7月下旬の土曜日、関東地方の梅雨明けが発表された日のことです。午前中に都内で所用を済ませてから、14時26分に店頭に到着すると行列は26人と少なめ。前回のつけ麺(冷やし)がまた食べたく、ラストロットになれば可能性があるかも、と考えて周辺を散策して時間を潰し、さすがに宣告が怖く15時17分に29人の最後尾へ。すると、直後の15時18分に閉店となり宣告人を拝命しました。結果、ラストロットは4人となりましたが、敢えて2人づつに分けられ、真のラスロロットとして16時55分に入店し、希望を抱きながら6分間待ってラーメンが配膳されました。
大豚、大蒜脂+ネギ。すべては狙い通りでしたが、甘くはありませんでした。
麺丼。
一見してシコッとした食感が想像出来ました。
グルが振りかけられた盛り上がった部分だけでなく、スープに浸って飴色に変化したものも同様に、弾力強めでした。
また、低加水率であることが理由と思われる、ボソッとした感触も持ち合わせていました。
固形脂はプレーンな背脂。
野菜丼。
しんなりとするまでに火が入ったことで、固形脂との相性が高まっていた野菜。
上品な佇まいの赤身の至る所に脂身が入り込んでいた豚。
みっしりとしつつも軟らかな赤身メインの豚は、箸で容易に折り畳むことが出来ました。
バラ肉のようにトロンっとした脂身が豊富だった豚。
見た目から受ける印象程のパサつきはなく、心地良いと言える歯応えを持っていた豚。
半分位が脂身で占められていた豚。
この日の豚は、総じて脂身多めで赤身部分も含めてしなやかで、豚入りにして正解でした。
時間帯や増した背脂の影響でか、程よく醤油が立って、しょっぱいというよりも円みが先行する味わい。そして、時間の経過とともに、塩味と液体油の存在感が高まっていきました。
大蒜はカリッピリッ。
野菜の上にも固形脂。
ネギ。麺に添えて食べるのに十分な量でした。
20分弱で完食。ラーメンの提供を終え厨房奥でへたり込むように休憩する店主さんと、ついさっき来店した常連さん用に、通常or冷しを確認した後、ラーメンを調理する助手さんにお礼を言い、退店しました。
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