やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

モンスズメバチ(巣)(県総合運動公園/富山市南中田)

2018-09-19 20:07:23 | 昆虫類

久しぶりに一日中晴天のようなので、犬を連れて総合運動公園にピクニックに出かけました。お握りを食べた後、ブログネタを探して辺りをうろつきました。駐車場の緑地帯に植えられた数本のプラタナスも幹を見て回っていると、そのうちの1本の幹の根元の小さな割れ目に複数のモンスズメバチが出入りしていました。中に巣があるに違いありません。

この時期のスズメバチの巣に近づくことは非常に危険なので、少し離れたところからしばらく観察していましたが、どうも様子が違います。巣に近づいても興奮して襲ってくる気配がないのです。そのうち大胆になって10㎝以下の距離から写しました。

帰宅して写真を見ると、腹部の先端が♀のように尖っていないので♂だったようです。どうやら、巣の入り口で新女王鉢が羽化してくるのを待っていたようです。(ウェブサイト『都市のスズメバチ/ スズメバチの体のしくみ 2(成虫2)』参照)www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/v_body2.htm

《根元近くの樹洞にモンスズメバチの巣があるプラタナスの木 2018/09/19》

《プラタナスの根元近く、モンスズメバチの巣がある樹洞 2018/09/19》

《樹洞に出入りするモンスズメバチ 2018/09/19》

《樹洞に出入りするモンスズメバチ 2018/09/19》

《樹洞に出入りするモンスズメバチ(腹部の先端が尖っていないので♂です) 2018/09/19》

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ヤマトシジミ(蛹・羽化)(富山市)

2018-09-19 09:19:05 | 昆虫類

昨日(2018/09/18)ブログで紹介したヤマトシジミの終齢幼虫と前蛹が蛹になっていました。9:01a.m.に翅が透けてきたことに気づき、コーヒーを飲みながら臨戦態勢で羽化の瞬間を待っていましたが、ほんの数秒目を離したら、蛹から少し離れたところで羽化した成虫が翅を伸ばし始めていました(9:31a.m.)。ヤマトシジミはその後徐々に翅を伸ばし、9:38a.m.にはほぼ翅が伸び切りました。
https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/0a5e8c5e55724479474611c3c9731935

今度は、ヤマトシジミの羽化の瞬間の写真に挑戦します。

《蛹になっていたヤマトシジミ 2018/09/11》

《成虫の翅が透けて見えてきたヤマトシジミの蛹 2018/09/11 9:01》

《羽化したばかりのヤマトシジミ 2018/09/11 9:31》

《ほぼ翅が伸び切ったヤマトシジミ 2018/09/11 9:38》

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ウンモンオオシロヒメシャク(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-09-18 12:37:05 | 昆虫類

犬と夕方の公園を散歩していると、園路脇のアカメガシワの葉に白っぽい小さなシャクガの仲間がとまっていました。

ウェブサイト『みんなで作る日本産蛾類図鑑』のシャクガ科の成虫画像699枚を最初から最後まで見て、なんとかウンモンオオシロヒメシャクに辿りつきました(それほど自信があるわけではありませんが…)。幼虫は、スイカズラ科植物の葉を食べるようです。
http://www.jpmoth.org/index.html

《園路沿いのアカメガシワの葉にとまっていたウンモンオオシロヒメシャク 2018/09/15》

《園路沿いのアカメガシワの葉にとまっていたウンモンオオシロヒメシャク 2018/09/15》

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ヤマトシジミ(幼虫・前蛹)

2018-09-18 05:32:35 | 昆虫類

我が家の庭でいちばんよく見かける蝶は、ヤマトシジミです。庭のあちこちにカタバミが生えているので、ここで発生していることは確実です。しかし、①あまりに身近でたくさんいること②小さくて探すのが面倒なことから、これまで幼虫や蛹を探すことを放棄してきました。

