですが、キュウイのワインがあるのは大変珍しい。4種類ともハーフサイズの375mlなので、気軽にチャレンジできます。
最後の一期一酒(いちごいっしゅ)は、にごり酒ではありません。太冠酒造が年に1回だけ発売する無ろ過生原酒です。日本酒の蔵元を訪れないと飲めないタンク内の酒をそのまま瓶詰。酒屋やスーパーの店頭に並ぶと風味が落ちるので、1日限定の販売です。節分の2月3日に発売されます。