ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

高見山:樹氷ハイク

2015年02月24日 | 山のはなし
2015年2月18日(水)曇り時々雪
奈良県と三重県の県境にある高見山(1249m)は関西のマッターホルン?
と言われる秀麗な山容をしています。
周りに高い山がないせいか、冬は樹氷がすばらしく、たくさんの登山者が訪れます。
混み合う土日を避けて、平日お休みできる女子4人で樹氷を見に行ってきました。
ところが数日前から気温が高く、おまけに前日は雨。
あいにくのお天気で、樹氷は期待薄です。
予想通り奈良県に入ると、今にも雨が降りだしそう。
樹氷がないなら大峠(高見峠)まで車で上がって楽しよう、と旧道を車で上りました。
ところが旧道に入ってすぐがけ崩れのため通行止め、
しかたないので、引き返して杉谷登山口の路肩に車を止めます。

杉谷登山口はまったく雪はなく、樹氷など望めそうもない様子です。

小峠に着くとうっすらと雪が積もっています。
大峠にいく登山道も崩落して通航止めです。

大峠へ行くのはあきらめて、小峠からピストンすることにします。
急登を30分ほど登ると尾根にでます。この辺りからちらっと樹氷も見られます。

ここでアイゼンを装着。初めての人もいてもたつきました。
樹氷の花に、初めてみたYさん感激!
食べたら、「かき氷みたい!」と大喜びしています。

登るにつれて樹氷は大きく育っています。

ガラス細工のような美しさにうっとり、登り辛さも忘れます。

尾根に出て1時間ほどで避難小屋に到着。
この裏がすぐ山頂です。平日というのに団体が来ていたので、
避難小屋で先に昼食にします。食後は御ぜんざいをいただきました。

食事をしている間に団体さんも下山して行き、静かになったので山頂へ。


写真を撮ったら下山です。避難小屋横はすごい風で、樹氷が育っています。

樹氷を見ながらゆっくり下山





小峠までノンストップで下りました。

小峠からは杉谷まではやはり雪がありません。
冬靴にはしんどい道です。
午後2時半登山口に下りてきました。
帰りは「たかすみ温泉」に立ち寄り湯、ヒノキの湯船で温まって帰りました。
平日は山も温泉も空いていて、ゆっくり山を楽しめました。
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比良山系/権現山~蓬莱山

2015年02月11日 | 山のはなし
2015年1月31日(土)
山の会のスノーハイク講座実技Åコースのリーダーを頼まれた。
10人ぐらいだろうと思っていたらなんと、受講生9人、総勢19人です。
多人数でJRとバスを乗り継いで行くのは大変だと、
Mさんがマイクロバスをチャーターしてくれました。

午前9時過ぎ、平バス停に到着。寒波襲来で村はすっかり雪景色でした。

林道に入るとすぐスノーシューやワカンを装着します。
初心者集団ですから、なんやかんやとトラブル続出
やっと装着して歩きだします。

途中標識があって、そこから山道に入ります。
幸い、トレースがありました。

杉の植林帯は、直登するので急登です。
スノーハイキングというには急すぎます。

12時権現山に到着。
何も見えませんが、そんなに風もなく、青空ものぞいています。

権現山からはトレースが無くなりました。先行者は下山したのでしょうか?

30分ほどでホッケ山山頂、このころはかなり風雪がきつくなってきました。
少し下ったところで、ツエルトをかぶってお昼休憩します。
ホワイトアウトの中、コンパスで方向を確認しながら進みます。
広い稜線で多少ルートを間違えたりしましたが、
やっと小女郎峠に到着します。

ここから蓬莱山までが、北斜面になるようで、暴風雪になって、
メガネは凍るに、顔を凍てつくし、前の人について必死で歩きました。
やっと霧の中にスキー場の明かりが見えたときは、ホッとしました。
蓬莱山はスキー場の最上部になります。リフトは悪天候によりすべて運休していました。
スキー場のパトロール隊が誘導してもらって下山することになりました。
しばらくするとスノーモービルがやってきました。

スノーモービルも見失いそうな悪天候です。
ゴンドラを予約していたので、スキー場では私たちのことを心配していたそうです。
「引き返したかと思ったけど、よう着たな~」
と言われました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

には厳しい山行となってしまいましたが、
皆さん良い経験になってと喜んでくださいました。
お疲れ様でした
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