ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

焼岳

2014年10月30日 | 百名山登山
2014年10月25日(土)
コースタイム:ホテル5:40---西穂登山口6:00---焼岳小屋8:10---焼岳10:10/11:00---中の湯登山口13:20

あたりが明るくなってきたので、ホテルを出発。
最近この辺りでもクマが出たとか…
一人で歩くのちょっと怖い!
そろそろバスが着いたのか、登山者が追い抜いて行きます(ホッ!)

西穂高登山口を通過して焼岳登山口、
平坦な林道歩きでしたが、汗ばんできました。


1時間ほど樹林帯を歩くと焼岳が見えてきました。
北アルプスでただ1つの活火山です。
標高は低いですが、意外と荒々しい風貌をしています。


だんだん傾斜もきつくなって、梯子が2か所ありました。


真下からはこんな感じで、結構高度感があります。


焼岳小屋を過ぎると展望のよい尾根になります。正面に焼岳を見ながら登ります。


振り返ると、笠ヶ岳、穂高連峰そして槍の大パノラマ


振り返り振り返り、写真撮影でなかなか進みません。

噴煙が立ち上る溶岩ドームの横を登って山頂へ


焼岳北峰2444m、百名山60座目登頂です。




南から見る穂高連峰、槍の穂先も見えます。
深く切れ込んだ谷間、梓川が流れる上高地。


9月に登った笠ヶ岳も目の前に見えます。
下のほうに新穂高温泉、山のすそ野は紅葉に染まっています。


南には噴火口から白煙がのぼり、南峰は立ち入り禁止です。


下山は中の湯登山口に下ります。こちらは上高地側に比べると景色が地味です。


南峰から2時間ほどで中の湯温泉の少し上の駐車場に下山しました。

駐車場あたりの紅葉がとってもきれいでした。


ちょうど下山してきたおじさんに車に乗せてもらって、
お勧めの日帰り温泉に連れて行ってもらいました。
この方は、この近くでスイカを作っているとか…
このあたりは「シナノスイート」というブランドリンゴの産地で、
リンゴの直売所(恋人の丘サラダマーケット)にも連れて行ってくれました。、
ザックにいっぱいリンゴを買った帰りました。
甘くて美味しかったです。
今度車で行ったときは、ぜひまた立ち寄りたいです。

松本電鉄の波田駅まで送ってくれたので、そこから松本へ出て
夜行バスまで松本で時間つぶし、松本城のライトアップを見たり


手打ちそばを食べたり、熱燗で一杯飲んだり、
ちょっとした旅行気分を楽しみました。


前日の上高地
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秋の上高地

2014年10月29日 | 山のはなし
2014年10月24日(金)

一人で上高地に1泊して、のんびり穂高の眺めを楽しんできました。
というのはうそで、北アルプスでただ一つの活火山焼岳に登ってきました。、
焼岳は、まだ登っていない百名山の一つでこれで60山となりました。

大阪7時50分発の高山行高速バスに乗車、新穂高行きの路線バスに乗り、
平湯で上高地行に乗り換えます。
大正池で降車して、上高地まで散策します。大正池に着いたのが15:20です。

大正池から見た穂高連峰、昔は立ち枯れの木が池の中にたくさんあったのですが、
もう一本もなくなっていました。池も水が少なくなって川のようです。

遊歩道を田代池のほうに歩きます。
平日にもかかわらず人が多いと思ったら、中国人の観光客の団体で
せっかくの静かな散策道なのに、中国語がうるさかったです。

田代池もう紅葉が終わっていました。


青空に映える穂高連峰
①西穂高岳独標、②西穂高岳、③天狗岩、④奥穂高岳、⑤吊尾根、⑥前穂高岳、⑦明神岳主稜、⑧明神岳東峰


田代橋16:00


河童橋から見た梓川と穂高連峰


今日の宿泊は上高地アルペンホテルです。

河童橋から5分ほどの山荘風の素敵なホテルです。

個室は結構いいお値段なんですが、ハイカーズベッドというのがあって、
1泊9280円(税込)で泊まることができます。
2段ベッドの10人部屋でしたが、女性4人だけでした。
もちろんお食事もハイカーズ食です。

あと2500円出すと、個室と同じお料理にランクアップできますが、
明日は登山ということで、控えめの食事にしておきました。

朝食は7時からだというので、お弁当に変更してもらいました。


今日は夜行バスで帰るのでゆっくりの出発でよかったんですが、なぜか早く起きてしまいました。
山やさんの習性でしょうか!