そこで一念発起、ヤマトシジミ幼虫の食痕のあるカタバミを探すと、あっけなく終齢幼虫と前蛹が見つかりました。

《バジルの葉にとまるヤマトシジミ 2018/09/01》 

《ヤマトシジミ幼虫の食痕があるカタバミ 2018/09/06》 

 《ヤマトシジミ幼虫の食痕 2018/09/06》

 《ヤマトシジミの終齢幼虫 2018/09/06》

《ヤマトシジミの前蛹 2018/09/06》 

 我が家の家庭菜園は、木枠で囲った4区画(合わせて2坪ほど)のものです。連作障害を避けるため、今年から、1年ごとに〈ナス科(トマト、ピーマンなど)〉⇒〈その他(オクラなど)〉⇒〈ウリ科(キュウリなど)〉⇒〈マメ科(インゲン、エンドウなど)〉の順に栽培することにしました。キュウリの区画は2018/09/12にキュウリを抜いて処分し、苦土石灰をまきました。トマトの区画とマメ(種類を忘れました。ウラナミシジミが集まっていました。)の区画は9月2日に処分、苦土石灰をまいて耕し、9月7日にハクサイ、リーフレタスなどの苗を植えました。オクラだけまだ残してあります。

《我が家の家庭菜園 2018/09/12》

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オニヤンマ(富山市)

2018-09-17 20:09:26 | 昆虫類

庭に面したテラスに置いたアウトドアテーブルセットに足を投げ出して座り、ボヤーッと庭を眺めていると、飛んでいたオニヤンマが突然目の前のタープ(遮光カーテン)の固定紐にとまりました。あわててカメラを取りに部屋に入り、写しました。

 《タープ(遮光カーテン)の固定紐にとまるオニヤンマ♂ 2018/09/17》

《タープ(遮光カーテン)の固定紐にとまるオニヤンマ♂ 2018/09/17》 

《タープ(遮光カーテン)の固定紐にとまるオニヤンマ♂ 2018/09/17》

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キドクガ(富山市小杉)

2018-09-17 17:27:18 | 昆虫類

犬との散歩コースのアンダーパスで、コンクリートの擁壁にドクガの仲間(ドクガ属)の蛾がとまっていました。翅は黄色、前翅に特有の形状をした暗褐色の斑紋があるキドクガでした。幼虫はカバノキ科、ヤナギ科、マンサク科、リョウブ科、エゴノキ科、、ツツジ科、スイカズラ科、ブナ科などの樹木の葉を食べます(代表的な毒蛾で同じドクガの仲間であるチャドクガの幼虫は、ツバキやサザンカなどツバキ科樹木の葉を食べます)。

チャドクガなどドクガの仲間の蛾は、成虫(蛾)にも幼虫にも毒針毛があるので、気をつける必要があります。 

《アンダーパスのコンクリート擁壁にとまるキドクガ 2018/09/16》 

《アンダーパスのコンクリート擁壁にとまるキドクガ 2018/09/16》 

※ 茨木のり子の詩に、次の一節があります。この詩に出会ったとき、70歳を越えてやっと肩から力が抜けるような気がしました。
    『 …
      大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
      ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
      失語症 なめらかでないしぐさ
      子供の悪態にさえ傷ついてしまう
                        … 』  (「汲むーY・Kにー」より)

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クロヒカゲ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2018-09-17 05:57:50 | 昆虫類

頼成の森では10分ほどしか時間がとれなかったので、夏に樹液が出ていたコナラの木をのぞいた後(何もきていませんでした)、林のなかの歩道を少し歩きましたが、生きものはあまり目にすることはできませんでした。

足元近くの茂みから飛び出したのは、クロヒカゲです。クロヒカゲは、ササの生えたうす暗い林の常連です。

《足元から飛び出したクロヒカゲ 2018/09/16》 

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ホタルガ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2018-09-17 04:11:11 | 昆虫類

