ユコリンのさんぽ日記

山歩き大好きなユコリンの日記です。
※コメントは承認制です。
多少のタイムラグをお許しください。

高天原~双六~新穂高(2)鷲羽岳

2011年08月21日 | 百名山登山
8月12日(木)晴れ
高天原山荘6:00~岩苔乗越9:20---鷲羽岳11:50/11:20---三俣山荘12:50---三俣蓮華岳14:00---双六岳15:45---双六山荘16:30
やった~!今日は朝から快晴だ!
小屋の前には昨日雲で隠れていた水晶岳がそびえている。

高天原から岩苔乗越むかう。
昨日の団体さんがお勧めしてくれた水晶池に立ち寄る。
まだ日が昇らず、池に写る水晶岳が暗くてもう一つだった。(写真なし)
樹林帯を抜けるとお花畑が広がっていた。

クルマユリ、ハクサンフウロウ、ヨツバシオガマ、ハクサンイチゲ、ウサギギク、
色とりどりのお花が咲いている。振り返ると薬師岳が大きい。
人も少なくのんびり写真をとりながら歩く。
岩苔乗越到着。左ワリモ岳~鷲羽岳に向かう。
正面に見えるのが三俣蓮華岳

30分ほど登ると最初のピークワリモ岳到着。

左から雲ノ平、薬師岳、水晶岳、
水晶岳は百名山なので、荷物を置いて往復する人もいる。

↓鷲羽岳までは少し下って登り返す。




鷲羽岳山頂222924.2mは360度の展望、快晴だ
東には北鎌尾根から突き上げる槍ケ岳とそれに続く穂高の険しい峰峰


西には雲ノ平と黒部五郎岳、三俣蓮華岳など黒部原流を取り巻く優しい山々
南に三俣山荘と三俣蓮華岳、双六岳、その向こうに、笠が岳が見える。

笠が岳はこちらから見ると三角形にとんがっている。
あまりの絶景に30分以上も居て遊んでしまった。

三俣山荘までは1時間の下り、振り返ると鷲羽岳は結構りっぱな山だ

三俣山荘前でガスコンロで湯を沸かしカップ麺を作って食べるが…

三俣蓮華山頂から黒部源流と水晶岳

双六岳登りにでおなかが痛くなってしまった。
お昼のカップ麺がよくなかったようだ。
なにやかんやで小屋に着くのが4時30分になってしまったけど
お腹のほうも、なんとか収まって、生ビールで乾杯

明日は下るだけです。

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折立~薬師沢~高天原(1) 8/9夜~8/13

2011年08月19日 | 山のはなし
前から行きたかった秘境の温泉へ入りに行ってきました。
相棒がヘルニアで今年は夏山は行けないというので、
思い切って1人で行ってきました。
ドキドキ、ワクワクでした。
1日目:8月9日(火)午後10:00大阪発
大阪~富山の夜行バスは満席でした。
3列シートでゆっくり5時間は熟睡できました。

2日目;8月10日(水)晴れ時々曇り
折立8:40---第一展望台10:15---太郎平12:50/13:15---薬師沢小屋15:00
折立登山口からは樹林帯の中をもくもくと登る。
小屋泊まりで荷物が軽いせいか、まずまずのペース。

第一展望台から薬師岳が見えた。


ここから展望が開けるが、日差しを遮る木が無くなって、直射日光が暑い。
バスが時間調整とかで立ち寄った有峰湖が見える


登山道脇には終わりかけのニッコウキスゲ咲いている。


予定通り昼ごろ太郎平に到着。
薬師岳にはガスが出始めたが、もっこした雲ノ平、その向こうに水晶岳、鷲羽岳、
右手すぐに北の俣岳、黒部五郎岳、パノラマ写真でどうぞ!