翌日の焼岳に続く
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剣山

2014年10月23日 | 百名山登山
2014年10月18日
久しぶりの狩場メタボ隊のリクエスト剣山に登ってきました。
標高1955m、四国に2つある百名山の一つです。
徳島自動車道の美馬ICで高速を降りて標高1470mまで車で上ります。
そこからリフトで約300m上り、歩いて登るのは時間ほどです。


リフト上部からの眺めですが、紅葉はぱっとしません。

尾根コースを登ります。刀掛の松で休憩、


歩きやすい道なので、メタボ隊も足取り軽いです。


山頂手前の山荘、売店や食堂、トイレ、宿泊施設もあります。


そのせまい階段を登ると山頂へ続く木道にでます


広い木道を10分ほど歩くと山頂です。こんな幅の広い木道初めてです。


山頂で記念写真


次郎ぎゅうまでは、1時間ほどなので縦走している人もいます。


私たちは山頂手前の木道テラスでランチタイム


下りは道を変えて、リフトに乗らずに歩いてみました。


山頂を振り返ると紅葉がきれいでした。


帰りは淡路SAで明石海峡大橋のライトアップ眺めます。
淡路側からは神戸の夜景もきれいです。


今回は歩いたのは3時間ほどでしたが、家から登山口まで往復7時間
高速を下りてから、登山口までの1時間半の車の運転が、今回の登山の核心部でした。
タマちゃんご苦労様でした!



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水晶岳と笠ヶ岳(その3)

2014年10月02日 | 百名山登山
9月13日(土)のち霧

【3日目】 三俣山荘5:00…三俣蓮華岳6:10…双六岳7:40…双六小屋9:10/9:30…弓折乗越10:30…大ノマ乗越…秩父平…笠新道分岐14:45…笠ヶ岳山荘16:20
昨日は水晶岳まで往復でかなり疲れました。
今日も笠ヶ岳まで長い道のりです。
午前5時出発、あたりは明るくなっていてヘッドランプはいりません。
日が上り、三俣蓮華岳に朝日があたります。


1時間ほどで三俣蓮華山(2841m)到着、

少し雲が多めですが、遠くの山までよく見えています。

すぐ横の黒部五郎岳、ここもまだ登っていない百名山です。
来年あたり来たいです。


昨日登った鷲羽岳、


これから歩く双六岳への稜線と、今日の目的地のはるかかなたに、笠ヶ岳です。


双六岳への道は、前方左に槍穂高を、そして右に笠ヶ岳を眺める展望の良い快適な稜線です。


後ろには昨日歩いた裏銀座の稜線が見送ってくれています。


1時間30分ほど稜線歩きを楽しんで、双六岳(2860m)に到着しました。


正面に槍を見ながら40分ほど急降下すると双六小屋です。


小屋のあたりまで来ると、連休の初日ということでだいぶ人が増えてきました。
初日はガスって見えなかった槍穂高もよく見えます。
これが西鎌尾根です。


弓折乗越に到着したころに、槍の穂先にガスが出始めました。

ここで偶然、登ってきた山の会のNさんに出会います。

この後笠ヶ岳方面はガスの中に入り、まったく展望が無くなりました。
山は午前中ですね。笠ヶ岳は特にガスがかかりやすいみたいです。
ガスると、景色をみる楽しみもないし、目標もないので、疲れが倍増します。
そんな時目の前を雷鳥が横切りました。


膝の痛みも出てきて、予定よりだいぶ遅れて笠ヶ岳山荘に到着しました。
久しぶりのお天気と連休が重なって、山荘は満員です。
この日は154人宿泊したそうですが、明日は予約だけで180人だとか・・・

9月14日(日)
【4日目】 笠ヶ岳山荘5:00…笠ヶ岳山頂5:20/5:55…笠ヶ岳山荘6:30…笠新道分岐8:00…杓子平9:30…2000mの草付…笠新道登山口13:00…新穂高温泉14:30
今日は笠ヶ岳山頂でご来光を迎えます。
小屋を午前5時出発、小屋の前ですでに穂高連峰のシルエットがくっきり浮かんでいます。


ご来光も期待できそうです。
午前5時35分、槍と保高の間、大キレットのあたりから日が上ります。


ご来光を受けながら山頂写真を撮ってもらいました


山頂でご来光を拝む人たち


遠く南アルプスの向こうに富士山も見えます。


一生のうちにそう何度も出会えない素晴らしいご来光でした。

名残惜しいですが、今日は下山です。真下にテント場が見えます


笠新道分岐まで何度も笠ヶ岳を振り返りながら歩きます。
昨日はガスで全く見えなかった笠ヶ岳の姿、堂々として風格があります。




杓子平から見える最後の笠ヶ岳、この後は尾根に隠れて見えなくなります。


槍穂高周辺はずっとヘリコプターが救助にせんかいしていました。
連休また事故があったのでしょうか?


予定よりも1時間ほど遅れて笠新道登山口到着。もう膝は限界にきていました。


ここで笠ヶ岳山荘に泊まっていた男性に出会いましたが、その人は
「笠新道は膝を痛めるから小池新道から回ってきた」と話していました。

ここからも林道が1時間ほどありましが辛かったです。

帰ってから、膝パンパンに腫れ、水20cc抜きました。
よく自力で下山できたものでした。

しばらく山はお休みになりそうですが、
素晴らしい山行ができて、大満足です。

水晶岳と笠ヶ岳(その1)
水晶岳と笠ヶ岳(その2)
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