薄暗い林の中の歩道を歩いていると、黒っぽい蛾がヒラヒラ飛んで、タカノツメの葉にとまりました。黒地に1本の太い白帯が特徴的なホタルガです。

シロシタホタルガとよく似ています。

《 タカノツメの葉にとまったホタルガ 2018/09/16》

 《 タカノツメの葉にとまったホタルガ 2018/09/16》

林の中では、ツルシキミの赤い実が目立っていました。

《赤い実をつけたツルシキミ 2018/09/16》 

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モンキアゲハ(吸蜜)(砺波市[庄川町]金屋)

2018-09-16 16:56:57 | 昆虫類

水記念公園の庄川に沿った遊歩道を歩いていると、咲き始めたヒガンバナの蜜をモンキアゲハが吸っていました。

《ヒガンバナの蜜を吸うモンキアゲハ 2018/09/16》 

 《庄川沿いの斜面に咲き始めたヒガンバナ 2018/09/16》

 《庄川沿いの斜面に咲き始めたヒガンバナ 2018/09/16》

※ 年に何度か、家族で食事会をします。秋は「鮎」「栗ごはん」です。「栗ごはん」は、これまで長野県の小布施に出かけていましたが、3年前に脳梗塞を発症してから高速道の運転は見合わせており、小布施はご無沙汰しています。「鮎」は神通川の簗や庄川の鮎料理の店に出かけます。
  今日(2018/09/16)は、庄川の『鮎の庄』です。11時オープン、10時から受け付けなので、10時少し前に着いて(石川県の方一組が先着)受付を済ませ、巨大水車が目印の庄川ウッドプラザに移動、家族が足湯や庄川・砺波の特産品の品選びをしている間、庄川沿いの遊歩道を散策しました。11時に合わせて『鮎の庄』に戻り、子持ち鮎の塩焼きを堪能しました。
  帰りは、頼成の森に少しだけ立ち寄り、『山藤ぶどう園』でぶどうパフェなど秋を満喫して帰りました。
 

《子持ち鮎の塩焼き》 

《ぶどうミニパフェ》

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マユタテアカネ(交尾)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2018-09-16 04:18:01 | 昆虫類

この公園にある池の周辺などでいちばんよく見かける赤とんぼが、マユタテアカネです。池の縁では、腹部の赤くなった♂がノシメ斑のある♀と交尾していました。

マユタテアカネは、比較的普通に見られるアカトンボです。顔面に顕著な眉上斑があること、胸側の黒条斑、♂では尾部上付属器が上方に曲がっていること、♀では産卵弁の形状などで、ほかの赤とんぼと区別できます。♀には、翅の先端部に褐色斑(通称ノシメ斑)のある個体とない個体や、腹部が赤くなる個体があります。(ウェブサイト『神戸のトンボ/デジタルトンボ図鑑/マユタテアカネ』 『神戸のトンボ/兵庫県とその近隣のトンボたち/マユタテアカネ』参照)  

《池の縁で交尾していたマユタテアカネ 2018/09/12》  

《池の縁で交尾していたマユタテアカネ(赤矢印は♂、黄矢印は ノシメ斑のある♀) 2018/09/12》 

※ 孫娘の通っているT高校の文化祭を見に行ってきました(2018/09/15)。65年以上前の不器用な私がいるようで、ほろ苦い青春時代を懐かしく思い出しました(もっとも、T高校は祖母の母校で、私の母校ではありません)。年甲斐もなく焼きそば、たこ焼き、ドーナツと育ちざかりのようにたくさん食べました。

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オオスカシバ(幼虫)(富山市堀川本郷)

2018-09-15 11:38:00 | 昆虫類

県道沿いにある小さな庭に植えてある数本のクチナシの葉が、丸裸に近い状態になっていました。探しているみると、予想どおりオオスカシバの幼虫が葉をむさぼり食べていました。

オオスカシバは、うぐいす色の太い胴体を持ち、透明(羽化直後は翅に白い鱗粉がありますが、翅を震わせるとすぐに脱落してしまうようです)の翅を素早くはばたかせて直線的に飛ぶスズメガの仲間で、幼虫はクチナシなどの葉を食べます。(ウェブサイト『昆虫エクスプローラ/オオスカシバ』参照)。