水晶岳と鷲羽岳


太郎平と太郎平小屋


結構な急斜面を薬師沢へ下る。急に人が少なくなる。
しっかり2時間あるいて、やっと薬師沢小屋に到着。
空いていて、2畳スペースに1人でゆったりしていた。

夕食は豚バラ煮、野菜の煮物もあって、最近の小屋食は美味しい

夕方雨が降り出していたが、夜には上がってくれた。

3日目;8月11日(木)曇り
薬師沢6:00---高天原峠10:00---高天原小屋11:30 午後竜昌池散策と温泉
晴れていたら雲ノ平経由でもいいかと思っていたけど、
山はガスで隠れていたので、大東新道を行くことにする。

小屋の前の橋を渡って、梯子を下りるとすぐ雲ノ平と大東新道との分岐がある。
そのまま河原を歩く。赤いペンキが所々つけてあって迷うことはない。

A沢を横切ると10mほどへツリがある。
すべり落ちないように木や鎖が付けてある。ありがたい。
1時間半ほどでB沢に着く。
ここから川から離れて、急斜面を登ったり下りたり、
沢をいくつか渡って、高天原峠で雲ノ平からの道と出会う。
ここまで出会った人は3人だけだった。
熊鈴を鳴らしながら歩いた。熊にだけは出会いたくない。
1時間程で高天原小屋到着。二十数年前に来たことがあるのだが、だいぶ綺麗になっているようだ。

ビールを買って、いざ、今回の目的地高天原温泉へ!
15分ほど下ったところに、汚い小屋のような建物が…
これが女湯、その奥が男湯のようだ。河原に小さな露天風呂もある。

温泉は誰もいなかったけど、先に竜昌池へ行ってみる。往復40分
↓静かなところだが、たいした池ではなかった。


温泉に戻って1人ゆっくりつかる。
女湯は「ここまでしっかり隠さなくても」と思うほど、簾で囲ってある。
女湯
河原の露天風呂
6人の団体さんが入ってきたので、遠慮して早めに上がる。
河原でビールを飲んでいると、団体さんはもう出てきて、帰っていった。
小屋に戻ってもすることもないし、もう一度ゆっくり入る。

2畳ほどの穴蔵のようなスペースに1人だった。暗いので7時ごろから熟睡できた。
温泉に入って疲れが取れたのかもしれない。
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尾瀬沼~尾瀬ヶ原(7月29日夜~30日)

2011年08月06日 | 山のはなし
あるハイキングクラブのバスツァーに中年夫妻2組4人でと参加してきました。
前々から楽しみにしていたのですが、出発前からこの地方だけに集中豪雨。
そして私たち尾瀬沼から尾瀬が原へ歩いた30日は大雨洪水警報がでて、
川が氾濫して流された人もでるほどの災害となっていたのでした。

私たちはそんな警報が出ているとも知らず、雨の中を歩いてきました。
歩き初めは小ぶりでしたが、尾瀬沼に着く頃はかなりの雨脚に…

↑沼尻小屋

木道も水没、足首まで水に浸かってわたります。
ここで滑ったら、やばい!
慣れない3人は木道で次々転んで、大笑い もうやけくそです!
びしょぬれになりましたが、なんとか無事元湯山荘到着です。
小屋は当然私たちツァーの貸切でした。こんな日に来る人いない!

夜半はかなり激しく雨が降って、雷もなっていたようでしたが、
出発する頃には上がり、至仏岳や燧ケ岳も見えてきました。
鳩待峠へ向けて、これまた貸切の尾瀬ヶ原気分よく歩きます。


竜宮小屋は床上浸水しています。あちこちで木道が流されたそうです。
「鳩待峠への道が土砂崩れでバスが通れなくなっている、
尾瀬に通じている道は、私たちが来た大清水からしかない。」
と小屋の人が教えてくれました。戻るしかないようです。
登りでしんどかったけど、雨も上がってくれ、
昨日見る余裕のなかった尾瀬沼の風景や花を見ることができて、
まあよかったとしましょう!

尾瀬沼

満開のキンコウカ

終わりのニッコウキズゲ
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