12月上旬の平日に午後から有給休暇を取得しました。14時26分に店頭に到着し26人の行列に続くと、それから、後続に21人が続いた15時39分に入店し、15時51分にラーメンが配膳されました。なお、16時08分に退店する際には、23人が店外に列を成しており、この日は、終始この位の列の長さで推移していたようです。参考までに、16時32分に閉店となり、17時30分頃に店前を通ったところ、未だ数名が店前に並び続けていました。
大ラーメン、野菜大蒜脂。
麺丼。
約2分間隔で2回に分けて鍋に投入された麺は、最長6分間程茹でられ、2分強を要して5つの丼へ。予想に反して足りなくなってしまったのか、もう1人分の麺は5人分の配膳が終わった後鍋に。
てっぺんのものは、液体油を大量に纏ってもそれに浸食されることなく。飴色に染まったものは、シッコシコとして弾力があり歯切れよく。総じて、硬めと言えるかと。
胡椒と粗挽き唐辛子を。
固形脂。プルッとした背脂には、味の付いたほぐし豚のようなものが混じって。そして、気のせいか、生姜が香ったような。
野菜丼が提供される前、「丼上げて」店主さんから声が掛かり、お玉一杯分の背脂と液体油が足されました。「野菜の上にかけようと思った分」と仰っていたような・・・。
流れ出した溶岩のように。
野菜丼。
シャッキリとした歯応えの残ったもやしと、色鮮やかなキャベツ。「野菜」と言いましたが、いつもより増えたようには思わず。
ほぼ赤身の豚は、外周部は潤いを持って軟らか、中心部はぽろっと崩れたて。
繊細な肉質の赤身は、中心部に近づくにつれ噛み応えが増していきました。どちらも分厚くカットされていましたが、それを感じさせない位に食べやすく。
剥がれ落ちたような、タレが染みた脂身がおまけのように。
スープ。
赤レンガ色に染まった部分。
攪拌すると澄んだ見た目に。液体油の影響か、塩気はほとんど伝わらず。かと言って、大量の背脂が主張し過ぎることもく。そう思ったのは、豚出汁がしっかりと仕事をしている証なのかも。
カリッとした大蒜は控えめな存在感。
清涼感を生み出すネギ。
終盤に一気に活用。
およそ15分で完食し、次ロットの麺上げを開始したところの店主さんと、店内を忙しく動き回る助手さんにお礼を伝え、退店しました。
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