《オオスカシバの幼虫に葉を食べられたクチナシ 2018/09/14》

《クチナシの葉を食べるオオスカシバの幼虫 2018/09/14》

《クチナシの葉を食べるオオスカシバの幼虫 2018/09/14》

《蛹化場所を探してさまようオオスカシバの幼虫 2018/09/14》 

 今日2018/09/08、図書館で借りた本です。
 1 『スズメバチの真実』(中村政雄著)
 2 『ツチハンミョウのギャンブル』(福岡伸一著)
 3 『鎮魂歌(茨木のり子詩集)』
 4 『京都図鑑ーニッポンを解剖するー』
 5 『図書館ホスピタル』(三萩せんや著)

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キイロスズメバチ(富山市)

2018-09-15 04:56:19 | 昆虫類

庭のシソの花の蜜をキイロスズメバチが舐めていました。

この時期のシソの花は、虫たちにとっては貴重な蜜源なのでしょう。イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、モンシロチョウ、フタモンアシナガバチ、スズバチ、ドロバチの仲間などいろいろな虫が入れ替わりやってきています。

《シソの花の蜜を舐めるキイロスズメバチ 2018/09/13》

《シソの花の蜜を舐めるキイロスズメバチ 2018/09/13》

《シソの花の蜜を舐めるキイロスズメバチ 2018/09/13》

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アマガエル(脱糞)(富山市)

2018-09-14 17:14:06 | 両生類

前庭の草むしりをしていて、家族からアマガエルが糞をしているよと教えてられました。アマガエルは、支柱の杭の上に腹ばいとなり、のんびりと大きな糞を出している最中です。写真を撮ろうと近づきすぎたため、用便途中(?)で逃げてしまいました。糞からは、未消化の昆虫の一部分らしきものが突き出していました。https://blog.goo.ne.jp/1948goodspring/e/3fa6b5d696b9a3a15e0e8d025bcd027d

《杭の上で糞をしていたアマガエル 2018/09/13》 

 《杭の上で糞をしていたアマガエル 2018/09/13》

《杭の上で糞をしていたアマガエル 2018/09/13》 

《アマガエルの糞(昆虫の一部が未消化で突き出ています) 2018/09/13》 

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マエアカスカシノメイガ(富山市)

2018-09-14 05:30:01 | 昆虫類

庭に出ると(しょっちゅう出ています)、白っぽく小さな蛾が隣家との境界のフェンスにとまりました。前翅前縁が赤褐色、翅が透けているマエアカスカシノメイガです。

幼虫の食樹はモクセイ科なので、庭の隅に植えてあるキンモクセイで発生したのだと思います。

《隣家との境界フェンスにとまるマエアカスカシノメイガ 2018/09/13》

《隣家との境界フェンスにとまるマエアカスカシノメイガ 2018/09/13》

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スズバチ(ペア)(富山市)

2018-09-13 17:37:30 | 昆虫類

秋になって、どうなることかと気をもんできた酷暑もおさまってきました。我が家の庭では、こぼれ種から広がったシソの花に、いろいろな虫がやってきています(イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、モンシロチョウ、フタモンアシナガバチ、キイロスズメバチ、ドロバチの仲間など)。

シソの花穂のあたりを「ドサドサ」とやっとのことで飛んでいるような、黒っぽくちょっと大きめの虫がいたので、確かめようと近づくと、スズバチのペアで、♀が♂に背中に乗られながらシソの花の蜜を吸ってまわっていました。10分ほど見ていましたが、交尾には至りませんでした。

 スズバチは泥で徳利型の巣をつくるトックリバチの仲間では、いちばん大きな体をしています。しかし、体の大きさが半分以下の同じトックリバチの仲間に、シソの花から追い払われていました。気が弱いのでしょうか?

《♂を背に乗せ次々にシソの花蜜を吸ってまわるトックリバチ♀ 2018/09/12》 

《♂を背に乗せ次々にシソの花蜜を吸ってまわるトックリバチ♀ 2018/09/12》

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