ニュージーランドから帰ってきたら、義父が私たちの帰りを待っていたかのように調子が悪くなり、14日に救急車で入院し15日朝亡くなった。
14日はハイキング部3月例会で山の約束があった。翌日遊びに行く後ろめたさもあって、13日は玉ねぎ、南京、にんじんのポタージュスープを裏ごしして作り、お昼に持って行った。ほとんど何も食べなくなっていた義父が、
「おいしいな~、明日死んでもええな~」と言って、きれいに食べてくれた。
いつもの冗談だと思って、「それだけ食べたら元気になるわ」と笑ったのに…
その言葉が最後の言葉となった。
今までほとんど看病のお手伝いをしない嫁に、こんな言葉を残してくれて、ほんとうになんていいお父さんなんでしょう!
脳腫瘍という病気にもかかわらず、まったく痛がらず、入院もせず、最後まで自宅で過ごし、たった1日入院しただけで静かに逝った父。86年間の生涯で入院したのはこの1日だけだったそうだ。
きれいに頭を剃って貰い、その顔は仏様そのもの。時間がたつと少し口を開けて笑っているようだった。
葬儀の時、夫の兄(喪主)が「スープの話」をしてくれて、
「弟の嫁に良くしてもらって、父は幸せでした」と挨拶で言ってくれた。
そして私は「本当にいい嫁さんだ」と評判になっている。
私ってなんて幸せ者なんだろうとつくづく思う。
14日はハイキング部3月例会で山の約束があった。翌日遊びに行く後ろめたさもあって、13日は玉ねぎ、南京、にんじんのポタージュスープを裏ごしして作り、お昼に持って行った。ほとんど何も食べなくなっていた義父が、
「おいしいな~、明日死んでもええな~」と言って、きれいに食べてくれた。
いつもの冗談だと思って、「それだけ食べたら元気になるわ」と笑ったのに…
その言葉が最後の言葉となった。
今までほとんど看病のお手伝いをしない嫁に、こんな言葉を残してくれて、ほんとうになんていいお父さんなんでしょう!
脳腫瘍という病気にもかかわらず、まったく痛がらず、入院もせず、最後まで自宅で過ごし、たった1日入院しただけで静かに逝った父。86年間の生涯で入院したのはこの1日だけだったそうだ。
きれいに頭を剃って貰い、その顔は仏様そのもの。時間がたつと少し口を開けて笑っているようだった。
葬儀の時、夫の兄(喪主)が「スープの話」をしてくれて、
「弟の嫁に良くしてもらって、父は幸せでした」と挨拶で言ってくれた。
そして私は「本当にいい嫁さんだ」と評判になっている。
私ってなんて幸せ者なんだろうとつくづく思う。